【凰凱】地下闘技場・弐
マスター名:久条巧
シナリオ形態: ショート
危険
難易度: やや難
参加人数: 8人
サポート: 0人
リプレイ完成日時: 2011/04/29 23:21



■オープニング本文

──事件の冒頭
 ザワザワザワザワ
 大勢の人々で賑わう街。
 ここ泰国東方にある城塞都市『凰凱』では、ここ最近になって他国からやってくる観光客が増えている。
 というのも、先月まで開催されていた『凰凱擂台賽』を見る為に観光客が大勢大挙しているのである。
 そしてここ凰凱中央にある『白葵』と呼ばれる貴族の屋敷でも、色々と騒がしいことが起きているようで・・・・。

「・・・・うむ。ではそろそろ第三回の試合を始めるとしよう」
 楽しげに告げる一人の老人。
 彼こそが今回行なわれている地下闘技場最強拳士トーナメントの責任者、愁白葵である。
 先日行なわれた第一試合の出来栄えに満足し、次の日程を組み込んでいたのである。
「その手筈は全て整っています。ご老巧のお言葉一つで・・・・ただ・・・・」
 と最近になって雇われた秘書官が話し掛ける。
「ふむ。なんじゃ?」
「噂では、異国の闘士が参加を表明しているとか・・・・」
「その程度のことなど気にしない。このトーナメントはどんな闘士でも参加は自由じゃて・・・・」
と告げた。

──場所は変わって凰凱・飛空船発着場
「・・・・ココ、ドコ?」
 そっと飛空船の貨物質から降りてくる一人の獣人。
 そのまま人知れず飛空船から離れていこうとしていた時。
「密航だワン?」
 と警備の仕事をしていたわんドシ君に見つかってしまう。
「ミッコウチガウ。ワタシ、ジルベリアカラキタ。サイキョウトーナメントデル、オカネモラウ」
 そう告げると、そのまま走り去ろうとする獣人の少女。
「ふむふむ。どんな理由かは知らないけれど、密航者を許すとボクが怒られるワン」
 と告げて、そのまま少女を追いかけるわんドシ君。
 だが、その素早い動きに、わんドシ君でさえ見失ってしまっていた。
「ハアハアハアハア・・・・あの動き、ただ者じゃないワン」
 と告げると、そのまま止むをえず警備の仕事に戻っていくわんドシ君であった。


■参加者一覧
雪ノ下・悪食丸(ia0074
16歳・男・サ
朝比奈 空(ia0086
21歳・女・魔
恵皇(ia0150
25歳・男・泰
朧楼月 天忌(ia0291
23歳・男・サ
秋霜夜(ia0979
14歳・女・泰
ルオウ(ia2445
14歳・男・サ
日御碕・神楽(ia9518
21歳・女・泰
ジークリンデ(ib0258
20歳・女・魔


■リプレイ本文

●静かなる
──紅道場
 暗い道場の中央で、恵皇(ia0150)は静かに精神を研ぎ澄ませている。
 自身の力を100%引出す為。
 如何なる事にも動じない心を身につける。
 その為の訓練を、紅老師に頼み込んでいた。
「まあそうぢゃのう・・・・『鏡の間』で意識を静めてみるというのがあるが・・・・」
 ということで、紅道場離れにある小さな小屋で、恵皇は結跏趺坐で静かに意識を静めていく。
(・・・・何か見えるな・・・・)
 暗い暗い空間の先。
 そこに見えた小さな光。
 そこに向かって、恵皇はゆっくりと歩いていく。
「・・・・ふん・・・・誰かと思ったら・・・・俺かよ」
 歩いていった光の場所には、もう一人の恵皇が立っている。
「お、俺が眼の前に・・・・」
「ああ、おまえだよ。正確には、お前のなかの俺だがな・・・・」
 そう告げると、目の前の恵皇はニヤニヤと笑いつつゆっくりと構えを取った。
「・・・・どういうことだ? 俺は心の鍛練を行なったいたのだが?」
「判って居る筈だ・・・・俺が、おまえの中の害悪だということを。俺は、おまえの心の中の『曇り』だ。心の短輪とは・・・・そういうことだ」
 と告げると、恵皇が素早く殴りかかっていく。
──ヒュンッ
 その一撃を躱わしつつ、恵皇はもう一人の恵皇に向かって叫ぶ。
「戦う意味は無い筈だ!! おまえが俺ならば力を貸して欲しい」
「イヤダね・・・・逆におまえが俺の本体ならば、もっと巧く俺を扱ってみろ・・・・それができなくて何が世界最強だ・・・・」
 そんなやるとりが、しばし続けられていた・・・・。

