タイトル:【RAL】首都へ・掃空マスター:STANZA

シナリオ形態: ショート
難易度: 普通
参加人数: 8 人
サポート人数: 0 人
リプレイ完成日時:
2011/06/26 22:38

●オープニング本文


※このシナリオは【Roller for African Liberty】アフリカ北西部解放連動の一環となっています


 昨年十一月にチュニジアから始まった人類のアフリカ奪還の道。
 それは遂に、当初の目標であるアフリカの西岸への到達――つまりモロッコの首都・ラバトの奪還に手が届くところまで拓けていた。
 無論、西へ進めば進むにつれバグアの圧力は徐々に増しつつある。
 しかし、ここまで来て足を止めるわけにはいかない――。
 そう判断した欧州軍上層部は、作戦の一先ずの仕上げとして多方面からラバトに攻め入るプランを立てたのだった。


「こりゃまた、盛大なお出迎えだぜ」
 高空に待機させた愛機グリフォン(ポッポちゃん)のシートに体を預けて紙パックに入ったコーヒー牛乳を飲みつつ、ザック・ラバンは楽しげな声を上げた。
 無数の小型ヘルメットワームに、キューブワームが混ざっている。後方にはそれよりも大きな機体を持つHWの姿も見てとれた。
「HWは全部本星型か。敵さんも、それなりに本気らしいが‥‥でもま、いくら強化したってザコはザコだよなぁ」
 そんなもので自分達を止められると思ったら大間違いだ。
「とりあえず、作戦の確認しとくぞー」
 ザックは飲み終わった紙パックを握り潰し、ゴミ箱へ‥‥あれ、ゴミ箱、ない。ま、いっか。
「まずは虫どもはムシして地上すれすれまで突っ込んで、デク人形と恐竜野郎にミサイルでも何でもブチ込んでやる。ま、そんだけで倒せる訳でもないだろうし、上からは虫どもが降ってきやがるだろうから、そうなったら上空へ離脱だ」
 後始末は地上部隊に任せ、自分達空戦部隊はHW達を引き付け、叩く。
「なるべく高度は高く取れよ。奴等に地上を狙われちゃ堪んねぇからな。俺らで全部引き受けて、地上には目を向けさせない様にするんだ」
 あとは通常通り、片っ端から落として行けば良い。
「撃墜王にはボーナスが出るってよ!」
 スタンバイ、OK。3、2、1‥‥
「GO!!」
 アネットの号令と共に、KVの編隊は戦闘空域に突入した。

●参加者一覧

白鐘剣一郎(ga0184
24歳・♂・AA
新居・やすかず(ga1891
19歳・♂・JG
篠崎 美影(ga2512
23歳・♀・ER
澄野・絣(gb3855
20歳・♀・JG
ルノア・アラバスター(gb5133
14歳・♀・JG
ロシャーデ・ルーク(gc1391
22歳・♀・GP
月居ヤエル(gc7173
17歳・♀・BM
日下アオカ(gc7294
16歳・♀・HA

