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■オープニング本文 ジルベリアにて。 それは、機械ギルドから来た話だった。 「まあ、いわば新製品のテストってところで…厳密に言うと『新しい』製品じゃないですけどね。昔あったものの焼き直しですから」 かいつまんで説明すると機械ギルドは、ジェレゾ帝国軍の所有する神代の遺物『アスワッド』なるもののレプリカを作らんため、その解析を軍の要請のもと行っていた。 そしてこの度ようやく使われている技術の一部を、かなり劣化したレベルながら、複製することに成功したのである。 「それがこの『アイズ』です」 開拓者たちに渡されたのは、ちょうど手のひらに乗るくらいの大きさをした円盤。 透明な丸い窓が真ん中についており、端に出っ張りがある。三角のと、丸いの。 ギルドの職員は三角の出っ張りを押す。 黒光りする表面に、青い古代文字が浮かび上がった。 その状態で彼はアイズを持ち上げ、窓が自分の顔の前に来るようにし、また三角の出っ張りを押す。 青文字が消える。 「…これで今の内容が内部に記録されました。表示する際には、こうします」 今度は丸い出っ張りが押された。 表面に浮き上がるのは赤い古代文字。 窓から光が放たれた。 それは壁に先程の職員の顔を映し出す。色はついていない。モノクロだ。 「まだ一つしか画像を記録出来ないんですよ。おいおい改良を重ねて行けば、増やせるものと思いますが」 出っ張りから指が離された時点で、光が消え、映像も消える。 「上書きは何回でも可能です。これを使って、アヤカシ退治の様子を撮影してきていただきたい。屋外でもきちんと作動するか確かめたいのです」 ● アル=カマルにて。 「はー、なるほど。とうとう出来たんかい。へーえ」 女博士ファティマはアイズをいじくりまわしながら、にや、と笑った。 「まあ、将来的に戦場で使おうと思うのやったら、丈夫に出来てるかどうかの確認は必要やなあ…」 物騒なことを言った後彼女は、己の所有する個人飛空船を見上げる。 「ま、そういう事情なら現場まで運んだってもかまへんよ。あたし、あそこに用があるんや。知っとるか? あのへん巨大生物の骨がゴロゴロしてんねんで。それ、是非とも手に入れとうてな。ひょっとすると天儀の成立より古いかも知れへんブツやさかいな――やから退治の際には極力注意をやな、払ってもらいたいて思うとる。せっかくの資料バンラバラにされたら困るんや」 ● 枯れ谷。 巨大な大地の割れ目。 底は両側から迫ってくる壁により、ほぼ一日中影となっている。 その中を歩き回っているのは、1頭の巨大な獣――の骨。 丸太のような足、長い首、長い尾。 全長20メートルほど。 時折立ち止まっては、物憂げに首を動かしている。 空っぽの眼窩が空を見上げた。 飛空船が飛んでいる。 |
■参加者一覧
ルオウ(ia2445)
14歳・男・サ
御陰 桜(ib0271)
19歳・女・シ
成田 光紀(ib1846)
19歳・男・陰
霧雁(ib6739)
30歳・男・シ
ラグナ・グラウシード(ib8459)
19歳・男・騎
八壁 伏路(ic0499)
18歳・男・吟 |
