|
■オープニング本文 ●訛りのある依頼人 「で、その茸アヤカシを退治すればいいと─」 「捕らえるだ!」 開拓者ギルド職員が言い終わる前に訛りのある言葉が遮る。 「捕らえるってアヤカシですし、だめですよ」 「まだアヤカシと決まったわけではねえべ」 どうやらこの依頼人はアヤカシの『退治』を依頼しにきたのではないらしい。しかし依頼とあっても開拓者ギルドとしては、アヤカシを捕らえろとは承諾しかねる。それ以前に依頼人はアヤカシとすら認めたくないようだが。 「十中八九アヤカシじゃないですか」 「新種の茸かもしれないだ」 「手足が生えていて動き回るとか茸じゃないじゃないですか」 「いんや、見ねえとわかんね」 「だいたい捕らえてどうするつもりなんです?」 「キノコ汁にするだ」 「形は茸型ですけど、体が金属っぽいっていう話しですけど?」 「煮たり焼いたりすれば食えるかもしれねえでねえか」 「アヤカシでなければですけどね」 アヤカシは命を失った瞬間、瘴気に戻る。従って『剥ぎ取る』事もできなければ『食材』となる事もない。 「んだ」 さすがにそういう常識はわかっているらしいので一安心。まあしかし、その体が金属質に見えて、手足があって動いている時点でケモノとも思いがたく、だいたいおかしいとか怪しい時点でほぼそれアヤカシなわけで。 『まあアヤカシ退治として依頼書を作っても良いか‥』 どうせアヤカシなら退治する以外に道はない。ならば依頼人はどうのこうの言ってはいるが、最終的に『アヤカシなので退治しました』と報告をすれば良い。と思ったのだが。 「オラも同行するだ」 「え?」 「貴重な茸かもしれねえ。間違った扱いをされては困るだ」 「だからアヤカシだと‥」 「まだわからねえでねえか!」 ●結局 何だかんだで結局両者ともなかなか折れないために、無駄に話し合いは続いていたのだが、妥協点というか協議の終わりが見え始めてきていた。 「捜索範囲はこの山だけですよ」 「見たって話しもここしかねえでな、それは構わねえ」 見つかるまでとはさすがに無理なので範囲は絞らなければならない。 「捜索期間は三日ですよね?」 「んだ。それだけあれば十分だな」 見つかるまでが依頼などと言わせぬ様、期間も絞る必要があるだろう。 そして、その対象が見つかったとしてその扱いはやはり念を押しておきたい。 「アヤカシ出ない場合は、捕獲する。これは良いですね」 「んだ」 「で、アヤカシだったら即討伐。これもよろしいですね」 「んだ」 「田吾作さんは同行しますが、茸型アヤカシを自分で捕まえようとはしない」 「まだアヤカシと決まってないと言ってるでねえか!」 どうやら依頼書が書き終わるまではもう少し時間がかかりそうだ。 |
■参加者一覧
鞍馬 雪斗(ia5470)
21歳・男・巫
利穏(ia9760)
14歳・男・陰
薔薇冠(ib0828)
24歳・女・弓
マーリカ・メリ(ib3099)
23歳・女・魔
春陽(ib4353)
24歳・男・巫
フランヴェル・ギーベリ(ib5897)
20歳・女・サ
ハシ(ib7320)
24歳・男・吟
熾弦(ib7860)
17歳・女・巫 |
