【IF】せいぎのもふら戦隊
マスター名:石田牧場
シナリオ形態: ショート
EX
難易度: 普通
参加人数: 6人
サポート: 0人
リプレイ完成日時: 2015/04/20 13:35



■オープニング本文

※このシナリオはIFシナリオです。オープニングは架空のものであり、ゲームの世界観に一切影響を与えません。

 れでぃーすあんどじぇんとるめん!
 ぼくはせいぎのみかたぬちょたろう!
 おなかのきゅうばんひからせて、
 せなかのしょくしゅをなびかせて、
 きになるあのこにだいぶあーんどじゃんぷ♪
 さあ、ぼくといっしょにあそぼうよ♪

 ――という、伝説のもふらがいたとかいなかったとか――

「あ、あれは……!」
「ちょ、え。何であいつがいんの!?」
「って言うか何匹いるんだよ!?」
「そんなこと言ってる場合じゃねぇ、逃げるぞ!」
「えっ、どういう事?」
 その姿を見て騒ぎ出す開拓者。
 噂のあいつがやってきたのだ!
 子分たちを連れて!

 そう、開拓者一人につき、もれなく最低一匹は専属で、とびかかってくるぞ!

「いくもふ、開拓者達を笑顔の渦につれていってあげるもふー!」
「「「「「らじゃーもふー!」」」」」
 親分格のものすごいもふらさまの一声に、子分もふらたちが一斉に、開拓者達へとじゃーんぷ♪

 ぬちょっ
「あああああ、なんか生ぬるいぃぃぃ」
 触手ですからね、もふらさまもあたたかいですから、そうなりますよね。

 もふぬぬぬぬぬちょもふもふーん
「ぬめるのかふわふわなのかはっきりして!?」
 超もふもふしてますからね、ぬめぬめとダブルで二度おいしいですよね。

 にゅるるん
「ちょ、今触ったのどこのどいつ‥‥って、きゃー!?」
 遊んでほしいだけです。そんな悲鳴ひどくないですか、かなしくなっちゃいますよ。

 ぺたぺたっ
「あ、なんかこのもふら、おなかに隠し玉‥‥が‥‥」
 そうそう、吸盤もあるんですよ、のしかからないとうまく使えないんですが。

 にゅるー‥‥きゅぽっ
「なんか今吸われた!? 吸われた!?」
 口は使ってませんよ、舐めても居ません。今のは吸盤ですってば。

 すぐに広がる阿鼻叫喚の嵐!

 貴方なら、どうする?

※このシナリオはIFシナリオです。オープニングは架空のものであり、ゲームの世界観に一切影響を与えません。


■参加者一覧
梢・飛鈴(ia0034
21歳・女・泰
時津風 美沙樹(ia0158
22歳・女・巫
ルンルン・パムポップン(ib0234
17歳・女・シ
リィムナ・ピサレット(ib5201
10歳・女・魔
八条 高菜(ib7059
35歳・女・シ
八甲田・獅緒(ib9764
10歳・女・武


■リプレイ本文

●戦隊登場!

「ぬちょ太郎ちゃんが一杯!?」
 異常事態に最初に気付いたのはルンルン・パムポップン(ib0234)でした。それもそのはず5年前、開拓者になってはじめてのお仕事がぬちょ太郎と遊ぶことだったのですから。あの頃新人だった彼女も今では皇后様の地位が確約されているなんて、月日は早いものです。

 買い出しに出てきた時津風 美沙樹(ia0158)も戦隊に出会いました。
「あら、もふらさまの集団だわね」
「はや、可愛いもふらさんが‥‥」
 早速もふもふしようと近寄る八甲田・獅緒(ib9764)が見えます。
 近くの屋根の上から、親分の声が響きました。
「お嬢さんもいっしょにあーそびーもふー!」
 ごーさいん! 美沙樹ろっくおん!
「蝶々マスクですわね?」
 怪しいような気もするけれど、もふらさまにはよくある事、そんな天の声が響いて美沙樹は納得してしまいました。
 獅緒も周り必死の形相で逃げていくのに気付くのが遅れてしまいました。
「‥‥ふぇ?」
 きゅっきゅっぽにゅるーん♪
 既に子分達が引っ付いています。早業なのではありません、すべては獅緒の不幸属性がふるぱわーなせいです。
「遅くなってしまいましたぁ‥‥」
「遊んでもふー」
「もふるもふー」
 もふもふですよ? ‥‥ちょっとだけ。

