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■オープニング本文 ● 「ほう、アル・カマル」 某お屋敷で、旦那様が立ち上がりました。 「ほうほうほう、新大陸のアル・カマル」 指をわきわきさせて恍惚の笑みを浮かべる旦那様に、前掛け姿の使用人ちゃんたちはびくっ、として身を縮めています。 「何と素晴らしい響き‥‥。きっと、まだ見ぬ書物がわんさとあろうて、あろうて」 くわっと袴を穿いた太ももを上げ、どだんと書物台に足袋の足を乗せては野望に瞳を燃やすのです。 「紀行物に奇天烈本、料理本に人情本、甘味マップにでえとすぽっと、奇書に発禁本‥‥」 ぶつくさぶつくさ煩悩の限りを働かせつぶやく旦那様。 「紀行物?」 「料理本っ!」 「甘味マップ‥‥」 「でえとすぽっと♪」 「‥‥奇書」 「百合本〜」 使用人ちゃんたちはそれぞれピンと来た単語を口にしては、わあって表情を明るくしたり、むふふって猫笑いしたり、とろんと恍惚の表情をしたり、るんるんって両手を頬の横で組んだり、きらーんって眼鏡を輝かせたり、指をくわえてないものねだりをしたり。 「ともかく、アル・カマルがワシを呼んでおる。我が妻よ、留守を頼むッ!」 「しばしお待ちを」 わははー、とすぐにでも出発しそうな書物好き旦那を、いかにもしっかり者然とした妻が止めました。 「梅雨も明けましたし、離れや蔵にしまっております大量の書籍の土用干しの季節でございますよ?」 「使用人とともに、お前に任せるっ!」 「ご免被ります」 すぱっと断る妻。 「なぜに?」 「競馬が私を呼んでおります」 どうやら妻は競馬愛好家のようですね。 「ええい、使用人だけでできぬか?」 「私たちだけでは無理ですよぅ〜」 実は使用人ちゃんたち、本がとっても大好きです。例年、虫干しや土用干しを手伝っても、干そうと手にした書物をついつい開いてしまって、そんでもってそんな気はないのですが文字を追ってしまい、ついにはまったく悪気はないのですが寝そべって跳ね上げた足を気分よく揺らしながら読みふけってしまいまったく作業にならないのです。こんなお屋敷に勤めようという使用人ちゃんたちですから、仕方がないですよね。 「うーむむむ、弱った」 腕を組んで困ってしまう旦那様。どうも自分がそうであるせいか、他人の趣味にはとっても寛容な、いい旦那様であるようです。 と、その時でした。 「ちわ〜っす。旦那は在宅かい?」 何と、熱血貸本絵師こと下駄路 某吾(iz0163)氏がやってきたではないですか。どうやら読者の読みたい本を聞くため、いろいろ交友があるようですね。 「おお、下駄路かっ! よぉきた。土用のウナギ料理を付けてやるから、ぜひ引き受けてくれんか」 「何だ何だぁ?」 そんなわけで、大変な蔵書家の留守中、離れや蔵に並べてあったり行李にしまってある大量の書籍を土用干し(虫干し)する仕事をまかさせる下駄路氏でした。 「まあ、開拓者を雇っても構わん」 「競馬が終わる夕方ごろには戻りますので、最後に土用のウナギを振舞いましょう」 というわけで、土用干しを手伝ってもらえる開拓者が募られるのです。 |
■参加者一覧
秋霜夜(ia0979)
14歳・女・泰
瀧鷲 漸(ia8176)
25歳・女・サ
ラヴィ・ダリエ(ia9738)
15歳・女・巫
ロック・J・グリフィス(ib0293)
25歳・男・騎
紅雅(ib4326)
27歳・男・巫
リィムナ・ピサレット(ib5201)
10歳・女・魔
カメリア(ib5405)
31歳・女・砲
罔象(ib5429)