■リプレイ本文 ●登山開始 「お久しぶりです田吾作さん」 「おお、春陽さ。今回もよろしく頼むべ」 赤く長い髪を揺らす逞しき巨体、春陽(ib4353)が挨拶した男はまるで見た目は田舎の農民。そして実際中身も田舎の農民の田吾作である。 ちなみに彼が今回の依頼人で、その依頼とは名目上は『秋山登山で新種かもしれない茸狩り』である。 「摩訶不思議な茸ときいたなら、出向かぬ訳にはいくまいて」 「んだ、どんな茸か確かめねばならね」 この依頼人たるや茸に対する情熱、特にキノコ汁に向けるそれはもはや病的といっても良いものがあるが、薔薇冠(ib0828)もそれ程ではないにしろ茸好きである。故に新しき出会いによせる期待は大きい。 しかし、名目上は『茸狩り』であるがその実態はというと疑問符が付く。 「怪しい茸‥ね」 見た目は美少女さりとて実はちゃんと相手もいる大人の男、鞍馬 雪斗(ia5470)は『新種の茸』とは思ってはいない。 というか、本気で茸と期待しているのは田吾作くらいのものだろう。 「茸といっても金属質なんでしょ‥?」 「だけど、迂闊にそう言うコト言える雰囲気でもないかな‥‥」 熾弦(ib7860)が言う様に、今回探している茸は金属質であるという。さらには手足があって歩くというのだから、利穏(ia9760)としても料理できる代物とは思い難いが、盛り上がっている田吾作と薔薇冠を見るとそれに水をさすのもためらわれる。 「でも食べられるなら挑戦してみたいですよね。ね?」 普通、茸のくせに手足に金属質とあれば見つけたにしても食べるのは遠慮願いたいところだが、『食べられるなら』という仮定ではあっても食べたいという意思を見せたマーリカ・メリ(ib3099)は幾分前向きな心の持ち主と言えるだろう。 「食べたいのは茸より、君。かな?」 「え!?」 そのマーリカにさらっとフランヴェル・ギーベリ(ib5897)がぬかしおる。ちなみにどちらも女性である。 「あたしは春陽ちゃんが超好み〜♪」 「ええ!?」 さくっとカミングアウトなハシ(ib7320)は身の丈六尺長のエルフ、性別は男である。言うまでもないかもしれないが春陽もまた男である。 そんな何やら茸以前に怪しい予感を抱かずには居られない、登山口だった。 ●道中探索 「アヤカシの気配はないわね」 田吾作の安全のためにも熾弦は周囲を警戒している。『瘴索結界』ではそんなに大きな範囲の索敵はできないが、とりあえず目視でもそれらしき存在は認められない。 「ケモノも何も居ないようですね」 利穏が目を凝らしても動く物は無い。せいぜい風に揺れる草の葉程度のもの。ケモノのケの字程の気配すらない。 「原因は、アレかな?」 フランヴェルが指差す先には愉快な一団。 「きのこきのこ、どこじゃー?」 「歌うよりも〜♪踊りたい〜♪」 大きな籠を背負った薔薇冠が叫び、色とりどりの布を纏ったハシが踊りかねないテンションで歌っている。こうも騒がしいとアヤカシは人を襲うため近づいてくるかもしれないが、ケモノや動物は近寄っては来ないだろう。 「まあ無益な争いをしなくていいんだけどな」 とりあえず目的なのはアヤカシと思われる茸であるから、ケモノや動物には用がない。これはこれで好都合かと雪斗は思うのだった。 「この茸は食べられますか?」 春陽の大きな手にちょこんとつままれた茸。一向は目的の茸を探しつつも、普通の茸を集めていた。しかしながら、素人目には食用のものかそうでないかは区別がつき難い。よって田吾作に聞きながらの採取となる。 「これはアブラシメジ。いけるな」 そして田吾作は手渡された茸を迷う素振りすらなく瞬時に判断する。茸識別能力は達人の域だ。 「これはどうですか?」 「それはツキヨタケ。食えねえな」 「そうですか‥」 マーリカは残念そうに茸を手放す。魔術師として毒物に興味はあるが、恐らく田吾作が作ってくれるだろうものは茸汁。