●リプレイ本文

 モロッコの首都、ラバト。
 その手前の空と陸は、敵影で埋め尽くされていた。
「皆さん、頑張りましょうね」
 篠崎 美影(ga2512)は斉天大聖の特殊電子波長装置βを稼働させ、同時に味方のウーフー、ワイズマンにも協力を依頼。参戦した機体全てと情報を連結し、その共有を図る。
 なるべくならキューブワームを先に排除しておきたい所だが、今回はそれよりもまず、しなければならない事があった。
 地上、後方に位置するゴーレムとRex Canon。それを叩き、地上部隊を援護する事。
「私達が頑張れば、地上部隊が楽になるんだよね?」
「そうですの」
 月居ヤエル(gc7173)の元気な声に、言葉を返す日下アオカ(gc7294)は‥‥何故か少し、いつもと違う様な。
(‥‥アオはまだ雛鳥に過ぎませんの)
 どうやら、前回の任務での失敗が尾を引いているらしい。
「うん。空の敵もいて大変だけど、がんばろっか」
 軽い調子で笑いさえ含んだその声に、思わずカチンと来たアオカ。
「頑張るのは当然ですの、バカ兎」
 つい、そんな台詞を吐いてしまう。
「ひどーい」
 しかし、そこは互いに気心の知れた友人同士。言葉の裏に隠したものは、どちらもちゃんとわかっていた。
「簡単に作戦を確認しておきましょうか」
 新居・やすかず(ga1891)から通信が入る。
 基本は二機ずつ組んで、側面と正面から交互に爆撃を仕掛け、地上の敵を出来るだけ減らす事。タイムリミットは上空の敵が食い付いて来る迄だ。
 それに応えて、美影が細かい手順を確認する。
「対地攻撃での優先撃破の目標はレックスキャノン、最初の対地攻撃で物理攻撃を仕掛け、レックスが物理対応したのを確認してから僚機のGプラズマ弾で大打撃を与える‥‥初撃以降は敵の増援が来るまで各自優先目標を攻撃、ですね」
「どれだけ地上の敵を叩けるかが肝ではあるが、タイミングを見誤らないようにしないとな」
 攻撃順が最後となる白鐘剣一郎(ga0184)の駆る流星皇が僅かに速度を落とした。
 それに合わせ、ルノア・アラバスター(gb5133)も愛機Rote Empressの出力を絞る。機体の操作感がいつもと微妙に違うのは、怪我の為に感覚が鈍っているせいだろうか。しかし、遅れをとる気はなかった。ブレス・ノウを起動し、攻撃の機会を待つ。
 地上から歓迎の花火が上がった。

「さて、手早く片付けないとね。最初から全力よ!」
 拡散プロトン砲の対空砲火をくぐり抜け、澄野・絣(gb3855)は愛機、冰輪媛を駆って敵集団の側面へ回り込む。EBシステムを起動させ、GP−7ミサイルポッドを全弾ゴーレムの集団に撃ち込んだ。
 それと同じ軌道を描き、ロシャーデ・ルーク(gc1391)はフィールドコーティングを展開して防御を上げつつ接近。20mmバルカンの掃射を浴びせつつ敵の配置を素早く読み取ると、続く仲間達にそれを伝えた。
「中央にレックス10、全部が緑よ。それを挟んで左右にゴーレムが10ずついるわ」
「了解!」
 ヤエルが応え、アオカと共に正面から接近、高度を下げつつ狙いを定める。
「お願いしたいことがありますの」
 アオカが味方のワイズマンにタクティカル・プレディレクションによる行動増加を依頼。
「‥‥」
 返事はないが、次の瞬間に機体が軽くなった様な感覚を覚える。
「くれぐれもご自身は、対空砲火に巻き込まれないようにしてくださいまし」
 そう突き放す様に言いつつも、アオカは援護を受けっぱなしで後は知らんぷり、などという事が出来る性分ではなかった。対地攻撃の妨げにならない高度に煙幕を張り、ワイズマンの姿を敵の目から隠す。
「いきますわ。―Hohe Bewegung!」
 次いでEBシステムを起動、HBフォルムでレックスの拡散プロトン砲を捌き、UK−11AAEMでゴーレムを牽制。
 同時にヤエルがUK−10AAMを撃ち込み、追い撃ちをかけた。だが執拗に対空砲火を続けるレックスには、敢えて構わない。ここで下手に手を出して、色を変える訳にはいかなかった。
「鬱陶しいけど、我慢しなきゃ‥‥!」
 直後、側面から斬り込んだやすかずは爪牙を発射。狙いは物理耐性を持つ緑色のレックスではなく、ゴーレムだ。百余りに別れた弾頭が、一体のゴーレムに向かって飛びかかる。それを避けようと一時強化を発動し空中へ跳んだ所に、アグレッシヴ・ファングを付与したK−02を撃ち込んだ。ゴーレムの体から煙が上がる。
 続いて接近した美影がレックスに狙いを付ける。緑のレックスに物理攻撃のロケット弾ランチャーを撃ち込んでも効果は薄いが‥‥耐性を固定する効果はあるだろう。
 その間にバルカンとスラスターライフルで弾幕に緩急をつけながら正面から突っ込んだルノアは、それにエネルギー集積砲を織り交ぜた攻撃をかけて上空を飛び過ぎる。
「捉えた。喰らえ!」
 最後に控えた剣一郎が急降下、速度を落として慎重に狙い、Gプラズマ弾を投下した。レックスの周囲で瞬間的な放電現象が起こり、巻き込まれた個体の体色が赤く変化する。