15歳・女・砲
スレダ(ib6629)
14歳・女・魔
シャハマ(ib7081)
45歳・女・魔 |
■リプレイ本文 ● 「それじゃ、頑張ってむしぼしやるですっ!」 「やるですっ!」 依頼のあったお屋敷で使用人ちゃんたちが怪気炎を上げています。 「急いで干してたくさん読むですよ〜っ!」 「読むですよ〜っ!」 おお〜! と拳を上げて蔵にぞろぞろ入って行くのです。 「お〜♪」 あれあれ。 おっとりと拳を上げて、カメリア(ib5405)さんもついていきますよ。 「カメリアさま!」 ががん、と親友の普段見せないノリに驚いているちっちゃな白い姿は、ラヴィ(ia9738)さんです。 「あ、ラヴィさん。新大陸が見つかって、新しい書物がっ! な気持ち、とってもとっても解るのですよぅ」 目尻を下げてぽわわんと言う、作業用ツナギ姿のカメリアさん。 「カメリアさまが頑張るのなら」 おお、と控えめに拳を上げてついていくラヴィさんです。友だちづきあいがいいですよね〜。 そして歩き出す二人の向こうに下駄路 某吾(iz0163)さんがいます。 「下駄路さん! この間は可愛く描いてくれてありがとー!」 ばしばしと下駄路の二の腕を叩くのはリィムナ・ピサレット(ib5201)さん。 「おおぅ。リィムナちゃんは今日も元気で可愛いなぁ。‥‥お、あんたも来てくれたのかい。助かるなぁ」 「ええ、よろしくお願いします。‥‥量が多いので手分けしての作業をした方が良さそうですよ?」 めがね付兜が特徴的な罔象(ib5429)さんは早速、一列に並んで手渡しする方式がいいと提案してますね。 「よっしゃ、それでいこう。使用人ちゃんらにも言って来る」 「じゃ、私も。力持ちではないですが、女性に重い物を持たせるわけにはいきませんし」 背の高い紅雅(ib4326)さんも、下駄路さんについて行きました。ひょろりとしてますが、やる時はやるの男なのですっ! 残った人は罔象さんに詳しい手順を聞いています。 「よっし。じゃ、あたしは力仕事の書物の搬出や搬入しますねー♪」 腕まくりしてなにやら楽しげなのは、秋霜夜(ia0979)さん。赤い髪紐が可愛らしい明るい泰拳士さんです。 「暑さ対策で『岩清水』持って来ましたー」 くるんって振り返って言う姿は、アル・カマル風のふんわり衣装。 「あ、忘れるところだったわ」 再び前を向いて蔵へと行く霜夜さんを見送って、ぽんと両手を打ち合わせたのは、シャハマ(ib7081)さんです。皆さんと逆の方向に走りましたよ? 「お天気もいいですし、これでいいわね」 なんと、庭木の陰が映る地面に線を引きました。 これを見たスレダ(ib6629)さんが、茣蓙を持ったまま近寄ってきましたよ。 「あなた、何をしたですか?」 「出す時間を計れば片付ける時間が分かりますよね、スレダさん」 シャハマさん、ふふっと微笑してからスレダさんのお手伝い。日陰にばさっと茣蓙を広げます。 一方、蔵の中。 使用人ちゃんがうんしょと踏み台を用意していますね。 その横から、すっと手を伸ばす人物がいます。紅雅さんです。 「私は高い場所を担当しましょうか」 「まあっ、ステキですわね〜」 淡い笑みを見せる紅雅さんに、使用人ちゃんはすっかり胸キュンです。 別の場所でも。 「きゃあっ!」 「おっと、大丈夫か。私は物はあまり溜め込まないからそこまでする必要はないが‥‥大変そうだな」 あわや頭の上に重い書物の束が落ちてきそうになったところ、長身の瀧鷲 漸(ia8176)さんが腕を伸ばして本を押さえて使用人ちゃんを助けてあげるのです。 