──その頃の暴君
「チッ・・・・まったくものたりねぇ」
 吐き捨てるようにそう呟いているのは朧楼月 天忌(ia0291)。
 化剄の訓練のため、あちこちの道場破りをしていた朧楼月だが、どこの道場にいっても今ひとつものたりない。
 化剄がどこまで使えるようになっているのカ、今ひとつ証明できないのである。
「もっと腕に自信のある奴はいないのかよっ」
 と街道を歩きつつ呟いていると、ふと正面から歩いてくるガタイのいい男といい女のカップルが歩いてくるのを見掛けた。
「あいつは・・・・ちょっとまったぁ」
 と歩いてくる秋夜に声をかける朧楼月。
「ん? なんだ?」
「悪いが、ちょっとツラかしてくれないか?」
「すまんな、久しぶりの夫婦水入らずの買い物だ。邪魔はしないで欲しい」
「まあまあ、ちょっとで構わないんだよっ!!」
 と敢えて本気を出させる為に喧嘩口調で叫ぶ朧楼月。
 そのままフェイントの一撃を放つと、それにカウンターで秋夜の拳が飛んでくる。
(このタイミングだ)
──ヒュンッ
 その一撃を敢えて体で受け、そのまま化剄で掌撃を受け流していこうとする朧楼月。
 だが。
 秋夜の一撃は衝撃波となり朧楼月の全身に駆け巡る。
 化剄でなければ絶命していたかもしれない。
 そのまま大地に崩れそうになるが、すんでの所で立ち止まる朧楼月。
「化剄使いとしてはまあまあだが。実力ももっと磨いてこい。貴様程度の化剄使いなら、地下闘技場にごまんといる・・・・」
 と告げると、そのままその場を立ち去る秋夜。
「えっと、うちの主人がご迷惑を御掛けしました・・・・」
 とペコリと頭を下げていく秋夜の妻。
「ま、まあ・・・・もう少し・・・・気合をいけけば・・・・」
 朧楼月の修行はまだまだ続く。

──さらには鉱山
「一撃必殺・・・・三連剛体撃っ」
 剥き出しの岩肌目掛けて三連撃を叩き込んでいるのは秋霜夜(ia0979)。
 以前訪れた事のある鉱山跡地にて、霜夜は必殺技の特訓にはげんでいる。
 その一撃で岩肌の一部が崩れていくが、まだまだタイミングがあっていない。
「・・・・霜夜は『地脈の流れを感じながら、気をコントロールする修行とか〜』つってたし・・・・サムライの俺じゃコントロールはできないみたいだけど感じるだけなら・・・・」
 と、眼を閉じて精神集中を開始するルオウ(ia2445)。
 そのまま意識を集中しつつ、ゆっくりと体内の力の流れを制御しはじめる。
「我はサムライ・ルオウなり・・・・」
 そして『戦闘言語』を開始、その直後に眼前の岩に目掛けて渾身の掌底を叩き込む。
──ドッゴォォォォォォォォォォォォォォォォッ
 その一撃で岩の中央に穴が開いた。
「す、すごい・・・・それが『戦闘言語』ですか・・・・」
 と驚きの表情を見せる日御碕・神楽(ia9518)。
「私一人で遅れていては・・・・」
 と神楽もまた特訓を開始。
「大地の気・・・・震脚から伝わるこれを今までよりもダイレクトに相手に伝えるには・・・・」
 紙を破かぬ様に柔体法を意識しながら踏み込む特訓を続けながら考える神楽。
 ターゲットは目の前の岩。
 今まで培ってきた全てを脳内で反復し、そして渾身の一撃を叩き込む!!
──グワァァァァァァァァァァァン
 と、岩肌に奇妙な跡が刻めこまれた。
 まるで何か強力な力で岩が『絞られた』ような跡が。
「・・・・こ。これは・・・・成功ですか?」
 と呟きつつ、神楽は鼻血を吹き出しつつ失神。
 肉体のコントロールが技に突いていってない模様。


