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■オープニング本文 「困ったなぁ‥‥」 時は夕暮れ時。武天は安神、繁華街へと続く道で溜め息をつく若旦那が一人。 「何かお困りですか?」 柳の下から掛かる声に心底驚く若旦那だが、そこに辻占いの看板を見つけて驚き、さらにそこに座る人物の風体に驚く。 紫色のローブを被り顔を白い布で覆った姿は、どうも印象が強すぎるきらいはある。しかしその落ち着いた佇まいと、何より涼やかな声が安心を感じさせる。 袂で組んでいた腕を解き、若旦那はその占いの席に着くと事情を話し始める。 「なるほど、泰国から輸入した物品の販売が軌道に乗らないと?」 はい、と答えた若旦那は調(しらべ)と名乗った。 元々は理穴と朱藩を結ぶ交易を商っていたのだが、最近様々な事情の末、幾つかの利権を得ることになったのだという。 そのうちの一つが、ここ安神と泰国を結ぶ飛空船の航路と、そこを航行する大型の飛空船そのものだとか。 「扱う品々が良品というのは折紙付きなのですが、中々販売に漕ぎ着けられないと言いますか‥‥ そもそも品数は多いのに量が少なく、再注文の扱いが難しいというのが問題でして」 ですからその問題については次の仕入れに自ら同行し、直接調整してくるつもりではいるのですが、とそこまで語って溜め息をつく調。 「次の荷の到着はいつなのですか?」 「既に泰国は出発してまして。‥‥あと一週間くらいかな?」 調は懐から取り出した手帳を捲って、到着予定日を確認する。あと一週間、と自分で確認しておきながら愕然とする様は、傍から見るにも随分気の毒に見える。 「そうですね‥‥ まずは知名度を上げる必要があるでしょうか。この航路、手放されるお積りはないのでしょう?」 「勿論です」 でしたら、まずは宣伝をするつもりで物産展でも開いてみませんか、と提案する占い師。 「物産展?」 聞きなれない言葉に鸚鵡返しをする調に、にこやかに答える。 「ここの商店街も、合戦の影響か最近売り上げが落ちていまして。何か目新しい催しが開けないものか検討されているんです。そこで特定地域の特産品を、宣伝を兼ねて販売するのはどうかと思いまして。泰国なら、注目度も申し分ないと思うのですが‥‥」 「ほほう?」 身を乗り出す調に、少々具合が悪そうに続ける占い師。 「多分、商店街の良い場所を借りることが出来ると思いますし、宣伝もそれなりにされると思います。ただ、その先の、実際のお店のほうは、調さんに仕切ってもらう形になってしまうと思います。これは結構、大変だと思うのですが」 間髪いれず、全く問題ありません、と言い切る調。 「そういうお祭り騒ぎが好きな人たちに掛け合ってきます。ほら、打って付けの人たちが、神楽の都に大勢いるでしょう?」 ‥‥まあ確かに、と苦笑するしかない占い師だったとか。 |
■参加者一覧
天津疾也(ia0019)
20歳・男・志
劉 天藍(ia0293)
20歳・男・陰
ダイフク・チャン(ia0634)
16歳・女・サ
葛切 カズラ(ia0725)
26歳・女・陰
斑鳩(ia1002)
19歳・女・巫
八嶋 双伍(ia2195)
23歳・男・陰
黎乃壬弥(ia3249)
38歳・男・志
琴月・志乃(ia3253)
29歳・男・サ |