 視界に映る大量の触手、触手、やっぱり触手‥‥
「あ‥‥? ちょと、シャレならんしょ、これは‥‥」
 正常な反応、それが正解。梢・飛鈴(ia0034)は良心認定ですおめでとうございます。
 崩れてこその良心ですね☆

●初級編

「ルンルンに遊んでもらうもふー!」
「わわわっ!?」
 親分の号令で子分達がかごめ状態からの一斉ジャンプ。ルンルンは一瞬で子分達の中に!?
「なーんちゃって。ニンジャは簡単に捕まらないんだからっ!」
 びしぃ! ルンルンは屋根の上に登っていました。
「その仮面、忍もふら様に違いないもの‥‥さあ、私が相手になっちゃいます! そして」
「第二班出動もふー!」
 ヒロインの台詞も一刀両断、せいぎのもふら戦隊はなんと主人公属性を持っているのです!

「やっぱりもふらさまは、もふも‥‥しませんわ?」
 天の声も美沙樹の五感まではごまかしきれなかったようです。
 ぬめぬめぬるんもふぬるぬる〜
 お情けで少しだけもふもふしているようですね。
「どうしたもふ、楽しくないもふ?」
「もっと楽しく遊ぶもふ!」
 子分達が更に集まってきました、危険な流れです。
 全身ぬるぬるしているので、服の上からなのか直接なのかもわからなくなっています。
 きゅぽ
「!? 今何か吸われて‥‥え!?」
 確認しようにも子分達にぬめられています。
「いや、引っ張らないで‥‥」
 隙間に入り込んだ何かが服を引っ張っている気がしますが自分では見えません。視線をどこに向ければいいのかもわからないのです。
 きゅぽっぬるぺたぐいぐいぬるん‥‥
「え、いや。やあ〜!?」

●上級編

 赤〜い腹〜掛〜靡かせてっ
 肌で〜感じぃ〜るぅ〜いけない〜あのこっ♪

 大きいお友達なら一撃ノックアウトの悩殺スク水日焼け跡。リィムナ・ピサレット(ib5201)は惜しげもなくその肌を晒しながら、一目散に戦隊の元へと向かいます。
「今朝もおねしょなんて‥‥お、おしりひりひりなんてしないんだからね!?」
 だから奥義ハイテナーイのでしょうか?
「もふらさまぁ‥‥みんなであたしに何してもイ・イ・よ?」
 ぴらっ♪
 ずっぎゅーん! 決まったぁー! リィムナお得意の鬼魅降伏、決まったぁー!
 彼女を視界に入れていたもふらさまが一斉にリィムナにすり寄っていく、主に触手で! だった手足は短いですからね、ほぼ一瞬でぬるぐちょです!
「ああん触手が全身にぃ♪」
 おや腹掛が落ちていますね、リィムナは色々なモノに囲まれているので、日焼け跡も何も見えません。声だけ‥‥そう、音声だけでお楽しみください!
「ぬるぬるが気持ちいい‥‥♪」
 ぴた、ぬるぬるにゅるりぃ
 ひりひりしていたお尻もぬるぬるの液体と絶妙な温度でさすられていやら‥‥いやされているようです。
「お礼しなきゃね‥‥あむっ」
 びくん!
 一匹の子分が緊張に慄いた気配がします。触手って装備アイテムでしたよね? もふらさま本体関係ないですよね?
「おいらももふー」
 にゅるりぐいぐいぬるぬるぅぺたぁ
「順番だよぉ♪」
 きゅぽ
「んひゃあああ!?」
 リィムナの悲鳴も聞こえてきました。たぶん悲鳴です。
「そこはっ‥‥吸われたら漏」
 しょぬるぅぺたぺたぺたぺたぺたぺたっ!
 きゅぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽんっ♪
 ものすごい勢いで吸盤をくっつけたり外したり高速運動している子分が居たようです。流石に大丈夫でしょうか?
「はぁああ‥‥♪」
 満足そうなので大丈夫そうですね☆
「「「今度はあたしが本気‥‥出しちゃうんだから‥‥っ」」」
 リィムナ戦隊警報発令中♪