●厳粛なる
──凰凱・地下闘技場
「地上最強の称号が欲しいか!!」
 
 擂台の最前列にある台座の上で、一人の老人がそう叫んでいる。
 かれはこの地下闘技場トーナメントの主催者である愁白葵である。
「これから始まるトーナメントのルールについて説明する!!」
 そう叫ぶと、愁老師は静かに皆を見渡す。
「一つ!! 武具の使用を禁ずる!!」
「一つ!! キブアップ宣言した者に対しての超過打撃を禁止する!! 以上!!」
 
──ウォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオ

 観客の絶叫により闘技場全体が揺れた。
 そして選手達はそれぞれ、闘技場の4角にある4つの門から出ていった。
 門にはそれぞれ『白虎』『朱雀』『青龍』『玄武』と名前が刻まれている。
 どの民に選手が入るのかは自由だが、その向うにある4つの広間で戦う為のクジが引かれる。
 そのクジの順番に闘技場に向かい、そこで対峙した拳士と戦うというしくみになっている。
 正門横にある拳士一覧には、勝者には翡翠の腕輪が、敗者には黒炭の腕輪が飾られる。
 その数が多いほど、最強のなまえにちかづくということである。


●そして本戦
──凰凱・地下闘技場
 すでに戦いは始まっていた。
 それでは、今回の戦いの記録を見ていきましょう


・朱雀第45試合
 ジークリンデ vs 『赤流星の斜亜』
 ジークリンデ(ib0258)の対戦相手は風龍八十八聖の幹部の一人である斜亜。
「さて、お手合わせ願おうか、お嬢さん」
 と告げる斜亜に対して、ジークリンデもまた丁寧に挨拶を返す。
「それではよろしくお願いしますわ」

 そして試合では。
 アクセラレートで加速していき攻撃と回避を高めて、猛烈な加速をつけたジークリンデと、神速の如き体術の使い手である斜亜との激しい戦い。
 そんな中、ジークリンデの特訓していた噴射式精霊拳『エレメンタルバースト』が炸裂。
 右腕の毛細血管が弾け跳びつつも、斜亜を大地に叩き落とす事が出来た。
「ハアハアハアハア・・・・またまだ改良が必要ね・・・・」
 大量の血を吹出している右腕を押さえつつも、ジークリンデ勝利宣言!!


・青龍第三試合
 雪ノ下・悪食丸 vsわんドシ君MK2
 雪ノ下・悪食丸(ia0074)の対戦相手は身の丈2mを越える巨大わんドシ君。
「でっかいわんドシ君だな・・・・中の人は誰なんだ?」
「な、中の人はいないデシ」
 と悪食丸の問いに答えるわんドシ君MK2。
「なら手加減はなしですね」
 と告げると、利用者開始線に立ちゆっくりと挨拶。
「ちなみにこの着ぐるみ、今回は大会から許可は取ってあるデシ。衣服の一部として認められているデシ」
 と告げるわんドシ君MK2。
「判った判った。それじゃあいくぜ」
 と告げると、すばやく鬼腕と隼襲を発動。
 そのままいっきに乱打戦に持ち込む悪食丸。
 でっかいわんドシ君MK2の動きに合わせつつ、全てカウンターで乱打を叩き込んでいく。
 やがて打撃負けしたわんドシ君が大地に崩れ、悪食丸の勝利が確定した。