 そこから先、どこまでダメージを与えられるかは時間との勝負だった。
 既に上空に展開するHWが動き出している。あれが押し寄せて来る迄に上空へ離脱しなければ、地上の味方が危ない。
「ヤエルっ、そっちが赤になりましたの!」
 Gプラズマ弾を逃れた緑のレックスにミサイルを撃ち込み、アオカはその色を赤く変える。そこに、ヤエルが十式高性能長距離バルカンを連射。再び色を変えれば、今度は小型帯電粒子加速砲を使いダメージを与えて行く。
 何かと厄介なレックスは、この対地攻撃で全滅させておきたい所だ。
「トドメはお願いね」
 ロシャーデはUターンから再び敵の上空に舞い戻るとバルカンを手当り次第に連射。あくまで牽制だから、敵が怯めばそれで良い。仕上げは絣に任せ‥‥ようと思ったが。
「あれは、いけそうね」
 レーザーライフルの射程内にスクラップ寸前のゴーレムを捉え、レーザーライフルを撃ち込む。
 UK−11AAEMを撃ち尽くした絣は、レーザーキャノンに切り替えて尚も攻撃を続けた。だが、そろそろ上空の敵が無視出来ない所まで近付いて来る。
「もう少し粘りたかったが‥‥」
 欲を出しても仕方がない。剣一郎はジャンプで攻撃を仕掛けて来たゴーレムをソードウィングで叩き切ると、最後に残ったフレア弾を赤いレックスの集団への置き土産にして高度を上げる。足の速いレックスが何体か、範囲外へ逃げる姿を視界の隅に捉えたが、それとて既にかなりのダメージを受けている筈だ。
「仕方がありませんわね」
 上空からの攻撃を受け、アオカの機体が揺れる。しかし衝撃だけで機体の損傷は軽微なものだ。大丈夫。氷のように冷静に。そう自身に言い聞かせ、残りの11−AAEMを全て撃ち込む。まだ動く敵の姿に後ろ髪を引かれながらも、機首を上げて上空の敵へ向かった。


「さて、ここからが俺たちの本番だな」
 戦域を高空に移した剣一郎は空戦に向けて編隊を組み直しつつ、最も脅威となりそうな大型のHWに狙いを定める。しかし敵は、こちらを誘い込む様に後退を始めた。
「逃げるのか?」
「いえ‥‥戦域を変えるつもりの様です」
 やすかずがその動きの意図を読む。このまま戦えば地上の戦力にも被害が出ると見ての事だろう。バグアとて、流れ弾で戦力を削られるのは避けたいのだろう。
「あの中に、有人機がいる様ですね」
 指揮官は何処だ? それを探して、真っ先に叩く。
「それにしても‥‥緊張を和らげる為の軽口でしょうけど、本星型を雑魚扱いとは豪気ですね」
 小さく笑みを漏らしたやすかずの耳に「そう、そうなんだよ! はっはっはー!」と、ザックの声が飛び込んで来る。少し上擦っているのが気になるが、まあ良い。
「しかし、あれだけの数を集めるなんて、取り分け重要な拠点なのか、長らく力を蓄えた結果なのか‥‥」
 どちらにせよ、面倒な事には変わりない。そして、さっさと撃ち落とす事にも変わりはなかった。