(うふふふ、こーゆー機会を逃すわけにはいきませんねえ♪)
 黒く艶めいた笑みを浮かべる八条 高菜(ib7059)の手は既にわきわきと獲物を捕らえる体制です。
 とりあえず罠にはめた飛鈴がロックオン済なのは当たり前。出来れば他の可愛い子達も、なんて思っていたりします。
 でも、その前に!
「やん、ぬるぬるするっ」
「むにむにもふ?」
「ふわもふー」
 積極的に抱き留めなでなでしてくれる高菜に、子分達が僕もーと飛びかかっていきます。需要と供給ベストマッチング。母性ってすごいですね☆
「みんな一緒にあそんであげますよー」
「「「よろこんでもふー!」」」
 その調子で存分に押し付けたりぬるぬるしたり堪能しちゃってください、高菜さん。
「やん、ぬるぬるするっ」
 もう始まってましたね☆

●戦隊のこうげき

「こんなん聞いてないぞ!」
 逃げようと走る飛鈴の言葉には誰も答えません。これは夢なのですから。
「そこの仲間を引き留めるもふ!」
「「「らじゃーもふー!」」」
 こんなにすばやく統率のとれたもふらさまがいただろうか、いやいない!
「ぶっ飛ばーす!」
 走りながら強引に構える飛鈴のトライコンボが炸裂する!
「さっさとぉ!」
 右に居た子分を拳で殴りあげアッパー!
「そこをぉ!」
 体勢を戻す勢いでその隣の子分を蹴りあげる!
「どかぁんかぁっ!」
 目の前に来た子分をがしっと掴み、ちゃぶ台の要領で返したぁ!
「うっ‥‥!?」
 にゅるくるりんっ
 決まった直後のその隙に足首に絡まった、勿論触手♪
「へーい、幸せのお裾分けでっす♪」
 ふりむけば吸盤。
「って、高菜、なにをし」
 ぺったぁんにゅるっ
「そ、そいえばあたしを連れてきて‥‥だましたなコンニャロウ‥‥」
 服の隙間があれば強引にでも触手をねじ込んでいく構え☆ 物理法則を無視しているかのような神業も、閨事を収めている高菜だからこそみたいです。
「ねじ込むんじゃないって‥‥うぅ‥‥!」
 抵抗しようにも、高菜には適いません、せめて楽しんでください。
「さ、さいごがこれなん、て‥‥ちょっと、あんまり、じゃないか‥‥なあ‥‥!」
 どんどん可愛らしい声になっていく飛鈴の様子に高菜も大喜び☆

「なんだか親分としての座が危ないもふ」
 そんな声が聞こえた気がします。屋根の上から高みの見物してるだけですからね。
「特別ダンスもふ!」
「「「らじゃー!」」」

 ひとーつ触手で絡め取りー
 ふたーつお互い濡れちゃえばー
 みーっつ最後にきゅっぽんぽーん
 きづけーばみーんなたのしいなー♪

 歌い踊るもふら戦隊、歌詞の通りに行動開始♪
「あ、あら‥‥? ちょ、それだめっ」
 高菜のそれは言葉だけ、実際の表情は‥‥見えませんね、問題ありません。効果音もすごいですが高菜のあげる声がその‥‥すっごいです‥‥