・玄武第五試合
 朝比奈 空 vs紅老師』
 朝比奈 空(ia0086)の相手はごぞんじ紅老師。
「ふぉっふぉっふぉっ。それではお手柔らかに頼むぞ」
「老師、こちらこそ胸をお借りします」
 と丁寧に挨拶を告げる朝比奈。
 白梅香とアムルリープ、そして月歩を駆使して戦いを挑む朝比奈と、手加減をして戦いつづける紅老師。
 朝比奈の攻撃をことごとく受止めつつもまるで『指導』しているかの如く技のタイミングを合わせてくる。
「・・・・ここでこのタイミングで・・・・」
 とそれに合わせるように技を繰り出す朝比奈。
 そしてどうにか戦いが間になったとき。
「審判、ワシの負けじゃて」
 と告げて紅老師が擂台から降りていく。
「ちょっと待ってください!! どうみても・・・・ワタシの方が・・・・」
 と叫ぶ朝比奈。
 と同時に、そのばに崩れ落ち安らかな睡眠に入る紅老師。
「あ、ええっと・・・・そういうことでしたの・・・・」
 ということで朝比奈の勝ち!!


・玄武第十八試合
 恵皇 vs 紫電香
 恵皇の相手は、『泰国新蔭流』の新弟子の女性。
「よろしくお願いします」
 と丁寧に抱拳礼で挨拶を交わす紫電と、やはり抱拳礼で返す恵皇。
「ではお手柔らかに」
 とお互いに開始線に立った瞬間、恵皇の背筋に冷たいものが走る。
「ほう・・・・実力はかなりのものか・・・・それなら相手にとって不足なし」
 そして試合が始まるや否や、激しい乱打戦が開始された。
 瞬脚を織り交ぜながら前後左右に動き相手の注意を揺さぶっていく恵皇と、跳躍力を駆使しつつ立体的に躱わし、攻める紫電。
 その激しいやりとりは30分以上も止まることなく続いていた。
 そして決めてとなったのは、恵皇の極神点穴であった。
 それをカウンターで叩き込み、紫電の動きを完全に封じ込めていた・・・・。
「ふう・・・・これが戦いっていう奴だな・・・・」
 フラフラしつつもどうにか勝利を納めた恵皇であった。


・玄武第二十四試合
 朧楼月 天忌 vs 秋夜
 朧楼月の相手は、喧嘩を売った秋夜本人であった。
「ほう、またあったな」
「ああ。この前の続きだ。本気で行かせてもらう!!」
 と秋夜に向かって叫ぶ朧楼月。
「いいだろう。では相手をしてやるか」
 と告げると同時にお互い開始線に立つ。
 そして審判の合図と同時に、激しい戦いが始まった。
 喧嘩殺法でしかけていく朧楼月の攻撃をことごとく躱わし受け流す秋夜。
 そして朧楼月もまた。秋夜の攻撃を次々と化剄で受け流していく。
 だが、全てを流しきれてはいない。
 急所からそらしていくのが精一杯である。
「ぐっ・・・・上等だ、まだまだ俺はいける!!」
「なら、そろそろ終りにしてやる!!」
──ダン!!
 秋夜の震脚からの一撃。
 それすら化剄で受け流していくが、そのまま朧楼月は立ったまま意識を失っていた。
 敗北してもなお、その身は大地に落とさない朧楼月。
「審判、彼を頼む」
 とだけ告げて、秋夜は擂台を後にした。
「ここまで俺を追込むとは・・・・」
 秋夜の身体のあちこちにも、朧楼月の放った打撃痕が無数についていた。
 


