タイトル:私の大事なお薬‥‥8マスター:優すけ

シナリオ形態: ショート
難易度: 普通
参加人数: 8 人
サポート人数: 0 人
リプレイ完成日時:
2011/11/13 00:13

●オープニング本文


「そういえば、あんたって将来的に作りたい【最終目標】なんてクスリはあるの?」
「あら〜、唐突ですわね〜」
 今はお昼の休憩時間。カルボナーラをくるくるとフォークで巻き取っていたマリーが、何の気なしに質問していた。口に入れようとしていたベーコンを止めて、リアナはひょっこり首を傾げる。
「う〜ん‥‥まあ作ってみたいオクスリはたくさんありますけど、やっぱり一番は『エリキシル』でしょうか〜」
「『エリキシル』? 何それ?」
「まあ私も実際に見た事がありませんし、何より存在したかどうかも分からないオクスリなんです。言い伝えによりますと、どんな怪我や病気も治す万能薬だとか‥‥」
 そこまで言ってから、フォークに刺さっていたベーコンを口に放り込むリアナ。同じ様にベーコンごとスパゲティを巻き取っていたマリーだったが‥‥
「よく分からないけど、一応あんたもそういう目標があるのね〜。少しびっくりしたわ」
「も〜、マリーは私の事を普段どう思っているのですか〜?」
「ゴメンゴメン♪ ま、とりあえずそんなクスリが本当にあったら、世の中のお医者さんが商売上がったりよね?」
 ぱたぱたと手を振りながらリアナの抗議を受け流すマリーだったが‥‥その時リアナがふと閃いたように手を叩く。
「そうですわ♪ そういう万能薬は無理でも、まだ誰も作った事が無いようなオクスリをたくさん作れば、きっとますますお店が繁盛しますわ♪」
「‥‥いや、もう既にあんたは奇想天外な薬を山ほど作ってるんだけど‥‥」
「そうと決まればこうしていられませんわ♪ 早速新薬の開発に取り掛かりませんと‥‥」
「はいはい。とりあえずお店が休みの時にしなさいよね?」
 今にも店の奥へ引っ込もうとした彼女の首根っこを、ネコを捕まえるみたいにぐいっと引っ張って連れ戻すマリーであった‥‥



「それで、まずは何が必要なの?」
「はい〜、とりあえず大分前に向かった叔父さんの研究施設へ行こうかと。まだまだ知りたい知識がたくさんありますし‥‥」
「あそこって、確か以前スライムがいた所よね‥‥うぅ、嫌な思い出が‥‥」

●参加者一覧

比良坂 和泉(ga6549
20歳・♂・GD
シン・サギヤ(gb7742
22歳・♂・EL
八尾師 命(gb9785
18歳・♀・ER
ジュナス・フォリッド(gc5583
19歳・♂・SF
蒼 零奈(gc6291
19歳・♀・PN
常木 明(gc6409
21歳・♀・JG
エリク・バルフォア(gc6648
18歳・♂・ER
住吉(gc6879
15歳・♀・ER