■リプレイ本文 「あら、なんだか面白そうな機械ねぇ」 「わっほい、これがアイズか! 古代の秘術にまた一歩近づいたのだのう。ロマンという奴だな」 「ほう、あのアスワッドの?…周りの風景を記録できる、のか? 面白そうだな!」 「なあなあ? これはどういう意味があんだ? へえ。そうか…じゃあこいつは何に使うんだ?」 初めて手にするモノにはしゃぎながら、開拓者たちは一路アル=カマルへ。 飛空船の窓から身を乗り出したルオウ(ia2445)は、枯れ谷を見下ろしていた。 赤っぽい大地に刻まれたひび割れ。焼き付ける日差し。光と影の境界線は刃物のように鋭い。 手元が動かぬよう注意しながら撮影し、船体の壁に映し出す。 「面白い道具だなー」 器械大好きからくり大好きな彼にとって、今回の依頼は楽しいものである。この目的地に来る前にギルド関係者へ、アレコレ聞けるだけ聞き倒している。写すとき手元が動いていると撮った画像がぶれるとか、あるいは覗き穴に浮かび出る円に中心を合わせないと、全体がぼやけるとか。 「うーん、こういう景色は上から撮ると単調になっちまうんだな…やっぱ視点は下からのほうがいいか…崖とか岩棚とか入れて…」 試行錯誤している彼と同じく御陰 桜(ib0271)も、アイズの操作に熱中している。 「へぇ、こんなかんじに写るのねぇ♪」 彼女の場合、風景などについてはあまり関心がない。もっぱら自分撮りをしている。目下は『最もかわいく見える顔の角度』を研究中。 「いいわねー、これ。客観的に見られるからぽぉずの研究とかにも使えそう…撮ったものを加工出来たら便利よねー。目を大きくしたりとか顎を小さくしたりとか」 「その場合、もはや別人になってしまいそうでござるな」 霧雁(ib6739)の指摘に、ファティマが笑いだす。 「実際そんな例あるで? 大守とか豪商とかのおひいさんが嫁入りするとき先方に見せる肖像画、本物と似ても似つかんかったとかな、よう聞く話」 ラグナ・グラウシード(ib8459)が口を挟む。 「そういうのは偽装表示というのではないだろうか?」 「いやいや、単なる営業努力。ひっかかる男が悪い。ちゅうかラグナはん、なんで頭にアイズくくってはんの?」 「これなら、武具をいったんおいて構えずともよかろう?」 本気で言っているらしいが、果たしてあの状態でうまく撮影出来るものだろうか。 八壁 伏路(ic0499)は怪しみつつ、周囲をぱちぱち。 (まあ、いいけどの。撮ったものの中身はあんまり問題にされんようだし) 古代人はこんなややこしいもので記録を残していたのか。不便そうだ。何か利点があるのか。 最初はそんなことを思っていたが、ギルドを出てからこっち、撮影して表示して撮影して表示して(百回目くらいで面倒臭くなってきたので後カウントしてない)いるうち別の思いが芽生えてきた。 アイズは魔法ではなく装置である。使うことに特別の技術は要しない。つまり、現在は修行を積んだ者しか出来ない過去の再生や分析が、これを使えば誰でも可能となる。 (…実はすごい技術なのではないか? 昔はどんな使われ方をしていたのだろうの) ひゃあとファティマが叫ぶ声が聞こえた。 見れば桜が彼女の耳を、さわさわいじっている。 「カラカル獣人って耳の房毛が気になっちゃうんだけど?」 「ちょ、やめっひはははは! くすぐったいひゃはははは!」 操舵手が暴れたおかげで、飛空船がガクンと傾いた。 「おっとと、危ないでござるな」 斜めになった床の上、器用に平行状態を保つ霧雁は、手にしたアイズをしげしげ見つめる。 魔法具等とは根本的に違う匂いがする。うまく表現出来ないのだが、こう、人間の意志や感情とは無関係な力とでも言おうか、そういうものを感じる。 先程ファティマが口にした台詞が頭にあるから、そんな風に思ってしまうのかもしれないが。 (戦場で、でござるか…。