●戻ってきた初級編

「もふもふして可愛い筈なんだけ、ど‥‥あぁん」
 ぬるぬるもっふん
 新衣装は背中が出ていますから生ぬるさ大爆発です。隙間も入り放題です。
「そんな所に入れてきちゃ、駄目なのです」
 入ったらずれますね、ぽろり5秒前ですね。後宮に入る前にゴシップ誌のキャッチに使われそうな勢いです。
「ぎゅーだもふー」
 子分がうまい具合に隠しました。ナイス子分!
 ぺた
「ひぁ!」
 きゅぽ♪
「だめぇ、吸っちゃ駄目なのです‥‥これがどさくじの闇」
 それは舞台裏情報です、リークのお仕置きで袋とじ特集号決定です。嫁入り前ですがばばんといきましょうか。
「? ぬちょ太郎ちゃんから?」
 子分が巻物を持ってきました。タイトルは『正しい触手の躾け方』。これぞ初心者ルンルンが持参した過去の遺物、その証拠品なのです!
「ふわぁ!?」
 ぷつん☆
 そう、それは理性の意図が切れた瞬☆間!

「はわわ!? と、とりあえず退いてくださぃ!?」
 右手をかきわけぬるりんちょっ♪
「うう、もふもふですけどぬるぬるですぅ!? もふもふ気持ちいいけど、ぬるぬる気持ち悪いですぅ!?」
 左手伸ばすとするりにゅるん♪
「ひゃ、ちょ、どこを触っているのですかぁ!?」
 脇の下をノーガード状態にしたのが運の付きです。不幸属性ふるぱわーは伊達じゃありませんね。
 触手は隙間があったら入り込むモノなのです、勉強になりますね。
 にゅるるんもふもにぬるぬるぺたん
「服がぁ!? それ以上はダメですよぉ!」
 獅緒がもがくほどに簡単に解けていくのがセオリーと言うもの。他の皆よりものすごく早いです。むしろ今辛うじて引っかかっている状態。
「とにかく離れて‥‥きゃっ」
 ぺたん
 今確実に吸い付かれましたね。むしろその子分高菜が投げた一匹です。獅緒の肌色は隠れましたが、それはもうぺったりと子分のお腹が獅緒のお腹にあわさっています。
 ぺたぺたむにむに‥‥むに?
「思いっきり吸い付かれて‥‥あうぅぅ!?」
 子分の顔、思いっきり目の前にありますね。
「もふ?」
 むにぬるぬるむに? ぺたん?
「撫でるもふ?」
 ぺたぺたきゅぽぽんぬるぬる‥‥ぺたん?
「や、下着まで取れて‥‥そんなにたくさん!?」
 子分の前足の位置は、お腹の上にあるんです。そう、お腹の上。大事なことなので二回言いました。
「ぺたんもふ?」
「‥‥」
 獅緒はその時、すべての思考を止めて周りを見ました。特にリィムナ以外の4人のある部分を、念入りに。
「‥‥ぷつん」
 自分で言っちゃいましたね、スイッチの音。

●ぷつんときれたらどうなった

「だぁ〜〜〜るぇがまな板だぁん!?」
 巻舌レベルとドスが目いっぱい効いた声が響いてきます、誰で‥‥獅緒です、伝説の戦士バンチョーとなった獅緒が今子分達をちぎっては投げちぎっては投げ大暴れしています!
「こるぁそこぉ!覚悟しやがるぇ〜〜〜!」
 獅緒のもふらアタック! 高菜に子分が5追加された!
 再び獅緒のもふらトルネード! リィムナ(複数形)に子分が8のしかかった!
 ラストもふらデラックス獅緒スペシャル! 飛鈴サークルに子分が10追加された!
 もふら戦隊のカオス度が上昇した! 獅緒の怒りボルテージは更に上がった!
「なぁ〜ずぇ〜だぁあ〜〜〜!」
 投げてるの、元凶の触手もふらですからね。どうしようもないですね。