●リプレイ本文

●入り口にて‥‥
「そういえば、ここってリアナさんとマリーさんに初めて出会った場所だよねぇ‥‥懐かしいなぁ」
「あちき達もそうだね‥‥何だかんだと続いたもんだよ」
 感慨深げに研究所を見上げている刃霧零奈(gc6291)と常木 明(gc6409)。お互いにとって『色んな意味で』因縁のある場所であるためか、その目はどうやら同じ事を考えていそうな雰囲気を漂わせている。
「ふむ、私もそうだったな。‥‥ジュナスも合わせると、そのときのメンバーの半数がいるわけか」
「考えるとそうだよな。どちらにせよ、今度は最初から腹括って頑張るか」
 当時と同じウィザードの格好をしたシン・サギヤ(gb7742)が両腕を組んで女性陣の姿を見ていると、何やらぐっと気合を入れ直しているジュナス・フォリッド(gc5583)。何かあると分かっているだけに、今回は最初からやる気充分な様子である。
「うふふ‥‥スライムと少女‥‥ある意味では定番ですが、このままでは面白みに欠けますね‥‥いっそ男性陣が‥‥♪」
「‥‥!? 妙な嫌悪感が‥‥何でしょう、いったい?」
 クスクスと怪しい笑みを浮かべて住吉(gc6879)が着物の裾をいじっていると、敏感に気配を感じ取ったのかぶるっと体を震わせている比良坂 和泉(ga6549)。果たして、無事に帰ることが出来るのだろうか‥‥
「‥‥キメラ以外に何か起きそうな気がしてならないのは、僕だけか‥‥?」
「大丈夫じゃないですか〜? ここは初めてですけど〜、メンバーは皆知った顔ばかりですし〜♪」
「いや、だからこそ‥‥というか‥‥」
 集団の後ろで警戒をしていたエリク・バルフォア(gc6648)が不安そうな言葉を呟いていると、同じく周囲を見渡していた八尾師 命(gb9785)がのんびりと答えている。まあ全員が顔なじみなだけに、『ある方面への』展開も考えているのだろう‥‥果たして、どうなることやら。



●一日目‥‥
「さて、とりあえず皆の休憩場所はここでいいかしら?」
「はい〜。ここの廊下を挟んだすぐ前が私の研究部屋になりますので〜」
 まず最初にする事は、いわゆる『セーフハウス』作りである。場所は前回スライムが現れた部屋の一つ隣にある巨大理科室のような大部屋であった。ここはまだ部屋の損傷も少なく、また彼女が研究に没頭する為の部屋も近い。
「それじゃ、早速荷物を下ろしましょうか。エリクさん、食料はどこに置きましょうか?」
「そうだな。とりあえずそこのテーブルの上で良いだろう。水があればある程度は掃除出来るのだが‥‥」
「あ、そういえば水道が動いてたような‥‥でもまだ大丈夫かしら?」
「それじゃ、あちきとジュナスくんで見てくるよ。皆ははたきとかで埃を落としておいて」
 比良坂が運ぶ荷物をエリクが誘導していたのだが、どうもゴミや埃が多すぎる。曲がりなりにもしばらく宿泊するのだから‥‥と言う事で、まずは掃除から始める事になった。(注:既にリアナは研究部屋に篭っている)
「ま、掃除ばっかりに気を取られてリアナさんの護衛を疎かにしてもいけないし‥‥とりあえず今はシンさんと八尾師さんとで見張っているね」
「ふむ、それが良いだろう。とりあえず廊下に椅子でも置いて様子を見ているか」
「そうですね〜。でもせめて中に一人は入っていた方が‥‥」
 刃霧とシン、そして八尾師が細かい部分の相談をしている中、リアナはというと‥‥


「さ〜て、まずは参考書探しからですわね〜。どこにあるのでしょうか〜‥‥」
 相変わらずマイペースに本棚を探しているのであった。とにかく、一日目は掃除と寝床の設営で時間を費やしてしまった。スライムが現れなかったのは幸運であると言えよう‥‥とりあえず何事も無く一日が過ぎていった。