・玄武第三十一試合
 秋霜夜 vs 紅美鈴
 霜夜の相手は陰陽体術の使い手である紅美鈴という女性。
「あらあら、可愛いお嬢さんですね」
 獣耳カチューシャと狐しっぽで仮想している霜夜に向かってそう告げる紅美鈴。
「え、ええ。よろしくお願いします」
 と告げると、そのまま開始線に立つ二人。
(あれ? どっか調子が狂うな・・・・)
 と頭を捻りつつ呟く霜夜。
「それでは始めっ!!」
 という審判の合図の直後、霜夜はいっきに間合を詰めて乱打を叩き込む。
 その全てを腕の手甲で受止める紅美鈴だが、一方的に霜夜に押し切られてギブアップ。
「・・・・まあ、それではまた後日お会いしましょう・・・・」
 と告げて、ほぼ無傷のような紅老師はその場から立ちさって行った・・・・。
「ええっと・・・・勝った気がまったくしないのはどうして・・・・」
 その疑問ごもっても。


・青龍第三十三試合
 ルオウ vs シュナイダー
「・・・・よろしくお願いします」
 と開始線の前に立つシュナイダーと、同じく開始線に立つルオウ。
 ルオウの相手であるシュナイダーは、以前の大会でジルベリア枠でやってきたらしいチームのメンバー。
 そして開始の直後、素早く戦いが展開していった。
 一方的に殴られ蹴られていくルオウと、ルオウの攻撃を見てタイミングを合わせつつ死角から攻撃するシュナイダー。
「戦いはもっと効率良く行うべきです」
「そうだな・・・・それじゃあいかせてもらうか・・・・我はサムライ・ルオウなり・・・・我が拳は金剛の如く・・・・我が脚は疾風の如く・・・・我が心に迷い無し・・・・我が肉体に迷い無し・・・・我、己の生きざま全てを掛ける・・・・覚悟完了!!」
 戦闘言語を唱えた直後、シュナイダーがルオウの一撃で擂台から吹き飛ばされた。
 そのまま意識を失い、ノックアウトするシュナイダー。
「・・・・ハアハアハアハア・・・・消耗するぜい」
 それでもルオウの勝ち。

・朱雀第壱試合
 日御碕・神楽 vs 仁美・ブリュンスタッド
 神楽の相手は御存知やられキャラ・・・・金髪長髪のナイスバディ拳士である仁美・ブリュンスタッドである。
「ホーーーッホッホッ。この私の華麗なる戦い、とくと目に焼き付けておきなさい!!」
「はあ・・・・このタイプの人、なんか苦手です・・・・」
 と告げる神楽。
「よろしくおねがいします」
「では参りますわ。この私の華麗なる攻撃、受て・・・・」
──ゴウウウウウウウウッ
 挨拶の直後、神楽はしばし様子を見ていた。
 が、あまりにもうんちくをタレつつ攻撃してくる仁美に対して、徐々に打撃を叩き込んでいく。
「ふん。この程度の打撃では、私の華麗なる肌に傷一つつくはずが」
「桜花戦輪っ!!」
 震脚で練り上げた大地の気を『破軍』を応用し掌に練りこみ、『骨法起承拳』で触れた相手の体に螺旋の様な一撃を捻りこむ神楽の新技。 その直撃を受けてクルクルと開店しつつ上昇、のち大地に崩れ落ちる仁美。
「ありがとうございました。新しい技、何かが見えてきました」 
 と丁寧に頭を下げる神楽であった。


──Fin


●正門横・拳士一覧
 一部抜粋
・雪ノ下・悪食丸    :翡翠2黒炭1
・恵皇         :翡翠2黒炭1
・秋霜夜        :翡翠1黒炭2
・ルオウ        :翡翠3黒炭0
・劫光         :翡翠2黒炭0
・日御碕・神楽     :翡翠3黒炭0
・リリアーナ・ピサレット:翡翠1黒炭1
・朝比奈 空      :翡翠2黒炭0
・ジークリンデ     :翡翠1黒炭0
・朧楼月 天忌     :翡翠0黒炭1