■リプレイ本文 ●会場到着 劉 天藍(ia0293)は、一行の誰にとも無く呟いた。 「何か、凄い大事になっていませんか?」 当初商店街の一角で行う予定だった物産展が、会場を広場に移すという話は聞いていた。せいぜい盆踊り会場程度だろうと高を括っていた一行が辿りついたのは、予想に反して大型飛行船が停泊できそうなほど広々とした更地。しかも外周には既に屋台や小さめの天幕がずらりと並んでいる。 その上、広場の真ん中には一際大きな天幕が立てられており、その前ではこちらに気付いた調(しらべ)がにこやかな笑顔で手を振っている。 「ちょ、滅茶苦茶悪目立ちしとるやん、あれ!」 琴月・志乃(ia3253)が思わず素っ頓狂な声を上げれば、いつも笑顔の絶えない八嶋 双伍(ia2195)も少し困り顔の様子。 しかし怯んでいるばかりでは開拓者の名折れというもの。 「何言うとるんや! 金儲けに絶好の機会と舞台が整ってるって事やろ?」 「そうそう。こういう雰囲気、ついつい買っちゃいたくなるのが小金持ちの心理よね」 天津疾也(ia0019)と葛切 カズラ(ia0725)がお互いの意見に顔を見合わせ不敵な笑みを浮かべれば。 「あれに見えるは紛う事無き本場古酒の甕! 早速味見しねぇといけねえかなぁ」 「みゃ? 綾香様も飲むみゃ? つまみは点心で良いみゃ?」 黎乃壬弥(ia3249)にダイフク・チャン(ia0634)も全身にやる気を漲らせて、今にも駆け出しそうな勢い。 顔を見合わせた斑鳩(ia1002)と双伍は、思わず笑みを零してしまった。 「合戦も終わったことですし。しっかり盛り上げましょうか?」 斑鳩の言葉にやわらかい笑顔を返す双伍。 (「そうか。合戦で自粛したお祭りもあったようだから、その反動もあるのかも知れないな」) そんなことを思ってみたものの。お祭り好きな人間が溢れているのは疑いようがなさそうである。 ●開幕 朝から快晴の青空の下、物産展が始まった。 どうやら様々な地域から話を聞きつけた人々が、それこそ様々な動機で訪れたようである。その中でも日頃『地域の特産』と銘打った商品を扱う者は、日程が急であったにも関わらず、何とか開催に合わせてそれぞれ独自の路線で店を開いていた。 やはり多いのは屋台で出せる食事の類であろうか。串焼きの店は、鳥は勿論、鹿や猪といった獣肉を始め、海岸部から持ち込んだ魚の干物や近くで取れた川魚の塩焼きなど、様々な種類が食欲をそそる香りと音を振りまいている。 甘い菓子の類も見受けられるが、珍しいところでいえば飴細工だろうか。熱した飴を鋏一つで動物に仕立てる細工師がその技で客を引き寄せれば、べっ甲飴の類は甘い香りとその可愛らしい形で軒先に客足を止めてみせる。 そんな菓子職人がちらちら目線を飛ばすのは、上質な蜂蜜や砂糖を扱う問屋の類。中身が見えるように瓶詰めにされたそれらは味見が出来る店もあり、子供が群がる様子に大人気なく恨めしそうな顔をする職人も少なくなかったとか。 どうやら飛び込みでの参加が多いせいか、店の配置はまるで出鱈目。それが喧騒と活気に結びついているようであるが、そこで人目を引くとなると、それなりに手段を講じる必要がありそうである。 「なあ、若旦那。夏威夷衫に袴は合わねえよな。代わりに着る物、何か無いのかい?」 褌で接客ってのもなぁ、と腕を組み首を捻る壬弥。悪乗りしてそれに答えるのは志乃。 「夏威夷衫には水着が正装って聞いたことあるけどな。まあ流石に」 「ありますよ? ああ、人目を集めるには良いかも知れませんねぇ」 良い事を思いついた、とばかりに手を打って荷物を探しに行こうとする調を、焦った壬弥と志乃が押し留める。 そこに慌てて双伍と天藍も加わり、なんとか泰国服の下衣を出してもらうことになる。