開拓者と共に戦う、心強い相棒(パートナー)。 開拓者は依頼において、自らの力のみで達成が困難であった場合や、他開拓者と連携の上で距離を置き、個人での行動が重視される状況になった時、時に相棒の力を借りて依頼を達成する。 特に空戦の必用から各人が龍を初期においてまず保持する傾向があるが、強力なアヤカシとの戦闘時など、各人を補助する場合においては、騎乗系以外の相棒も重要性が色濃くなる。 相棒に関する総論はこちらの天儀の生物をご参照ください。 【相棒進化】 相棒進化とは、十分な経験を積んだ相棒を強化する為の手段です。 相棒の種類によって、厳密には強化や改造といった物もありますが、用語としては進化と総称されます。 グライダーやアーマー等の機械系相棒は、パーツを変更する事によって、強化される場合があります。 進化相棒の多くは進化前の相棒と外見や身体特徴については大きな変化がありません。 また、一部の相棒については進化に伴って形状や能力が変化し、名称が変わります。 相棒によっては姿が変わらず、能力だけが変化する場合もります。 いずれも、数々の長い経験によってなせるものです。 詳しくは下記リンクをご参照ください。 ○進化後の相棒達はこちらから確認できます。 ※ 乗員の記述にある(+1)の表記は普通に飛行、移動する分には問題ない人数です。 ただし、戦闘行動に大幅なペナルティ(-3~-5R)を受ける他、身体さばきや移動速度に関するスキルは 基本的に効果を発揮できません。 |
■鋼龍(コウリュウ)攻撃:○ 防御:◎ 速度:× 上限レベル:99 知能:獣 寿命:80歳 全長:5.0 体重:150kg 最高速度:30km/h 乗員名:1(+1)名 生体騎乗系相棒 耐久力と持久力に優れる甲龍の進化系。 成長と共に生成される硬質の鎧はより頑丈となり、一種の全身鎧を形成する。この「鎧」は練力による加護も得ており、防御力に優れるのみならず、呪文や特殊能力に対する高い抵抗力も発揮する。 戦闘手段は物理攻撃が中心であるが、精霊力や練力を展開して自身や騎手を保護することもできる。 足の遅さという弱点を補ってあまりある耐久力を持ち、温厚な性格もあって戦場における信頼性がもっとも高い龍の一種である。 イラスト:榎 |
■ジライヤ(自来也)(上級)攻撃:○ 防御:○ 速度:△ 上限レベル:99 知能:人 寿命:100歳 全長:3~4m 体重:180kg 最高速度:25km/h 消費練力:5/1T 精霊召喚系相棒 陰陽師がつくりあげた召喚符に封じられた巨大な蛙の中で、経験を積んだ強力な個体。 召喚中は召喚者の戦闘ステータスにジライヤの戦闘ステータスが加算されるが、1ターンにつき召喚者の練力5を消費する。 また、召喚者は常に練力を符に送り続ける詠唱を続けなければならないため、通常移動や回避以外の行動をとることはできない。 高い攻撃力と底なしの生命力を持つと同時に、見かけによらず人間並の知能を持っている。 やや外見が奇異にうつることを除けば、あらゆる場所で強力な助っ人となるだろう。 イラスト:稲田オキキ |
■天火燐(テンカリン)攻撃:◎ 防御:× 速度:△ 上限レベル:99 知能:獣 寿命:50歳 全長:0.5~1m 体重:1kg 最高速度:60km/h 生体自立系相棒 ケモノである鬼火玉の進化系であり、精霊との境界線上に位置する。 厳密にはケモノとして分類されるものの、もはやその実態は一種の精霊に近く、鬼火玉と比べても小型化の傾向があり、なおかつ重さは無きに等しくなる。 飛行能力に制限はなくなり、戦闘能力や取得できる術もより強化されているが、一方で性格面では多少人と距離を置くようになり、人懐こかった鬼火玉も、成長するに従って野性味を取り戻していく。 外見的にも、角を失って不定形の度合いを強めていく天火燐は、そうして純然たる炎の精に近づいていくのである。 イラスト:昴聡介 |
■土偶ゴーレム(ドグウゴーレム)(上級)攻撃:○ 防御:○ 速度:× 上限レベル:99 知能:人 寿命:30歳 全長:1.5m 体重:80kg 最高速度:20km/h 精霊自立系相棒 素焼きの身体に宝珠を埋め込み、その中に意思を封じこめた相棒。その中でも、より経験を積んだ強力な個体。 動力としての宝珠と身体の接合はカラクリ技師によって行われている。 素体が焼き物なので動きが遅く、命中や回避は低いものの、硬い防御力となかなかの力強さを発揮する。 ただし、戦闘能力は高いが成長限界は早い。 知能は高く社交的で、危険にも物怖じしない。 人語を理解し殆どは会話も可能だが、なんだか妙に訛った話し言葉の者が多い。 イラスト:稲田オキキ |
■すごいもふら(もふらさま)攻撃:× 防御:○ 速度:× 上限レベル:99 知能:人 寿命:120歳 全長:0.5~2m 体重:40~150㎏ 最高速度:20km/h 精霊自立系相棒 天儀において神のつかいとして大切にされている精霊の中で、経験を積んだ(らしい)個体。 外見から想像される通り速度はゆっくりとしているものの、意外に力持ちであり荷車と繋げば多くの荷物を運ぶこともでき、ゆっくりとした旅や、重い物を運ぶ際に活躍する。 また、草食で美味しい食べ物が好きだが、とはいえ実際には雑食でなんでも食べるので、農耕用としても重宝されている。 人間並みの知能を持ち良く喋るが、基本的に怠け者で戦闘でもあまりやる気は見せない。 イラスト:けけろ |