ほかにも。 「あっ」 どうやら使用人ちゃん、誰かと同じ所が気になったようで、手と手が重なったようですよ。 「失礼したお嬢さん。では、俺はこちらを片付けさせて貰うとしよう」 「まあっ。ありがとうございます」 一輪の薔薇を取り出しつつ微笑するのは、いつも爽やかロック・J・グリフィス(ib0293)さんです。 さあ、本格的にむしぼしですよ〜。 ● 「よ、やってるな。茣蓙の追加を持ってきたぜ?」 さて。 作業を離れていた下駄路が戻ってきたとき、ちょっとした騒ぎが起こっていました。 「何処に収めていた本なのか分かるように、本棚単位分けて茣蓙に並べていくですよ」 スレダさんがきらんと片眼鏡をきらめかせて指摘しています。 「そういうことなら、紐で縛って運んでいる。管理しやすいだろう」 漸さんはひょいと束の書籍を持ち上げて見せたり。 「あっ。量は多くても、一冊一冊丁寧に‥‥」 「本を丁寧に扱わねー奴はゆるさねーですよ」 カメリアさんは漸さんの行動にびっくりして、作業前にぐっと小さな力こぶをつくって自らに言い聞かせた言葉を繰り返します。スレダさんも漸さんをぢと目で見てますよ? 「私は魔神だぞ? このくらいの重さで丁寧に扱えなくなるほど、ヤワじゃないな」 どどんとそそりたつ漸さんの力強さに、カメリアさんもスレダさんも「まあ、そうですね」と納得。 「とはいえ、分野にばらつきがありますし」 困ったように溜息を吐くシャマハさんです。 「できれば分類にわけて整理するのも面白そうですが‥‥」 罔象さんはちらっと使用人ちゃんたちを見ます。「中を見て確認したいな〜」とかいう本音は、内緒です。 「あっ。言ってなかったですっけ?」 ここで、使用人ちゃんは「しまった」という風に口元を押さえたり。 「実は、『お前たちの面白いと感じた本を行李の上にしてしまうこと』とか言われてるんです」 どうやら他人の好みを知りたいようで。 「あっ。‥‥蔵書って、その方の人柄も表す事があると、母さまから聞いたことがあるのです」 霜夜さんはひらめいてそう言いました。 「しっかし眉唾本も随分多いじゃねーですか。‥‥っていうか、本当に使用人たちは読み耽り始めやがったですよ」 あらら、本当です。 「ご本がいっぱい‥‥。あ、この古めかしい重厚なご本、旦那さまがお好きそう」 「ああっ、ラヴィさんっ!」 よく見ると、すでにラヴィさんも書籍の魅力に抗えず読み始めています。 「ふむ、確かに変わった書物の類が多いな‥‥」 っていうか、ロックさんも以下略な感じです。 どうやらこのままなし崩し的に、「どくしょ なう」になりそうです。 「まあ、面白本を上にする係と運ぶ係が分かれてもいいんじゃねぇか?」 下駄路さんはそう言って、運搬作業に精を出すようです。 ● 「ん? こ、これは‥‥」 作業を頑張っていたリィムナさんが、目を輝かせました。一体、何があったのでしょう? って、速攻で物陰に隠れるし! きょろきょろ周りを気にして、一冊のを開きます。 タイトルは何と、「必ず治るおねしょ治療法」。 「んー、内容はありきたりだなあ。でも、何処かで見た事あるんだよね」 リィムナさん、さらっとそっち方面の知識が豊富なことを暴露したり。それがホントならおねしょなんて以下略。 「あっ!」 な、何でしょう? 「『リィムナ、寝小便垂れでもいい。明るく元気に育ってくれ』‥‥」 どうやら本の最後にそうサインされているようですね。 「これ‥‥お父さんの字だ」 はぁ? 「思い出したよ。お父さんとお母さんが亡くなった時、うちは生活する為にお金になる物はみんな売らなきゃならなかった‥‥」 まあ、何という奇跡の巡り会わせでしょう。 