下手に猛毒茸が鍋の中に混じれば全員憂き目にあう恐れがある。そういった面から余計な物は持ち歩かない方が無難だろう。 「少し日が落ちてきましたか」 「んだな」 田吾作の前が暗いのは春陽の体が日光を遮っているからではない。夕暮れに近づいているのだ。 「そろそろ夜営の場所を探しませんか?」 暗くなってから動き出すのでは遅い。大した山ではないとはいえ、動けるうちに用意はしておくべきとマーリカは提案する。 「そうだね、用意はした方が良いね」 天幕を組み立てるにはそこそこ開けた場所が必要だ。フランもその提案に賛成する。 「んだな、茸汁の準備もせにゃならね」 「ほう、茸汁じゃと」 「楽しみです」 薔薇冠と熾弦の顔がほころぶ。道中集めてきた茸もそれなりの量がある。さぞ美味しい茸汁ができる事だろう。 ●美味茸汁 「‥ふむ。これはなかなか‥」 手渡された椀を雪斗は一口。肉や魚とは違う風味が鼻から抜ける。 そしてその香は一種類ではなく、またもう一口含めば先程とはまた違うような感覚にとらわれる。 「茸の種類で切り方が違うのはこういう事でしたか‥」 茸は無造作に鍋に放り込まれたのではない。傘肉の厚みを生かしたり、あるいは投入の順番など考えられたものだ。 準備を手伝うと申し出た利穏は色々田吾作に指示を下されたが、食べてみてその指示の意味を再認識する。 「ここまでこだわると違うのね‥」 概ね『こだわり』というものは素人目には区別の付かない、職人の自己満足の様な部分も多い。しかしながら、この茸汁はもともとがシンプルであるからかもしれないが、その『こだわり』が茸汁に造詣が深いわけでもない熾弦にも伝わってくる。 「やはり茸は良いものじゃ♪」 茸好きの薔薇冠をも唸らせる茸汁。茸が好きだから美味しいのか、美味しいから茸が好きなのか。とりあえずは妙な茸でなくとも薔薇冠は満足であった。 「場所によって生える茸も違いますから、明日も同じとは限らないですよね?」 「んだ。茸汁は一期一会だ」 残念ながら今日は目当ての怪しい茸は見つからなかった。従って明日も引き続き探索となるわけだが、それは明日もマーリカ達は別の茸汁が食べられる可能性があるという事だ。 「やはり、おいしいですね」 嘘偽り無く美味しそうに汁を食す春陽。田吾作は頼まないでも作る気ではあった様だが、山に入る前に田吾作に前もって茸汁作成を依頼していたのも春陽だ。 「それとアヤカ‥、いや新種の茸の事なんですが」 春陽は何か田吾作に伝えたい事があるらしい。鍋を挟んで田吾作と話し始めた。 「寒い日には鍋もいいね」 「でもこの時期最強の暖は人肌よね〜」 「ああ、そうだね」 鍋は暖を取るにはとても良い。しかし、それに勝るものは‥人肌か。そして茸は精が付く。 皆で鍋を囲む中、フランヴェルとハシの会話は何処か危険な香りがするのであった。 ●恐怖夜営 そしてその危険さは食後の満腹感を掻き消すように具現化するのであった。 「天幕が足りないなら、人肌で暖めあうのがいいんじゃな〜い♪」 「‥私は、遠慮しておきます‥」 「自分には妻が!」 「ボク、その女の人はあんまり‥」 「アタシはどちらもOKよ?」 「そ、それもちょっと‥」 「こっちに来ないのかい?」 「い、いえ。じ、じゃあ私はお先に失礼しますね!」 「何もしないわよね?」 「何も『おかしな事』はしないさ」 「茸に包まれて寝ればいいのじゃ!」 結局、交代で火の番をする必要もあり何も起こらなかったのだが、一部の者達には緊張感のある夜を過ごす事になるのだった。 ●キノコ狩り 「テカってるし動くし〜ウケル〜☆」 二日目の昼過ぎ、何の前触れもなく現れたそれは目撃情報の通りであった。 「硬くて大きな‥3尺とか流石にムリ〜☆」 とりあえずそれ以上はハシが自重したので何が無理なのかを考えるのは各自の宿題とする。 「あれがお目当てでいいのよね?」 「んだ」 『どう見てもアヤカシよね‥』 熾弦の『瘴索結界』も間違いなく目の前の不審物がアヤカシだと告げている。普通に見ただけもアヤカシだと本能が告げている。 しかし、依頼がアヤカシでなければまずは捕獲であるから、田吾作にアヤカシと分かってもらう必要がある。どう見てもアヤカシな茸を無理に捕らえるよりも、アヤカシと認識してもらえば話が早い。 「まずは動きを」 雪斗は駆け寄り、脚部へ一刺し。 「硬っ」 見かけどおりの質感。手加減など不要かもしれない。 「何をやってるだ!まずは捕らえるだよ」 田吾作は本物を見てもまだアヤカシと認めないのだろうか。とりあえず飛び出さないように気をつけなければ。 「怪我しちゃったら食べれませんよ?」 田吾作を遮るようにマーリカが前に出る。そして一呼吸を置いて、地面から伸びる蔦が金属質な体を絡め取る。 「その調子でいくだ!」 「一部分、例えばかさの部分の端の方だけ切り落とせば‥‥」 自分達はアヤカシと分かっていても依頼人がまだ納得していないなら、あれがアヤカシであると示す必要がある。アヤカシなら体の一部でも切り取ればその部分は瘴気に戻るはずと熾弦は思いつく。 「なるほど、そうですね」 利穏が頷く。となれば一芝居必要か。やたらと芝居がかった表情で利穏は田吾作に語りかける。 「新種の茸が相手なら、こちらも新しい調理法で臨まなきゃいけないと思うんですよ」 「ん?」 「まず素材を確かめるために部分的に切り落とそうかと‥」 そう言いながら熾弦はフランヴェルに目配せする。 「これはジルベリアの包丁なんだ」 そういうフランヴェルの獲物は金剛刀。丈は六尺程もあるどう見ても包丁には見えない刀だ。ちなみにその長さは鮪包丁よりも長い。 「ずいぶんと物騒な包丁でねえか」 「ほら、ジルべリア人は体格が大きいだろう?」 「んでも自分より大きいでねえか!」 「そこの彼よりは小さいだろう?」 フランヴェルは春陽を指すとそのままその物騒な包丁を持って茸へ駆けて行く。 物騒な包丁は確かに茸の傘を裂いた。そして、欠落した部位は予想通りの変化を遂げた。 「やはりアヤカシなんじゃろうか‥」 しかし薔薇冠は開拓者だ。アヤカシと判ればそれを見逃すわけにはいかない。 「これも運命か。悲しいのう‥」 「アヤカシ、なんだべか‥」 一方田吾作はまだ受け入れ難いという表情をしている。 そして薔薇冠や田吾作が悲しみを感じている頃、ハシは歌っていた。仲間には聞こえないが、アヤカシだけに聞こえる歌を。 「この歌は〜アヤカシにしか聞こえない〜♪(※歌詞はイメージです)」 こうしていればアヤカシだけ気を削げるかと思ったのだが。 『もしかしてアヤカシを歌で育てちゃう?』 などと思い出して、『怠惰なる日常』に切り替えた。が、どっちも歌をアヤカシに届けるのであまり関係ない様な‥。 そしてまだ料理は続いていた。 「‥一つ狐色まで焼いて見るか‥」 そう呟いた後に二言三言、雪斗が何かを唱えると、茸アヤカシから火柱が上がる。近くの枯葉をも舞い上げて、焦げた匂いが鼻をつく。 「強火って勢いでねえぞ!」 「ちゃんと火を通さないと‥」 「ホラ、かやくご飯って言うのあるじゃないですか」 利穏流『エクストリーム☆料理』は既存の料理方法とは一線を画す。 