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【国の概要(情勢など)】
  サムライの氏族が発展して形成された国家。
国内最大の氏族であり、すでにその力は朝廷を凌いでいる。
巨勢王は、最初に王を名のった氏族長であり、傘下には300を超える小氏族を従えている。
自らの力を示すことを至上の命題としており、時折兵団を率いてアヤカシの討伐作戦や、嵐の壁への突破作戦などを展開している。

天儀本島最大の国家であり、その勢力の合計は他国を大きく凌駕する。
魔の森の侵食面積も他国と比べて少ないが、全体的に土地は痩せ気味であり
農耕地というよりも鉱物の産出地帯といったイメージが強い。
とはいえ、天儀本島の1/3の面積をしめるので中には豊かな穀物地帯も存在する。

【国王説明】
巨勢(こせ)王
本名:巨勢 宗禅(コセソウゼン)
年齢:53歳  性別:男  クラス:サムライ

天儀本島においても最大の豪族である、巨勢を率いる国王。
赤褐色の肌をしており、別名「赤入道」と呼ばれている。
豪胆かつ豪快な性格を保持しており、気に入らないことがあれば
配下を従えて太鼓を鳴らしながら不満を声高に叫び、ともすれば武力で威圧する存在として、周囲からは最良で迷惑がられ、最悪の場合は宿敵として認識されている。
一見すれば無能な君主にも見えるが、その裏表のない性格と部下への厳しさの反面、
身内を思いやる心は人心を掴んでおり、配下には彼のためであれば命を捨てることもいとわない優秀な配下がついている。

【主な都市】
此隅(こすみ)
巨勢の都。山合いの土地にあり、町自体はそれほど広範にわたってはいないが、鉱山街として栄えている。
【その地域独自の物・組織・建物など】
生産
・養蚕が盛んであり、絹糸を使った紬やちりめんの布が特産。着物に関してもそれらを利用した丈夫なものが多く、サムライに好まれて使われる。
染め付けも行われているが、女性用の華やかなものは理穴からの輸入に頼っている。反対に染め付け前の布地は理穴への輸出品。
麻についても山地で栽培されており、重要な産業の一つに数えられる。
綺麗な反物は高価であり、武天内では資産としても通用している。

・鉱山で産出された貴石などを使った装飾品の生産も盛んである。

その他
・此隅内では剣術指南の道場が盛んである。

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