人間同士の戦いで使われぬ様、切に願うでござるよ…) ルオウが飛空船の壁を叩き、騒ぎ始める。 「アヤカシってあれじゃねえか?」 皆が窓から顔を出せば、なるほど枯れきった谷間の底に白いものが見える。 巨大な動物の骨だ。ざっと見積もって全長20メートルはあるか。 「大きいでござるな…」 考え込んだ霧雁は、ファティマに歩み寄る。 「ところで、あの巨大なのと相棒抜きで戦うのでござるか?」 「せや」 「飛空船から遠距離攻撃だけで倒すというのはいかがで」 ファティマはかけているメガネの縁を持ち上げ、にやりと笑った。 「…ダメでござるか」 「もちろんや。遠距離攻撃いうても限度てあるやろ? あんだけの巨体や。もし首か尻尾でもぶつかってきたら、この船沈められる危険性あるなあと思わへん? うちに出来るのはあんたらを枯れ谷の上に降ろすとこまでや。悪く思わんといてえな」 手をヒラヒラさせた彼女は言葉通り、飛空船を降ろしにかかる。 後部ハッチが開かれた。 「ほしたらあんじょう頼んまっさ。うち、ここで見てるさかい」 霧雁はやけも交え、飛び降りて行く。 「…了解でござるっ!」 続いてルオウが降りて行く。 「よしっ! じゃあ早速撮影しにいかねーとな!」 桜は首を振り、不満顔で髪をかきあげた。 「やっぱり枯れ谷って、埃っぽい上に暑いわ。退治が終わったら報告の前に公衆浴場で一汗流してイキたいわよねぇ…」 それからふと、思い出したように振り向き、ファティマに尋ねる。 「ところでファティマちゃん、あのアヤカシ…資料だからバラバラにシちゃうのはダメなのね?」 「せや」 「骨そのものをあまり傷つけない様にするとして、関節部分で切り離して解体するとかは大丈夫なのかしら?」 「…うーん、せやねー、まあ、砕くんやなくて切り離すんやったら、後からくっつけられるさかい、かまわんで。でもやっぱり、最小限にはしとってな」 「了解♪」 ウインクした桜が、アイベックスの如く崖を跳ね降りて行く。 ラグナは多少なりとも心躍らせながら、絶壁を手探り足探りしつつ、先に行った人々の後を追う。 「巨大生物か…それは記録する甲斐がありそうだ」 最後に伏路が、こわごわと言った調子に谷を覗き込んだ。 乾き切った熱風が吹き上げてくる。 「高いのお…どこかに縄ばしごでもないものか…」 ぶつくさ零しながら用心しいしい、誰よりもそろそろそろそろ降りて行く。 ● ズシン ズシン ズシン 土埃を巻き上げ、地響きを立てながら、骨アヤカシは歩き続ける。 思考能力というのはほとんどないらしい。断崖の中程に張り付き様子を窺っている開拓者たちの事など、まるで眼中にない様子だ――実際目玉がないが。 ただひたすらに歩く。歩き続ける。 柱のように巨大なあばら骨の列ともたげた頭頂部分が、日の当たる場所に出るたび岩壁へ、鮮明な影を焼きつける。 頭、首、背、四肢、それから尾。どこの骨もほとんど欠けていない。 時々立ち止まっては緩慢に尾を振り、口を開けている。鳴いているつもりなのか。 「ドラゴンなのかの? それとも古代生物なのかの?」 アイズのあった時代にはこんなのもいたのだろうか。周囲をこんなふうに歩いていたのだろうか。 見たこともない時代に思いを馳せる伏路をよそに、ルオウと霧雁が誘導に移った。 「ギリギリまで引き付ける! おーい、骨、ふらふらすんなこっちだこっち!」 やっと自分以外の存在に気が付いたらしい。骨アヤカシはルオウの声がする方に歩き始めた。 一歩一歩の幅が大きいため、速力はなくともたちまち背後へ迫ってくる。 「あの巨体で突進されたり踏まれたりしては堪らぬでござるな。