一緒に出てきた男性用のアオザイや長袍にするという案も出たが、やはり派手な衣装の方が分かりやすいだろうと、それぞれ気に入りの柄を見繕って身にまとう。 「全く、男共は何をやってるんだか」 そんな蓮っ葉な言葉と共に入ってきたカズラたちを見て、文句を言おうとした志乃を始め、男性陣は皆そのまま固まってしまう。そこには鮮やかな泰国衣装に身を包んだ女性陣が、惜しげもなくその見事な肢体を見せ付けていた。 先陣はカズラ。淡い紫の上衣は袖があるが薄手の絹で作られており、殊更体の線を強調する細身の造りとなっている。スリットからは逆にゆったりした造りの下衣が覗くが、そのアンバランスさが逆に艶かしい。 続くは深紅の上衣に身を包む斑鳩。こちらは袖はなく、逆に足元までをすっぽりと覆う形。しかしそのスリットは思いの他深く、動くたびにちらりと覗く素足が眩しい。 ダイフクは純白の丈が短い上衣を着けて現れる。とにかく元気一杯、髪は左右にお団子を作り、エプロンまで着けて接客の準備は万端である。 最後は鮮やかな青い上衣の結夏。他と比べると大人しい形ではあるが、とても気に入ったのか少々浮かれ気味に裾を捌いてみたりしている。 皆それぞれ、自分の魅力と素敵な体型を上手く引き出しており、男性陣はただただ見蕩れてしまうのみ。 そんな中、我に返った志乃は疾也と天藍の首根っこを捕まえて部屋の片隅まで引っ張り、座り込んで小声を交わす。 「‥‥あれ、どう思う? 俺は肉まんに一票だ」 「肉まんがどうしたみゃ?」 ひっ、と情けない声を上げる三人が振り向くと、ダイフクが首をかしげてこちらを覗き込む。 「ほら、お客さんがたくさん待ってるみゃ! 早く準備と客集めを始めるみゃ!」 「あ、ああ、そうやった。ほな、早速行って来るわ」 わざとらしい笑みを貼り付けた志乃が真っ先に退散する。不思議そうにそれを見送るダイフクに、隠れてこっそりと息を吐く疾也と天藍だったとか。 ●まずは開演 順調に人が増え続ける会場には様々な音が溢れ始める。威勢の良い掛け声が響けば、突然それを中断する爆竹が鳴り響いてみたり。何かを刻む音や鉄板で炒める音、何かが香ばしく弾ける音、徳利を傾ける音。 そんな人々のざわめきを擦り抜けるように、あまり聞きなれない音色が流れる。その音に誘われるように歩を進めると、広場中央の天幕にある、小さな舞台に行き着く。そこには今は女性が一人、武天では見掛けない真紅の上衣を纏って椅子に座り、どうやら弦楽器らしきものを優雅に弾きこなしていた。 「素敵な音色ですよね。泰国の楽器で二胡というそうです」 見ている方まで楽しくなる笑顔を浮かべて、双伍は静かに声を掛ける。 「まずはお一つどうぞ。熱いですからお気をつけて」 湯気の出る蒸篭から色鮮やかな蒸し物を一つ、小皿に取り分けながら話を続ける。 「この天幕では、遠く離れた別天儀、泰国の特産品を紹介させていただいています。何といっても目玉は料理。目で見て楽しく、舌が嬉しがる、珍しくて美味しいものが揃っていますよ」 そんな口上と、何より渡された料理の見事な食感と味に、小皿を受け取ったものは皆、顔を綻ばせる。双伍は何よりそれが嬉しくて堪らない。 「音楽がお気に入りのようでしたら、ぜひ天幕の中へどうぞ。料理とお茶を楽しみながら、ゆっくり座って聞くことが出来ます。あ、でも料理とお酒に興味があるようでしたら、先にあちらを覗いた方が良いかもしれませんね」 試食と試飲が充実してますから、と言ってからふと声を潜める。 「あ、今言ったことは内緒でお願いしますね。