何という、美談。 リィムナさんもご本を抱き締め涙してます。 「あたしがおねしょして泣いてると優しく抱きしめて頭を撫でてくれたお父さん‥‥」 おねしょがどうとかは、スルーしてくださいね。美談なんですからっ! (ふうん、そうなのね) リィムナさんを見て、こっそりつぶやくのはシャハマさんです。 (あ、両手が塞がってる霜夜さんが足でつんつんしてる) 次に見たのは、たくさん本を運んでいる霜夜さんです。本を読みふけってる使用人ちゃんに注意してるようですね。 「あれ?」 ところが霜夜さん、使用人ちゃんに本を見せつつ抗議され、荷物を下ろしてしまいました。 「わぁ、なつかしいなぁ。母様も同じもの持っていて、まだ小さかったあたしを寝かしつける時に読んでくれたのですよー」 何と、霜夜さんもしゃがみこんで読み始めたではないですか。 気になったシャマハさんがそ〜っと近付いて確認すると、それは昔語りの本でした。 その時でした! 「っ、まさかこの本はっ、世界3大美学書の一つと言われるブンドールの天儀美学論まであるのかっ」 なんとも眉唾な知識を叫んでいるのは、ロックさんです。おおお、と頭を抱えながら、読んでみたい誘惑と戦っています。 「違いますよぅ。これは天儀の紀行物です〜」 「え?」 使用人ちゃんの訂正の言葉に思わず声を上げたのは、ロックさんではなくシャマハさんでした。ふらふら〜っと近寄っていくのは、彼女が天儀の地理本や紀行物、魔術や奇跡関連の本に飢えていたため。趣向を凝らした装飾の綺麗な本なのでなおさら気に掛かったみたいです。 「ま、まあ、新しい世界への扉でもあるのが書物だものね」 こほんと自らに言い訳して、結局読み始めるシャマハさん。 その隣ではロックさんが別の本を読んでます。 「ああ、窓に窓に、そして、奴が私の足を‥‥。詩と言うには余りにもお粗末で、良くわからんな」 あの、ロックさん。それは日記風の奴で、読んだというより呼んだということになりかねませんよ? ● 「ふん、ふん、ふん♪‥‥本は良いですねぇ。自分の中の世界が広がる気がします」 木に登って幹に背を預け枝に腰掛けて本を読んでいるのは、紅雅さんです。鼻歌交じりでいい気分なのは、歌の本を読んでいるから。ほかに伝承や御伽噺本も持って上がっています。手袋をつけて読んでいるのが丁寧ですよね。 「‥‥」 その木の近くでは、スレダさんが足元を見て絶句してます。 「これが本当ならあの座長の悪癖も治せるですかね」 むむむ、と取り上げたのは、「ギャンブルを止めさせる5つの方法」。 もしかしたら旦那様、ご夫人の趣味に密かに困っているのかもしれません。 っていうか、スレダさんも困っているのですね? 「ちっとぐれーなら‥‥いやいや、騙されねーですよ。私はっ」 とか言って、ツンして行ってしまうスレダさん。 しばらく後。 あれ。スレダさんが戻ってきてますよ? 「‥‥むむ。なるほどですね」 結局、読み耽っているスレダさんでした。 「あっ。『天儀のオフクロごはんレシピ』‥‥」 そのスレダさんが通り過ぎた横に、ラヴィさんがちょこんと座っていました。 「旦那さまのお友達さんが夕ご飯を食べにいらっしゃる時に、新しい料理をご馳走してあげることが‥‥」 ぽわわんとしつつもちゃあんと読んで理解しているあたり、お料理好きさんですよね〜。 「カメリアさま〜。こちらとこちら、どちらが美味しそうでしょう?」 ふらっとやって来た親友の姿を見つけると、早速聞いてみたり。 