ど根性シノビになってしまうでござる」 崖と崖との間を跳びはねる霧雁は、先程上空から見た地形を思い出しつつ、谷間の狭い方へ狭い方へと敵を誘導して行く。 この巨体ではある程度の幅がなければ、方向転換も容易でないはず。 ズシン ズシン やがて思惑どおり、骨アヤカシが細い谷間に入り込んだ。 アヤカシ1匹でもう一杯という狭さだ。 「うおととと。危ないのう、アバラ骨に擦られるところだったぞ。道幅狭すぎだの。対向馬車通れんわこれ」 岩肌を伝いながらぼやく伏路。 ラグナは果敢にも地面に降り、アヤカシと併走している。腹の下に入り込んで。 「ふんっ、骨など隙間だらけだからな! 恐るるに足りん!」 とりあえずアヤカシ当人は、彼に全然気づいていない。前を行くルオウと霧雁ばかりに注意を向けている。 「おっそろしいことするのう…わしには真似が出来んわ」 感心半分呆れ半分の伏路を、先行く桜が茶化す。 「伏路ちゃん、今回は実況中継だけ?」 「あー、んむ、戦闘、戦闘はちゃんとやるぞ! だがその前に敵の弱点を見極めねばならんでな」 言って彼は、瘴索結界を張り巡らせた。骨を動かしている中心がどこなのかを探るため。 前衛が行動を開始する。 「ほーいほい、ここだここだ!」 アヤカシの鼻先を飛び回り、巧みに回避を行っていたルオウに、またとないチャンスが訪れた。 体に比して小さなアヤカシの頭が、岩棚にいる彼目がけてまっすぐ突き出されたのだ。 大きく開いた顎、上下に並ぶ臼状の歯。 ルオウはアイズを向かってくる顔に構え、出っ張りを押した。 すぐさま飛び退く。開いた口の中へ。 がちんと噛みこまれた両顎に引っ掛かる事なく宙にすっぽ抜け、首の骨を伝い、地上まで滑り落ちる。 「うしっ! 派手なのが撮れてるとうれしーなー!」 伏路が、突き止めた骨アヤカシの弱点を、子守歌に乗せ仲間に知らせる。 「おーい、皆の衆〜♪ こいつ、瘴気の核が2つありよる〜♪ 1つは頭で、もう1つは腰のところだ〜♪」 霧雁は『ゾーバーフルーテ』を口に当てた。 (化石なら、多少の熱には耐えるでござろう) 澄んだ音色が響き渡るや否や、アヤカシの周囲を火が取り囲む。 物質を超越した、精霊の炎。 燃え盛るそれに閉口し、骨アヤカシは首をたわめ、ググーッと後ろ方向にねじ曲げた。 敵の真正面に陣取ろうとしていたラグナは『ラ・フレーメ』を手に、大急ぎで後方へ引き返す。 「あまり壊してはいけない、とか言ったな!」 ラグナの剣からほとばしるオーラが、骨の顔に当たる。 熱いものでもかけられたように頭が引っ込み、次いで右左にカカカと揺れた。 化石部分は壊れてはいない。 そこを確かめラグナは、勢いづく。 「はっ! その目のない顔じゃあ、この私の美しさも見られないのか! 哀れだな!」 挑発を続け、更なる攻撃を行う合間にパチリ。 「新たな敵が現れた」と錯覚させ注意を向けさせるため、画像を近場の大きな岩に投影する。 「…これなら、どうだ?!」 しかし期待通りのことは起きなかった。 投影される画像の大きさがアヤカシに比し、あまりに小さかったのである。 おまけに頭にくくりつけたまま撮影したせいで、画面がブレブレであった。 ズシン ドシン 細道に入って方向転換もならない骨アヤカシは、岩壁に前足をもたせかけ、上半身を持ち上げる。 そうしたからといってどうなるものでもないが、ひとまず伏路の肝を冷やさせる役には立った。 「うおおお、やめい! 壁ドンするな! わしが潰されるだろうが!」 桜は抜かりなく『E・桜ver.』