●二日目‥‥
「ありゃりゃ‥‥よく見ると小さなスライムは結構いるもんだね‥‥」
「ああ。しかしどれも大した事は無い大きさだ。一つ一つ全部倒しているときりが無いな‥‥」
 常木がバッサリと乙女桜で一匹のスライムを切り落としていると、少し離れた場所でウリエルを振り下ろしてトドメを刺しているジュナスが呟いた。どうやらしばらく来ない内に増殖をしていたのか、小型スライムがあちこちに存在しているようである。
「まあスライムというのは元々分裂・増殖が当たり前だしな〜」
「なるほど〜。ではどこかに元締めがいる、ということかな?」
「その可能性は否定できない、か。だがあくまで目的は護衛であって、キメラの殲滅じゃない」
 軽く息を吐いて最後のスライムを潰すと、とりあえず同じA班の元へ戻る二人。廊下の向こうでは同じ様にすんなりとトドメを刺している住吉とエリクがいた。
「ふむ、この程度ならまず問題は無いのだが‥‥やはり数が多いか」
「そうですね〜。しかし、ここで油断するとあっさりと桃色展開が待っていますよ〜?」
「う‥‥流石に無い、と信じたいのだが‥‥」
 ふぅとため息をついて武器を収めるエリク。どうやら今の所は皆に怪我らしい怪我は無かったが‥‥先ほど常木とジュナスが話していた内容も気になる。とりあえずB班の待つセーフハウスへ戻っていくのだった‥‥


「もぐもぐ‥‥このパスタ、レーションにしてはなかなか美味しいね〜」
「そうですか〜。このチキンもなかなか美味しい味ですよ〜?」
「ホント? ちょっと食べさせてよ♪」
 休憩時間を取っているB班がいる研究室では、なかなか和気藹々と昼食タイムが繰り広げられていた。メニューはレーションや携帯式のお茶等ばかりだったが、バリエーションが豊富なため刃霧や八尾師達の飽きが来る事は無かった。
「う〜ん‥‥相変わらずリアナさんの依頼はこういう雰囲気が多いですね〜」
「そうだな‥‥やはりたまの息抜き感覚で参加してみるのも悪くない」
 ぽつりと呟いたシンの雰囲気に頬を緩めた比良坂だが、そのすぐ一瞬後に顔が硬直してしまう‥‥リアナの無防備な微笑みでの『あ〜ん♪』であった。
「あらあら〜、そう言って貰えるのは嬉しいですわね〜♪ はい、あ〜ん♪」
「ちょ、ちょっとリアナさん!? 流石に皆の前では恥ずかしいですよ!!」
「あらあら〜、でしたら見ていない場所では良いのですか〜?」
「‥‥ちょっと〜。もう秋なのに、やけにこの部屋暑くない〜?」
 刃霧がわざとらしくぱたぱたとタンクトップの胸元を開け閉めさせると、途端に顔が真っ赤になる比良坂‥‥それを見て大笑いする皆だったが‥‥ふと一人の姿が見えない事に気付く。
「あ、そういえばマリーさんは?」
「そういえばさっき御手洗いに行くとか‥‥それにしては遅いですね」
「‥‥まさか!?」
 一瞬にして顔色を変えた刃霧。食べかけのレーションはそのままに、全力で女子トイレへと走っていった‥‥



●巨大スライムとの戦い‥‥
 廃墟になってもまだ水道は止められていなかった様子であり、幸い外で‥‥と言う事は無かった。しかし電気は無いため、こうして来るのはよほどの事が無い限り明るい内に来る事にしているのだが‥‥と、その時窓の近くで何やら動く影を発見した。
「またスライム〜? もうさっさとここから出ましょ‥‥」
 もう彼女も慣れたもので、小さなスライム程度なら落ち着いて歩けば全く無害だと分かっている。軽く息を吐きながらドアを開けようとすると‥‥
「‥‥え? 開かない‥‥」
 いくらガチャガチャとノブを回しても全くドアが向こう側へ開かないのだ。正確に言えばノブが回る感覚はあるのだが、向こうから何か衝立でもされたようにドア自身が押せない。
「ちょ、ちょっとちょっと!? どうして開かないのよ〜!? 誰か〜〜!!」
 こうしている間にもじわじわと迫ってくるスライム。果たして皆は間に合うのか!?