 ‥‥ぷつっ
 それ、何の音ですか?
「フェイちゃんも一緒にあーそびーましょー?」
 うねうねぬるぬるにゅるりぬる
 高菜から触手が生えているように見えます。よく見ると高菜が歩いた後にはもがれた吸盤もふら達が‥‥
 つまり高菜は人間の限界を突破して、相棒アイテムも意のままに操れるようになったのです!
 要所は人肌を残しつつも生えている触手で隠すという完全なる趣味の産物になっています、最強ですね☆
 誰得?
 見る側のことは考えない、すべては高菜による高菜のための高菜なのです!
 心なしか触手も肌色に見えますが気のせいです!
 倫理感も生物の神秘も通り越してアヤカシっぽい気もしますが高菜です。少し忘れかけていましたが夢ですからね。

 するり
「脱げば脱ぐほどぉ」
 まずは帯揚げ。触手を可愛く蝶々結び。と見せかけてぎゅぅっと締める。
 するり
 長い帯で近くの子分達を纏めて飾り結び。なんだか子分達も楽し(苦し)そう♪
「急接近ですぅ」
 するり
 羽織で手近なもふらを確保、ぎゅぅーっっっと力いっぱい抱きしめる♪
「ほぉら。ルンルン忍法でみぃーんな、仲良しです!」
 にっこり☆
 子分達がルンルンの行く先々で道をあけ始めました。これが皇后オーラなのですね!

 ぷっつーん
「もうどうにでもなれぇぇぇ!」
 ついに飛鈴も限界を超えたようです、具体的に言うと隠すものがなくなってしまったんですね。
 経験と知識を越えすぎて、ついでに言うと新たな扉を開けすぎてしまったので我に返るにかえれなくなってしまったというわけです。
「さっきまでの記憶も無くなっちゃえぇぇぇ!」
 火照った顔とか躰とか。
 そりゃそうですよね、いくらこれが夢だとしても、欲求不満なのかって思ってしまいますよね。
「これが最後だァ!」
 この後この記憶も一緒に吹き飛ばすんだ、そう思いながら丁度そこにあったご都合主義の畳を引っ掴みます。
「吹っ飛べぇぇぇ!!!」
 ほーむらーん!
「‥‥開拓者‥‥引退するかナァ‥‥」
 綺麗な放物線を描く子分達を見送りながら、黄昏顔でこぼす飛鈴でした。

「うんうん、楽しんでるもふね」
 親分の声が鮮明に聞こえました。
 ぷ・つ・ん
「‥‥そう、あなたが元凶ね?」
 ゆらぁり
 へたり込んでいたはずの美沙樹が親分を見据えます。
「そんなにお仕置して欲しいのなら、ご希望通りにしてあげようじゃないの」
 立ち上がりの動きで神楽舞「瞬」を発動させた美沙樹が据わった目のまま両手腕を大きく広げました。
 シュババババババババババババババババババ‥‥!
 無作為に見えて的確に戦隊を撃ち落としていく白光弾幕! 流石自動命中の恩恵!
 気付けば美沙樹の周りに残っているのは親分のみ。
 みしぃ、ぐりぐりぐりぐり
「よくもやってくれましたわね」
 『的確に』ヒールねじ込んでます、あれは‥‥痛い‥‥

●強引だろうと終わらせる!

「反省したかしら?」
 お仕置き敢行でサッパリとした笑顔の美沙樹に逆らおうという戦隊はどこにもいませんでした。
「ドーナツを作るから、お茶にしましょう」
「「「おいらたちが作るもふ」」」
「美沙樹様は座ってくつろいでてもふ」
「え、でももふらさまの手じゃ」
「「「だいじょうぶもふ」」」
 みんなでつくるのが楽しいのに、そう言おうとした美沙樹は遮られてしまいました。

 戦隊お手製のドーナツの形は想像してくださいね☆
 お茶の席ですっきりした顔の高菜が身だしなみを整えたり、差し出されるまま遠い目をしてドーナツを食べる獅緒と飛鈴とルンルン。なぜか豪奢な座布団に座らされている美沙樹
 おや? 足りませんね。

「一度じゃ勿体ないもんね♪」
 ずぎゅーん!
 あん♪ もふー♪ あん♪ にゅるー♪
 お持ち帰りみたいですね。

 最後の〆にいってみましょう!
 もふら戦隊はー!

 \せいぎのみかたー!/