怒られてしまいますから」 苦笑しながらこっそり囁かれては、しょうがないやら、こそばゆいやら。 笑顔で立ち去る客から小皿を回収しては、双伍は足を止める人に声を掛ける。 「この賑やかさ。合戦は本当に終わったんですね」 改めて平和のありがたさをかみ締めながらも。双伍自身も十二分にお祭り騒ぎを満喫していた。 「お、そこの兄さん! 酒にはうるさそうな感じやないか。ちょっと珍しいもん、試してみいへんか?」 天幕の一角で、疾也がお猪口を載せたお盆を片手に、往来の人々に片っ端から声を掛ける。 「古酒は香りがきついから苦手? ならこっちの果実酒はどうだい。あんたは何か物足りないって? だったらこっちの白酒だね。かなりキツイけど、これが無いと宴会が始まらないって話や」 とにかく次々と酒を配り続ける疾也に待ったを掛けたのは壬弥。 「おいおい、程ほどにしとけよ? しっかり飲むなら、それなりの準備と礼儀ってもんを忘れちゃいけねえ」 いくつもの大皿を器用に腕に載せ、小皿と徳利を抱えた壬弥が疾也をどつく。 明らかに試食用ではない大皿料理に一瞬躊躇した疾也ではあったが。明らかに酔っ払いな顔色の壬弥に託けて、やはり少々遠慮気味の周りの人々に威勢良い声を掛ける。 「ま、旦那の言う通りだな! ほら、あんたたちも遠慮なんかしないでやってくれ!」 酒と料理の相性はまかせろ、と小皿を配り終わって空いた片手で胸を叩く壬弥。瞬く間に料理は食べきられ、薀蓄を語る暇は無かったようだが。そのまま二次会に雪崩れ込むかの如く、食事処には客が溢れたとか。 「みゃ? 何か天幕の中が騒がしいみゃ?」 天幕の外から見える厨房で、ダイフクは点心の調理を実演していた。 他には五、六人の調理人が忙しげに働いているが、ダイフクの手際は熟練の料理人と比べて遜色無い。手のひらに乗るくらいの皮に具を載せて包むと、鮮やかに餃子や焼売、小籠包といった料理が現れては蒸篭に並べられていく。様々な具や皮、時には調理用具を手に可愛らしい細工まで作って見せると、その蒸かし上がりには拍手まで出るほどだ。 ふと顔を上げると、興味津津にその手さばきを眺める人がずらりと並んでいる。 「みんなもやってみるみゃ?」 歓声が上がると、しょうがないみゃー、などと口では言いつつも得意げに、厨房の一角を占拠して料理教室を始めるダイフクであった。 ●一方その頃 工芸品を扱う一角では、カズラと天藍が客の相談に大わらわである。 「お客様はお目が高い。この壷はいいものですよ?」 美術品として通用する白磁の壷の縁を指で弾き、客と揃ってその音に聞きほれてみたと思えば。 「こちらの旗袍、体の線を際立たせるのは勿論ですが‥‥」 胸の辺りの裏地を見せては細身のお嬢さんを驚かせて見たり。 「こちらの楽器は簫といいまして。この辺りでいう尺八と同じような音色なんですよ」 タイプでないのは残念、と思いながら初老の男性に楽器を勧めてみたり。 ‥‥忙しいのは確かであるが、カズラにとって趣味と実益を兼ねた楽しい一時のようである。 同じ一角にいた天藍は服飾の説明とお茶の用意に忙しい。季節柄、絹のショールなど人気が高く、展示用を除いてあっという間に売切れてしまう。そうかと思うと、小さく可愛らしい茶器が工芸品として人気があったが、実際にお茶を淹れて見せると、音楽を聴きながらゆっくりと楽しみたいと申し出る客が行列を作るほど。こちらも数少ない在庫は、提供用の現品を幾つか残して全て捌けてしまった。 「やれやれ。茶器はゆっくり眺める暇もなかったな。‥‥ん、今がチャンスかな?」 