「あらぁ、どれも美味しそうですねぇ♪ ‥‥この季節だと、涼しそうなおかずとか」 「涼しそうなおかず‥‥」 どうやら親友の言葉にピンときたようで、我に返って新メニューのヒントを心に記憶するラヴィさんでした。 「‥‥あ、カメリアさまも、ご本をたくさん」 「ええ。旅行本とか奇天烈本とか‥‥」 ここまでは、いいのです。 でも、別に彼女の好きな本はあるのです。 「カメリアさまオススメのご本とか、あります?」 「ええ、これなんか」 発見時に、きゃっきゃっと小躍りした本を取り出すカメリアさんです。早速親友に読んでもらいながら解説するのでした。 「ね? 火薬の調合は奥が深いのですよぅ」 きゃいきゃい説明するカメリアさんですが、ちょっと待って。 ラヴィさん、ぷしゅうってなってますよ? どうやら彼女には内容が難しすぎたようです。 「こ、これは‥‥」 おっと、新たな人影です。 「そうですね。奥が深いです」 「ですよね〜」 すっかりカメリアさんと意気投合したのは、罔象さん。砲術全般の知識にはとっても目がないようです。 「怪しげな本もあるんですね」 このあたりも趣味が重なっています。罔象さん、キャンディボックスを取り出し「お一つどうぞ」とおすそ分けして一緒に読みふけるのでした。 「ほう」 そして漸さんもやってきました。やはり技術系の本が大好きです。 「ん? ジルベリアの菓子の本もあるな」 漸さんの声に、ラヴィさんがはっと正気を取り戻しました。 「ジルベリアのお菓子もいいですわよね、漸さま♪」 ああ、ラヴィさん復活。 おっと、もちろん本来の目的も忘れてません。 「ふふっ、本もひなたぼっこ、ですね」 カメリアさんが微笑むように、虫干しもちゃんとやっている‥‥あれ? 「あっ!」 ここで、空を見るカメリアさん。 何と、雨が降りそうではありませんか。 「そろそろ片付け始める時間だろ? ちょうど良かったじゃねぇか」 叫ぶ下駄路さん。 急いで本を仕舞い始める開拓者と使用人ちゃんたちでした。 ● 「今日はありがとうございました。とっても助かりましたわ」 土間に、いい匂いが満ちています。 ご夫人が帰宅して、七輪で焼いたウナギの蒲焼を皆で食べているのです。 「なんとも言えぬ良い香りで、食欲がわくというものだ」 くんくんと興味を覚えるロックさん。 「うなぎ‥‥初めて、ですけれども。いい匂い、です♪」 「旦那さまにも振る舞ってみます♪」 カメリアさんとラヴィさんが早速ぱくついています。 「ふわりとして食感もよいわね」 「初めて食べるですが中々美味いですし、ちっと私も作ってみたくなったですね」 エルフのシャマハさんとスレダさんにも好評のようです。 「これからの季節に鰻は最高だな。リキが出るというものだ」 漸さんがいうように、精のつく食べ物でもあるようです。 「そうだな‥‥。土用には鰻とは、上手い事を考える」 「そだ、梅干持って来ました〜」 納得のロックさんの横で、霜夜さんが「 お一つ、いかがです?」と梅干を配り始めました。 「うんっ、おいしーよっ!」 「そうですね。なかなかいいかも」 リィムナさんと罔象さんが梅干と一緒に食べて賞賛してます。緑茶を配っていた紅雅さんもぱくぱく‥‥。 って、箸が止まらないようですね。大丈夫ですか? ●後日 「ふむ?」 戻ってきた旦那様が本を開いた時、いい香りがしました。 「ほう、朝顔の葉‥‥・。こちらは月桂樹か」 開拓者が虫除けに挟んだものです。 旦那様、すっかりこの心遣いが気に入ったようですね。 ところで。 開拓者たちは、後で苦しんだようです。 食べすぎですね。 良い意味で、食べ合わせが働いたようです。 ちゃんちゃん。 |