を、アヤカシの後ろ足に向け投げ付ける。 刃は足首を切り離し、次いで、膝の裏を切り離す。 骨アヤカシは自分の体を支え切れなくなり、ズルズル尻餅をついた。 咆哮を上げるがごとく首をそらし顎を広げる。 「おお、いい画でござる」 その姿を霧雁が撮影した。 皆が攻撃している姿が入るアングルを得るため、崖を飛び降りつつ夜を発動。 「む。このクオリティ…何かしらの賞が狙えそうでござる」 自画自賛しつつ懐にアイズをしまい直し、瘴気のコアとなる頭と腰部分を重点的に燃やして行く。 骨アヤカシは仮初の命を失い崩れ落ちて行く。 皆一旦後退し、巻き上がった埃が落ち着くのを待ってから、現場に戻る。 そこには巨大生物の化石が1匹分、バラバラになって積み重なっていた。 伏路はじんわり近づき、足先でちょんとつつき、動かないのを確認してから安堵する。 「やれやれ、後はこれの耐久度テストを残すばかりか」 言いながら、目線の高さに持ち上げたアイズを地面に落とす。それから急いで拾い上げ、確かに動くことを確認する。 「んむ、動作不良は起こしておらん」 もしかして壊したらやばいなー、と思っていたのでまず一安心。 アイズについた砂をはたき、仲間へ呼びかける。 「皆、ちょっと手伝ってほしいのだがのー」 ● 機械ギルド本部の一室。 職員によってスクリーンに映し出されるのは、それぞれのベストショットだ。 まずは霧雁。 骨アヤカシに一斉攻撃をかける開拓者たちの勇姿を記録した1枚。 「おー、すげえな霧雁。時が止まってるみたいだぜ」 「実際止まっていたのでござるが、おほめにあずかりうれしいでござる」 続いてはルオウ。巨大な上下の顎と歯とその向こうに見える空を切り取った1枚。 「ルオウ殿の作品も迫力があってよいでござるよ」 「なにやらこう、アートっぽい構図よのう」 伏路の1枚は上空から骨の全体像を記録したもの。周囲に配されている開拓者たちにより、骨がいかに巨大なものか分かる。 ファティマが興味深げにひとりごちた。 「ほー…これやったらもの自体には手えつけんと、記録収集が出来るわなあ…ふぉ、やめえ、ひゃあはははあ!」 カラカルの耳をまたいじりまくった桜は、ラグナの1枚に視線を向ける。 ルオウと同じく骨の頭部を激写しているが、ブレまくりボケまくり。だがそれが、かえって妙な切迫感をかもし出している。 「ラグナちゃんのも別の意味でアートよねぇ」 話しかけられたラグナは棒読みで答えた。 「ソウデスネ」 彼の目は桜の1枚に釘付けだ。 そこにあるのは彼女自身の湯上がりバスローブ姿。胸元、太もも、くつろげ過ぎ。微笑みが何とも言えずせくしぃ。 「アノー、ナゼコンナモノヲ」 「ああ、公衆浴場に行ったとき、ついでだからアイズで痣とか出来てないかちぇっくしてたの。湿気や水没に対する性能とかのテストにもなるかなーと思って♪」 「ソウデスカ」 このアイズを買うことは出来ないだろうか。 かのような色っぽい女性の艶姿をとって、家で楽しめるようにするというのはどうか。 よからぬ妄想に浸る彼の横で霧雁は、ギルド職員に写真用練感紙を渡す。 「あ、よろしければ拙者の画像、これに現像しておいてほしいでござる。記念として保存したいかと思」 「ちょっと待ったあ!」 「うおぅ! いきなり何でござるかラグナ殿」 「何もかにも、骨なんかどうでもいいだろう! 現像する価値があるのはどう考えても桜さんの1枚の方だろう!」 「いや、そんなこと言われても…」 この後すったもんだしたものの、霧雁は当初決めていた通り、自分の画像を現像してもらったのだそうな。 |