▼開拓者概論 | ||
開拓者ギルドは天儀王朝の勅命によって成立した組織であり、世界各地の開拓者ギルドも、王朝の認可を受けて設置されています。 天儀は古くからアヤカシによる脅威を受けており、私兵、傭兵集団が欠かせないものとして発展してきました。 ところが、各王国や有力領主が強力な私兵を囲い込む一方で、多くの傭兵や私兵の士気や練度はお世辞にも高いとは言えず、強力なアヤカシや山賊を前に逃亡する事は日常茶飯事で、たちの悪い傭兵にもなると雇い主を殺害してしまう事件まで発生し、彼等傭兵の横暴は治安に深刻な影響を及ぼすようになります。 また、王朝が宝珠の存在を公のもとに知らしめて遺跡を開放せんとした時、王朝直轄であった遺跡を探索するのは誰か――どの氏族に属する者かといった、政治力学的な問題に直面。特定の氏族が特別に強大となる事を嫌った当時の王朝は、表向きだけでも王朝の直轄で遺跡探索を実施する事を決定します。当初は、この異例の決定に各国国王からの強い反発が予想されましたが、裏で何らかの取引でもあったのか、普段であれば軍勢を引き連れて都にまで乗り込んでくる武天王までもがこれを黙認。 天儀962年、名実共に、開拓者ギルドと開拓者の存在が認められました。 |
▼開拓者の特性 | ||
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▼開拓者の義務と権利 | ||||||||||||||||||||||
開拓者ギルドと契約を交わした志体、つまり開拓者は何点かの義務を負う代わりに、多くの特権を得ています。 これらは、開拓者ギルドの持つ特殊性と、開拓者の殆どが志体である重要性を鑑みて各国から認められている権利ですが、一方で天儀王朝自身の衰退もあって、これらの権利はしばしば侵害されています。
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▼開拓者とクラス | |||||||
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▼開拓者の種族 | ||||||||||||||||
前述の通り、開拓者とは氏族の縛りからやや逸脱した存在であり、実力主義的な評価が広く受け入れられています。 一般に、外見や出自、年齢、性別といった事柄や、そして種族による強い縛りも存在しません。特定種族に対する嫌悪感を露わにする人々も決して居なくはないでしょうが、比較的少数でしょう。 ここでは現在登録可能な種族について紹介をおこないます。 ■亜人種について 亜人とは、天儀における圧倒的多数派である人間とは少し違った身体的特徴を持つ人々の総称です。 都会ではそこそこ見かけても天儀全体に広く分布している訳ではありませんので、地方に行けばやはり珍しがられます。 彼らは人間との間や、違う亜人同士の間にも子を成すことができます。 そのパターンは、猫系獣人同士であれば猫系の獣人しか生まれず、一方、別種の獣人同士の場合は、子供はどちらかの特徴を強く受け継ぎ、各種族の特徴を併せ持つことはありません。 例えば猫と竜であれば、猫竜それぞれが生まれる可能性は等しく50%。猫竜ハーフと竜の子供(クォーター)の場合は猫1:竜3の確率となります。竜の鱗と猫の尻尾を同時に持って生まれることはありません。 獣人はそれぞれ、天儀では「神威人(神威族/カムイビト)」、泰では「猫族(ニャン)」、アル=カマルでは「アヌビス」と呼ばれています。ジルベリア土着の獣人は存在せず、極々一部に、天儀や泰から渡ってきた獣人が生活している程度に留まります。 また、アル=カマルにはエルフと呼ばれる人々が存在する他、近年、天儀でも修羅と呼ばれる一族が残っていたことも明らかになりました。
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▼獣人の外見特徴 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・現在認められている獣人 大別すると、おおよそ以下の獣人を申請可能です。 架空の動物をベースとした獣人、例えば「アヤカシの獣人である」や「鵺の獣人だから様々な動物の要素を持っている」等の設定については認められません。 これ以外の獣人については、おおむね陸上哺乳類、爬虫類、鳥類を基本としています。 ・哺乳類 犬、狼、狐、狸、猫、虎、獅子、兎、鼠、熊、牛、豚、馬など。 ・爬虫類 蛇、トカゲ、亀、竜など。 ・その他 一角獣、猿、蝙蝠、鳥など。 ■外見のガイドライン 獣人の外見には、WT6(BNO)ほどの自由度は設定されません。 一般的に、獣人の殆どは獣耳と尻尾を持ち、一部は鼻頭が黒ずんでいたり、肉食獣や龍の場合は鋭い牙(八重歯)が生えている程度です。 以下の各種設定には標準設定があります。 標準設定とは、PL側の指定が無い、BUが無いといった場合に備えての設定であり、PL側から特に指定が無い限り標準設定を基準に描写します。また、一般的にこちらの標準設定に準ずる獣人のほうが数が多いと考えて頂いて構いません。 「OK」と「NG」は、それぞれどこまでの設定ならば構わないかの大まかな指針になります。 なお、こうした動物的特長は外見的な差異が中心であり、オフィシャルが最初から設定している場合を除き、身体的な有利不利を生じない範囲でしか認められません。例えば、鳥類の羽があるので空を飛べる、猫眼なので暗闇に強いなどの設定は全面的に禁止します。
●特殊な外見 一部獣人は特殊な外見の申請も認められます。
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▼修羅の外見特徴 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■外見のガイドライン 修羅の外見はほぼ人間と差異がありません。 一般的な修羅は、生まれながらに頭部に角を持ち、一部は耳の先端が尖っていたり、鋭い牙(八重歯)、爪が生えている程度です。 以下の各種設定には標準設定があります。 標準設定とは、PL側の指定が無い、BUが無いといった場合に備えての設定であり、PL側から特に指定が無い限り標準設定を基準に描写します。 「OK」と「NG」は、それぞれどこまでの設定ならば構わないかの大まかな指針になります。 なお、こうした設定は外見的な差異が中心であり、オフィシャルが最初から設定している場合を除き、身体的な有利不利を生じない範囲でしか認められません。
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▼からくりの外見特徴 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■外見のガイドライン からくりと人間との外見的な差異は、身体の各関節や部位が別のパーツに別れて、球体状の関節で繋がれたりしています。一般的なからくりの姿は、それに加えて目の下にスリットが入り、身体の一部に小さな紋章が入っています。 からくりは人間そのものではない、古代の技術によって作られた器械人形には違いありませんが、その外見は人間から大きく逸脱することはありません。 標準設定とは、PL側の指定が無い、BUが無いといった場合に備えての設定であり、PL側から特に指定が無い限り標準設定を基準に描写します。 「OK」と「NG」は、それぞれどこまでの設定ならば構わないかの大まかな指針になります。 なお、こうした設定は外見的な差異が中心であり、オフィシャルが最初から設定している場合を除き、身体的な有利不利を生じない範囲でしか認められません。
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