■滑空艇改(グライダー)攻撃:× 防御:△ 速度:◎ 上限レベル:99 知能:無 寿命:- 全長:3.4m 体重:40㎏ 最高速度:100km/h 乗員:1名 無機物騎乗系相棒 飛空船と共に発展した個人乗りの小型飛空艇を、より乗り手に合わせる形でカスタマイズしたもの。 軽量であり、短時間での戦闘を主としている為に積載量も少ないが、龍よりも手軽に利用できる安全な交通手段として、主に長短距離の書類輸送や飛空船が着陸できない地点の偵察などに利用されている。 個人でも気軽に所有できるが、前述の通り長距離を移動する能力は持たず、全力可動は概ね30分程度を限界とする。一方、滑空を生かした巡航モードであれば数時間程度飛行可能。 癖や扱いの慣れはレベルに比例し、より性能を発揮できるようになる。 グライダーは持ち主に合わせて調整する事によって100%の性能が発揮されるものであり、持ち主以外が操縦した場合、レベル1として扱われ、スキルを発動できなくなるなど、性能を十分に引き出すことができなくなる。 イラスト:Kuratch! |
■宝狐禅(ホウコゼン)攻撃:○ 防御:× 速度:◎ 上限レベル:99 知能:人 寿命:40歳 全長:0.2~3m 体重:0~1㎏ 最高速度:60km/h 消費練力:5/1T 召喚精霊系相棒 管狐の進化系。 普段は直径数センチほどの宝珠に封印されており、召喚時も、大きさは約20cm~3mくらいまで自由自在である。人語を解し口達者で、傲慢、高飛車な性格の傾向が強まり、まるで開拓者の主人であるかのように振る舞い、十分な信頼関係を築けねばまともに命令を聞かないという。 尾の数は最低三本で、成長の度合いによっては最大で七本にまで増えていく。 戦闘では豊富な精霊魔法のみならず一部瘴気を操る術も駆使し、志体と同化することでその戦闘能力を大幅に高めることもできる。 イラスト:深海バニラ |
■戦馬(せんば)攻撃:△ 防御:△ 速度:○ 上限レベル:99 知能:猿 寿命:20歳 体高:2~3m 体重:400~600㎏ 最高速度:80km/h 乗員名:1(+1)名 生体騎乗系相棒 天儀に生息する霊騎のうち、高い戦闘能力と飛行能力を獲得したもの。 姿は一般的な霊騎や馬と大きな違いはないものの、新たに飛行能力を獲得しており、足元に煙とも雲ともつかぬものを生じさせて飛翔する。ただし地上での走破性は従来と変わらず、陸戦も得意とする。 霊騎の性質を強く受け継いでおり、勇敢かつ温厚な性格で扱いやすい。持久力や馬力に優れ、控えめだった戦闘能力も十分な伸びを見せている。 霊騎は農耕や輸送にも幅広く利用されているが、戦馬は霊騎ほどの数が見られないため、軍馬として、あるいは輸送であっても早馬など利用範囲は限られてくる。 イラスト:わたりとおる |
■羽妖精(ハネヨウセイ/フェダーフィー)
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■破龍(ハリュウ)攻撃:○ 防御:△ 速度:◎ 上限レベル:99 知能:獣 寿命:80歳 全長:4m 体重:140kg 最高速度:70km/h 乗員:2名 生体騎乗系相棒 地上走破性に優れた走龍の進化系。 各国の平野部などにおいて、大きな群れをまとめあげるほどの実力を持つ。 鋼のような健脚を誇り、その圧倒的加速力は並みの走龍を遥かに突き放す。持久力と衝撃力にも優れ、それらの能力は重装備で固めた重装騎兵などに活かされる。 退化した翼が高所からの滑空や跳躍程度にしか役に立たないのは同様であるが、硬い骨から形成される鋭い刃は金属製の鎧やアヤカシの装甲すらも切り裂く。 非常に獰猛な性格は変わらぬものの、一度築かれた信頼関係はそう簡単に崩れないことでもよく知られている。 イラスト:獣道 |
■アーマー「火竜」改攻撃:○ 防御:○ 速度:× 上限レベル:99 知能:無 寿命:- 全長:4.2m 体重:800kg 最高速度:60km/h 乗員名:1(+1)名 無機物騎乗系相棒 消費練力:3~6/1T 「遠雷」とは大きく異なる構造を持つ機体。 練導機関の高出力化と機体構造の強化に重点を置き、「大出力・重装甲・高機動力」の三点を揃え、性能全体は攻撃兵器・防御支援兵器としての性格を前面に押し出している。そういした設計から、反面で運動性は低く小回りは利かないなど、汎用性に劣る面があり、帝国での正式採用は見送られている。 フレームに装甲を被せる構造により、関節の耐久性上昇、対衝撃性能と積載力を獲得しているが、機体重量はアーマーの約二倍にも達する。 操縦席はオープントップ形式だが、別途装甲を施すこともできる。脚部は大型の逆関節、腕部はクロー型が標準であり、遠雷や人狼などの人型を前提としたアーマーとはかけ離れたデザインとなっている。 1ターンにつきアーマーの練力3(騎士以外は6)を消費する。 イラスト:草薙蝶炎 |