 敵の指揮官機を狙うやすかずの後方、やや上部にはロシャーデが付く。二機は途中で進路を塞ぐ邪魔な敵を蹴散らしながら強引に道を作る。その向こうに見えた他と異なる動きを見せたHWに、やすかずはガトリング砲の弾幕を浴びせた。攻撃力に期待はしていない。練力を消耗させ、強化FFを引き剥がす為だ。一撃離脱を繰り返し、撃墜を狙う。
 だが、相手もそう簡単に落とされる訳にはいかない。殆ど重力を無視した動きで背後に付き、プロトン砲を浴びせた。コックピットがビリビリと振動し、被弾を示すアラートが鳴る。
 しかし、それも長くは続かない。敵機の更に背後を取ったロシャーデがUK−10AAEMを放ち、回避行動を取った所にバルカンを撃ち込んだ。
 敵がそれに対処する間に、二機は空域を離脱、体勢を立て直して再び攻撃に入る。
 やすかずは手近なCWに攻撃を向け、標的を変えたかと思わせて指揮官機に爪牙を撃ち込んだ。その派手なミサイル群で注意を引くと共に目隠しに使い、ブーストで追い越す。読むのは常に、数手先。見えるのは、分かっていても逃れられない終局。そこへ追い詰め、研ぎ澄まされた猫の牙――アグレッシヴ・ファングを付与したリニア砲を見舞う。
 直後、離脱したやすかずの背後から現れたロシャーデが先程と同じ攻撃を繰り返した。ただし、今度はレーザーライフルのおまけ付きだ。ついでに、目の前にいたCWにバルカンを撃ち込む。
 推力を失い墜ちかかる敵機は放置し、二機は次なる標的を探しながら、手当り次第に攻撃を叩き込んで行った。

 一方、大型のHWを狙う剣一郎と絣。
「このまま斬り込む。カバーは任せるぞ」
 先行した剣一郎は後方を絣に任せ、進路上のCWを行きがけの駄賃とばかりに撃ち落としながら突っ込んで行く。それを狙って四方八方から敵弾が浴びせられるが、元々固い上にPRMシステム・改で強化した流星皇はビクともしなかった。それどころか、彼等は後方に付いた絣にとっては格好の的になる。
 絣は周囲に貼り付いたHWにレーザーキャノンによる牽制を行いつつ、隙を見せた相手にプラズマライフルを撃ち込んで行った。
「天駆ける天馬の翼、簡単に落とせると思うな!」
 標的に近付いた剣一郎はレーザーガンとスナイパーライフルで相手のFFを削る。群がる小型の敵はソードウィングで切り払いつつ離脱。
 だが、流星皇が離れている間にも、攻撃は休む事なく続く。冰輪媛のHBフォルムを起動させ、その速度と旋回能力を利用して一気に敵死角に回りんだ絣は、更にEBシステムを起動。
「あんまり頑張って避けなくても良いわよ?」
 感情の起伏に乏しい声で呟きながら、プラズマライフルを撃ち込む。
 その間にリロードを終えた剣一郎が再び攻撃を開始。一機を撃ち落とすのに、そう時間はかからなかった。