「うぅ〜‥‥すぐ傍だからって油断していたわ。何事も無ければ‥‥って、八尾師さん何アレ!?」
「あわわ!! 物凄く大きなスライムですよ〜〜!!」
 刃霧が走る足を止めて見据えた先には、廊下を埋め尽くすかのような大きさの巨大スライムが堂々と鎮座していた。しかも透ける体で押さえつけているのは、見事に女子トイレである。
「あーあ、来た来た‥‥でもこれは誤算だったね〜。こんな狭い廊下だと満足に武器も振るえないよ」
「でもここで倒さないと、マリーさんが‥‥!!」
「うぅ‥‥マリ〜〜‥‥」
「ここは時間がかかるか‥‥エリク達A班は外から回って先に窓からマリーを助けろ!!」
 シンの指示を受けて動き出すB班。付いてきたリアナが不安げにドア部分を見つめているが、今はどうしようも無い。とにかくリアナを守りながらの戦闘が始まった。
「とにかく今は全力で排除する‥‥!!」
「あの時とは違うんだからね〜〜!? おらおらぁ〜〜!!」
 天剣を振るうシンの一撃に、何やらリベンジを果たそうかというような刃霧の猛ラッシュ‥‥しかし、確かに命中するも体力が今までとは桁違いに上がっているようだった。しかも『粘性のある』身体に向かって『猛ラッシュ』‥‥となると、倒せなかった場合‥‥
「はにゃ!? ちょ、ちょっと取れないよ〜!?」
「く、そこを動くな刃霧!! 今離して‥‥」
 ピタッと身体が硬直するシン‥‥無理も無い。徐々に取り込まれている刃霧の服が順番に溶け始め、その見事なツインボムを露わにしていっているのだから。しかも伸ばしてきた触手が彼女を更に押し込もうと抱きつくような腕で背中を押さえつけていく‥‥もう彼女を守る服はほとんど溶けきっていた。
「ぅぅ〜〜!! そ、そこ触るな〜〜‥‥はぁ‥‥はぁ‥‥」
 何とか引き剥がそうとするも、ただいたずらに体力を消耗するばかり‥‥蕩けたような赤い顔で荒く息を吐いている刃霧‥‥だが、もう以前のようにやられっぱなしでは終わらないのが彼女であった。
「こ、こんのぉ〜〜!! いつまでも触ってるんじゃないんだってば〜!!」
 全身から出ている真紅のオーラが強まり、思いっきり暴れまわった勢いでスライムから抜け出る事に成功した。
「はぁ‥‥はぁ‥‥まだまだ、これからなんだから‥‥」
「でも〜、そのままの格好ではマズイですね〜‥‥とりあえず上着だけでも着ましょう〜」
 八尾師がいそいそと上着を着せているのだが‥‥勿論やられっぱなしのスライムではない。前にいる能力者達を完全に敵と認識したのか、ぷっぷっと粘性のある飛礫を飛ばしてきたのだ。 シン以外の全員がネチャネチャ粘液に当たってしまい(注:リアナは比良坂が庇ったので無傷)、それぞれの服が徐々に溶かされていく。
「うひゃ〜、これは危ないですよ〜‥‥色々な意味で」
「こ、これはその‥‥今は非常事態ですので気にしないで下さい!!」
「比良坂さん‥‥ポ♪」
「うぅ‥‥せっかく着せてもらったのに‥‥またネチャネチャだよぅ〜‥‥」
 背後の阿鼻叫喚(?)な光景は全く気にせず、動きの収まった今が好機とシンが走り出し、それを見て他の皆も粘つく身体を無理やり押し出して攻撃に参加した。
「悪いが、これは戦いだ‥‥終わらせて貰う!!」
「こんのぉ〜〜!! 今までの恨み〜〜!!」
「これも任務ですから‥‥倒れる訳にはいかないのです!!(ブシャ〜〜〜〜!!)」
「え、え〜と〜‥‥スライムさんにトドメを刺すのか、比良坂さんが鼻血で倒れるのかどっちが先でしょう〜‥‥」
 若干一名、本当の意味で必死の形相をして走っていったが‥‥八尾師の不安は無事に前者で終わったようだった。合掌。



