【国の概要(情勢など)】
神々の代弁者として、太古より朝廷に仕えていた神官組織が独立して氏族をなしたもの。
布刀玉氏は朝廷の祭祀を一部行う役所でもある為、完全な独立組織とは言えず、王朝直轄の氏族として力を為している。
しかし持つ力は確かなものだからこそ、候と言う立場にありながらも他国へ与える影響は比較的大きいのも事実ではある。
中央の巨大な三位湖(さんみこ)のめぐみによって支えられた、天儀において最も豊かな国家である。
アヤカシの被害も辺境においては深刻であるが、中心部においての被害は小さい。
【国王説明】
名前:布刀玉(ふとだま)
本名:上に同じ
年齢:13歳 性別:男 クラス:巫女
名前:香香背(かがせ)
本名:上に同じ
年齢:13歳 性別:女 クラス:巫女
朝廷の祭祀を一手に執り行う神官組織の長に最近ついた兄妹。
こと祭祀に関しては年齢を感じさせないほど落ち着いた性格にて執り行うが、
街中を走っている姿が目撃されるなど、実際のところは2人揃ってかなりのじゃじゃ馬である。
石鏡の国王選出は世襲ではなく、指名制ではあるが、選ばれた2名の年齢が若すぎることから、二人は傀儡であり、実質的な支配者は内部に存在するのではないかといわれている。
【主な都市】
安雲(アズモ)
石鏡の都。精霊が還る場所として巨大な遺跡が存在しており、都自体が遺跡のうえにたっている。
【その地域独自の物・組織・建物など】
安須神宮(あすじんぐう)
すべての精霊が生まれ、還ってくると伝えられる場所。多くの巫女が勤めており、国王もここに在している。
●その他、主要都市部等
・伊堂(いどう) 場所:三位湖の北側
古くに神託を受けたと伝えられる神殿を抱える、石鏡で最も古い歴史持つ都市。
その内部は常に厳かで敬虔深い人々が多いが、
歴史ある神殿に今も眠る財宝を求めて一攫千金を狙う荒々しい盗賊も多く、揉め事が絶えない。
・陽天(ようてん) 場所:都側
各地の特産品を多く揃えた商業都市で観光名所の一つ。
常に人が多く賑やかで活発な場でもあるが、
それ故に石鏡で一番に犯罪が多い街とも言われており、その対応には国も頭を抱えている。
・歴壁(れきへき) 場所:遭都との境界
石鏡が持つ一番に大きな街道を守る関所を唯一持つ、殆どの旅人が先ず通る街。
また石鏡の名物の一つでもある良質な温泉を備えた憩いの街として有名。