「本星型の、オンパレード‥‥ケガした、ままでは、厳しい、かな」
 苦笑いを浮かべたルノアは、自分の状態を考えて敵の真ん中に突っ込む事はせず、遊撃に回る。
 怪我によるハンディを少しでも補う為にブレス・ノウ を常時起動。全体の状態に注意しつつ、苦戦している味方がいればその援護に、そうでなければ手近な敵機から狙って行く。常に旋回しながら次々と標的を変え、素早い決断と行動を心がけた。
「手数、少ない‥‥けど」
 その分は、頭でカバーすれば良い。ハンディがあると悟られない様、また行動パターンを読まれない様に、一撃離脱と距離をとっての撃ち合いを、状況に応じてランダムに繰り出す。
 その背後に付いたヤエルは、ルノアの攻撃に合わせて十式バルカンで牽制、UK−10AAEMを撃ち込んでいった。強化FFが剥がれるまで、執拗に粘る。ミサイルを撃ち切ったら、今度は小型帯電粒子加速砲でちくちくと。
 剥がれた敵の破損箇所を狙い、ルノアが温存しておいた十六式螺旋弾頭ミサイルにアグレッシヴ・ファングを乗せて叩き込む。これで、一機。
 怪我がなければもっと機敏に動けるのだろうが、それでもブーストを使って鋭角に斬り込んだり、翻弄する様な機動を心掛ける。そうしながらも目では敵の動きを観察し、更に陸戦隊への攻撃も警戒し‥‥
 そんなルノアとタイミングを合わせ、上手く立ち回ろうと頑張るヤエル。ふと見ると、空の一角にやたらとHWが集まる空域があった。

「ここからは楽させてもらいたいですわね」
 敵集団から距離を取り、アオカはラバグルートの長射程で邪魔なCWを撃ち落とす。
「搭載量が少ないのが悩みの機体ですけれど、使い方次第で活躍できるはず」
 ロッテを組んだ美影も、放っておくと際限なく怪音波を発し続けるそれを優先的に狙って行った。
 数は多いが、強化FFもなく脆い機体は簡単にその数を減らす。
 しかし、敵の方も電子支援機を優先的に狙う思考は同じ様で、周囲からはアオカが守るウーフーやワイズマン、それに美影の斉天大聖を狙って小型のHWがわらわらと集まって来た。
 アオカは残しておいた10−AAEMを撃ち込みつつラバグルートで狙撃、狙われている本人とも連携しつつ強化FFを剥がしにかかる。
 しかし相手は余りに数が多く、美影と協力しても攻撃が間に合わない。
 その時――

「アオちゃん、援護するよ!」
 ヤエルが駆けつけた。敵の攻撃は頑張って避け、避けきれなくても気にしない。味方を狙う敵機の側面へ回り込むと、傷口を広げる様に加速砲を撃ち込んだ。
 ヤエルが引き連れている敵は、ルノアが後方から狙い撃ち。強化FFが剥がれたと見るや、アオカがEBシステムを乗せたレーザー砲を叩き込んだ。
 四機はそのまま留まり、出来る限りの敵機を落としていく。

 一方、敵陣深く斬り込んだ四機は、敵味方が入り乱れる空間で戦いを続けていた。
 ロシャーデは混戦の中で袋叩きに遭わないよう、やすかずや他の二機との連携を密に取りながら、その攻撃に乗じて前進したり、逆に自分の攻撃のフォローを頼んだり。
 自分が援護に回る時はやすかずと共に十字砲火を形成し、逃げ場を塞ぐ。常に柔軟な攻撃目標設定を心がけ、深追いはせずに手近な敵から狙っていった。
 飛べなくなるギリギリまで粘るつもりだった。地上部隊の為にはより長い航空支援こそが必要だと‥‥。

 しかし、周囲ではそろそろ‥‥ダメージはともかく、練力が底を尽きかける機体が出始めた。
 空を埋め尽くしていたHWも随分と数を減らし、今では隙間が目立っている。地上の戦闘も、一応のカタが付きそうだった。
 そろそろ、撤退の潮時だろう。
「送り狼は遠慮させて貰おう」
 殿に付いた剣一郎。しかし、その更に後ろにフィールドコーティングを展開したロシャーデが続く。
「私はルーク。王を入城させ身代わりとなるもの」
 地上には、敵の王を目指して駒を進める仲間達の姿があった。