 対してこちらはA班。普段よりかなり凄まじい速度で走るエリクを、皆が何とか追いかけている状況であった。
「マリー‥‥今行く、待ってろ!!」
「あ〜、何て言うか凄い殺気だね〜‥‥」
「クスクス、気持ちは分からなくありません。大切な御姉様の柔肌を私以外に触らせてなるものですか‥‥助さん角さん、や〜っておしまいです♪」
「な、何だかこっちはこっちで変な思惑がありそうな‥‥って助さん、角さん?」
 そうこうしている内に何とか外から回りこめた4人。そして飛び込んだ女子トイレの中は、床や天井のあちこちにスライムがへばり付いており、一番奥で何とか身体に張り付いたスライムを剥がそうと四苦八苦しているマリーの姿があった。
「え、エリクさん達!? さっきからドアが開かないのよ!!」
「落ち着けマリー!! 外で押さえている巨大スライムはB班が戦っている。とにかく今はこいつらを蹴散らす!!」
「でも狭い上にマリーさんを傷つけたらダメだから、少し気をつけないとね?」
「ああ。そいじゃ、まぁ‥‥蹴散らしますか!」
 ジュナスが気合を入れて近くのスライムに切りかかり、動きが鈍った瞬間に常木の見事な連携攻撃が決まる。超機械によってバラバラに飛び散った破片が周囲に飛び散っていった。
「よし。それじゃ〜ジュナス君、今度は向こうの番‥‥」
「ああ。二人の力を合わせればどうとでも‥‥あ‥‥」
 どうやら飛んできた飛礫が常木に結構な量が当たったようだった。どろりととろけるような粘性のある液体にじわじわと溶かされていく服‥‥一つ一つの量は少ない為、下着以上は溶けないが‥‥周囲に散る桜の幻影と合わせ、充分扇情的な姿になってしまっていた。
「あらら、でも流石に今躊躇っている場合じゃないし‥‥ね?」
「だ、だからってそのままじゃ‥‥!!」
「それじゃ、後で上着貸してくれる? ‥‥前みたいに、ね♪」
 クスリと微笑みながら全力で飛び出していく常木の後を慌てて追いかけるジュナス‥‥果たして彼らの間に『何』があったのか、それは二人にしか知らない事であろう。


「‥‥消えろ!! 原子の粒になってな!!」
「ありゃりゃ〜、私がお手伝いするまでも無いですね〜‥‥」
 完全に練力無視でマリーの元へ走るエリクを見て、半分苦笑いで後を追いかける住吉。しかしやるべき仕事はキッチリこなしている辺りが彼女らしい。こうしてあっという間にトイレ内のスライム掃討が終わってしまった。
「あ、ありがとね‥‥あ、あら?」
「大丈夫か!? ‥‥恐らく気が抜けたのだろう」
 カクンと力が抜けたように崩れ落ちるマリーをしっかり抱きとめるエリク。若干肌色部分が多く見えている為か、普段よりエリクの顔が赤く見える。
「おやおや〜? エリク様のお顔が‥‥クスクス♪」
「す、住吉!! 今はそういう場合では無いだろう!? とにかく服だ!!」
「はいはい、分かっていますよ〜♪ それでは男性の方は外へ〜♪」
 クスクス笑いを続ける住吉に急かされるようにして、ジュナスとエリクは窓から外へ出る。ドアの向こうの巨大スライムの気配も消えたようだし、とりあえず一安心だろう。後はマリーの具合を見て‥‥


「クスクス‥‥やっぱりエリク様に渡すには惜しいです‥‥いっそこのまま‥‥♪」
「ほ〜ら。そんな目で見ないの。‥‥そういうのは後でね?」
「は〜い、では今度常木様のお部屋で‥‥♪」



  ちなみに、まだリアナの研究は終わりそうに無かった‥‥合掌。