今回ご紹介する料理は『金属茸型アヤカシの焙烙球ご飯(かやくご飯)』です。 その火柱の中へ焙烙球を投げ込めば、当然大爆発。しかしそれでもまだ動いているところを見ると相当に丈夫だ。そんな歯ごたえのありすぎるものはいくら叩いても噛み切れなそうだ。 流石にここまで来れば、茸と思い続けるのも限界があるだろう。田吾作はそっと漏らす。 「アヤカシだべか‥」 「残念ながら、アヤカシです」 火が収まりかけた茸に春陽が近寄る。そして再び突然茸を炎が包む。しかし、今度の炎は枯葉も何も焦がさない。茸型だけが燃えている。 「これが昨晩お話しした、『浄炎』です」 「ああ‥」 人とアヤカシしか燃やさない炎。そしてその茸はまず人ではない。なればアヤカシという事の証にはなるだろう。 そして、茸がアヤカシだった事を悲しむのは田吾作だけではなかった。 「何故おぬしはアヤカシなぞに生まれてきたのじゃ〜」 田吾作の嘆きをも抱合したかのような薔薇冠の悲しみの矢が茸アヤカシを射抜く。 漏れ出る瘴気がやはり、それがアヤカシでしかない事の証だ。 そして、茸型『アヤカシ』はそのまま瘴気となって霧散するのであった。 ●田吾作の祈り 「結局アヤカシだっただ‥」 田吾作は肩を落とす。 「あれはきっと茸に化けて油断させて茸を荒す害獣だと思います」 春陽が一言。 「そんなに気を落とさなくても‥」 その落胆振りに田吾作はわずかな期待等ではなく、本当にアヤカシだと思っていたのかと熾弦は内心驚く。 開拓者としてやるべき事はやり遂げたので何も咎められる事もないのだが、何だか申し訳ない気持ちになってくる。 「また別のを探せばいいさ」 過ぎた事を悔やんでも仕方が無いとフランヴェルが気持ちの切り替えを促す。彼女にも色々あるのだろうが、その爽やかさには暗い過去の影がちらつく事もない。 「そうですよ。まだ落ち込むには早いですよ」 「だなあ‥」 よくよく考えてみれば、探しに行った茸がアヤカシだっただけで、新種の茸の発見の希望が断たれたわけでもない。茸汁改良への進展こそなかったものの、まだ幾らでもやれる事はあるはずだ。利穏の言うとおり落ち込むには早い。 「そうよ、そのうちイイ事あるわよ」 ハシは励ましつつもそれともあたしと『イイ事』する?と付け加えていたが、それには田吾作も聞こえない振りをせざるを得なかった。 「天儀は広いです。きっとまだ知らない茸だってあります」 春陽に言われると何故か『そうかもな』と思ってしまう。しかし、実際に田吾作らが知る世界は天儀の極一部でしかない。儀を股にかけて活躍する開拓者達とて知り得るものさえ、ほんの一部でしかないのだ。 「茸は浪漫なのじゃ。ならば、茸汁は浪漫汁というわけじゃ。そうじゃろ?」 「んだ!」 何処がどう浪漫なのかはきっと分かる者だけが分かるのだろう。薔薇冠の言わんとした事は田吾作に伝わったらしい。彼は大きく頷いた。 「『運命の輪』の正位置が出ている‥。好機、出会いの兆しがあるな」 雪斗はタロットカードを手繰る。嘘偽り無くそのカードは『運命の輪』であった。運命はどう流転するか分からない。しかし、このカードが示す通りの未来であればいいなと思う。 「また美味しい茸汁をご馳走してくださいね」 「ああ約束するだ」 今のままでも十分に美味しいのにとマーリカは思うのだが、次に会った時、茸汁はさらなる進化を遂げているだろうとも思う。その時自分達はどこまで己を磨き上げる事が出来るだろうか。 茸汁の奥は深い。そして、開拓者達の未来もまた、長い。 |