目星を付けていた工芸品が並ぶ棚に向うところに、外回りをしている志乃が渋い顔で現れる。 「天藍、儲かってるか? ‥‥何や、完売の札が仰山並んどるな」 こっちは全然やー、一人も引っかからん、とがくりと項垂れる志乃。 「大方食べ物で釣ろうとしてるんでしょ? 全く、女心が分からないのだから」 カズラが大げさに溜め息を付いてみれば。 「そうだね。泰国の料理はちょっと癖が強いからね」 安神の男性には、酒といい料理といい凄く相性が良いみたいだけど、と天幕内で盛り上がる一行に目線を向ける天藍。そこに壬弥を見つけたが、苦笑を浮かべるだけで敢えて見ない振りをしておく。 「さっさと可愛い子、連れてきなさいよ。私がしっかり丁寧に持て成すから!」 いやそれやとこっちの楽しみが、とはあまりの迫力に言い返せない志乃。 「うん、今なら美味しいお茶を淹れられるよ?」 美容にも良いお茶が、と言い掛ける天藍を制して志乃が復活する。 「そうか、ナンパの基本はお茶やったな! よし、行ってくる!」 ‥‥折角の天藍の助言を聞き逃した志乃は、結局釣果は無かったとか。 「カズラさん。そろそろどうですか?」 舞台で簡単な演奏教室を終わらせてきた斑鳩が、カズラに声を掛けに来た。 「お疲れ様。私はいつでも良いけど、少し休んでいきなさいよ」 ずっと出突っ張りだったんでしょう、と応えるカズラ。声を掛けられる前にお茶の用意をしていた天藍だが、思わずもらした苦笑は思いっきり睨まれる。 「ありがとう。‥‥うん、良い香り」 作法に則り、香りを楽しんでからお茶を楽しむ斑鳩。初心者向けではない強い香りも、舞台の上での演奏に凝り固まった緊張を、程よく解して疲れを取る。 「ご馳走様。さ、行きましょうか、カズラさん」 もう少しゆっくりしても良いのに、とはカズラも言っては見たものの。心底楽しそうに席を立つ斑鳩にそれ以上何か言う事無く、早速簫を手に取り舞台に登っていった。 ●大成功 「「「乾杯!」」」 天幕に大合唱が響く。 二胡と簫の合奏は旅の楽師まで巻き込んだ盛り上がりを見せ、催しは無事に大団円を迎えた。 その後はお待兼ねの打ち上げ、皆手早く簡単な後片付けだけ済ませると、天幕に集まって祝杯を挙げる。 「今回は上手く行ったようで何よりです」 調は一行に酒を注いで回りながら労う。‥‥思った以上に試食や試飲で費用が嵩んでいるような気がしないでもないのだが。とにかく宣伝という点では、今日の働きは正に申し分ない出来だった褒めちぎる調。 「そして何より、街に淀んでいた合戦の閉塞感を一掃出来たことが嬉しいです。会場の誰もが本当に楽しそうで」 揉め事が全く無かった訳ではないだろうが、ここで水を差すのは野暮というもの。一行はそれぞれ今日の出来事を語りながら、酒盃を重ねる。 「さあ皆さん、しっかり食べて飲んでくださいね! あ、来た来た、取って置きの料理です」 持って来られたのは、黒に近い茶色の蟹。普通見掛けるものは茹で上がって湯気を立てているものが大半だが、どうやらこれは冷たいものらしい。 「これは泰国特産『朽葉蟹(くちはかに)』です。本来は茹でて食すのですが、流石に生きたままでは運べませんから古酒に漬けて運んだものです」 『酔蟹』と言います、美味しいですよと調は皆に勧める。 その色といい形といい、恐る恐る口に運ぶ一行であったが。 「うわっ! なんやこの濃厚な蟹の味!」 「この蟹ミソ、古酒との相性良すぎるな。こりゃたまらん!」 話題も料理も尽きる事無く、楽しい酒宴は夜半まで続いた様子だったとか。 |