タイトル:(●△●)ェェェェ!マスター:水貴透子

シナリオ形態: ショート
難易度: 普通
参加人数: 8 人
サポート人数: 0 人
リプレイ完成日時:
2010/07/22 01:13

●オープニング本文


ポチ!!

な、何でアイツがここにいるですかね!

※※※

猫井珠子は18歳のスナイパーである。

彼女には幼稚園からの腐れ縁と呼べるライバルのような、ライバルじゃないようなそんな存在がいた。

犬井椀子(いぬいわんこ)というネコタマと同じく18歳の少女である。

ネコタマとは対照的に外見は腰までの長い黒髪を持つ少女である。

「ポチ!? 何であんたかここにいるですか!?」

その日、ネコタマは依頼を受けるために本部へと来ていた。

そこで見覚えのある人物を見かけ、ネコタマは思わず大きな声で叫んでしまう。

「相変わらず煩いわね、ここには他の人もいるのよ? 少しはツリーを使って静かにしたらどうなの?」

「‥‥ツリー? まさかとは思うけど気を使えって言いたいわけじゃないよね?」

「‥‥少しは静かにしたらどうなの?」

犬井椀子‥‥彼女は外見だけは、クールビューティーに見えるけれども、少し、いやかなり頭が弱かった。

「ツリーだって。帰国子女でもないくせに横文字使おうとするから、そんなことになるんだよ、バカ」

「う、うるさいですわよ! それより何であなたがこんな所にいるのかしら!」

「ネコタマ、能力者になったし。むしろあんたの言葉はネコタマが言いたい台詞ですが」

ネコタマが呆れたように言葉を返すと、犬井は驚いたように「何ですって!?」と目を丸くして言葉を返してきた。

「高貴なる能力者にあなたもなったというの!? どれだけ私の前を歩けば気が済むのかしら!」

「その言葉だとポチがネコタマの真似をしているとか、ネコタマの方が優秀だという意味になりますが。おバカなポチさん」

「人の肝ばかりとって! こうなったらこの依頼で決着をつけますわよ!」

「別にネコタマはかまわないけど。ちなみに人のあげ足ね。ネコタマ、人間の肝なんか興味ないし」

うるさいわよ! 犬井は大きな声で叫び「宣誓ですわ!」と言葉を付け足した。

(‥‥宣戦布告って言いたいのかな)

●参加者一覧

如月・菫(gb1886
18歳・♀・HD
佐賀繁紀(gc0126
39歳・♂・JG
ファタ・モルガナ(gc0598
21歳・♀・JG
過月 夕菜(gc1671
16歳・♀・SN
悠夜(gc2930
18歳・♂・AA
諷(gc3235
25歳・♂・FT
イレイズ・バークライド(gc4038
24歳・♂・GD
白菊 揚羽(gc4067
18歳・♀・FC

●リプレイ本文

―― 犬と猫の馬鹿者達 ――

 今回の任務でどちらが優れているか、という事を競い合う事になったネコタマとポチの2人。
(喧嘩するほど馬鹿が良いって言うしなぁ‥‥ま、馬鹿には教育が必要なのです!)
 如月・菫(gb1886)がネコタマとポチの2人を見ながら心の中で呟く。しかし彼女は気づいていないのだろうか。彼女自身もまた馬――少々知恵が足りないという事に。
「久しぶりだな。わしが佐賀繁紀(gc0126)である。後ろで泣く、喚く、ビビる、だがそれでよい。それが皆の心を1つにする」
 佐賀がネコタマに挨拶をすると「何ですの、この訳の分からない事を言うジジメンは」とポチが呟く。
「ジジメン?」
「ジジイなメンズ、略してジジメンですわ」
 ポチが少し威張りながら「学がないようですわね」と言葉を返すのだが、そんな言葉ははっきり言って存在しない。学がないのはお前の方だ、と佐賀は心の中でため息を吐きながら呟いたのだった。
「う〜ん、愛い、愛いねぇ〜♪ 私はキミのよーな子は大好きだよ」
 ファタ・モルガナ(gc0598)はポチ――犬井椀子の頭を撫で回す。
「な、何ですの! いきなり頭を撫でるなんて‥‥なんてひつれいな人なのかしら‥‥!」
 ポチの言葉に「失礼だろ、ひ、じゃないだろ」とイレイズ・バークライド(gc4038)が容赦なく拳骨&指摘を入れる。
「女性に対して暴力なんて‥‥なんてバンバンな人なの!」
「野蛮、だろ」
 再び拳骨と一緒にツッコミが入り、能力者達は哀れみをこめた視線をポチに送る。
「猫と犬の戦いの前に波乱がありそうですね!」
 過月 夕菜(gc1671)がメモ帳を取り出しながら興味深そうに見ている。
「猫VS犬の戦いと聞いたら自称野良猫の私としてはすっごく気になるよ〜♪ 何より2人とも面白そうな人だしね〜」
 にこにことしながら過月がネコタマとポチを見て呟くと「一緒にしないで(ほしいですわ)!」と2人の声が重なる。
「猫と犬かぁ〜。強いて言うなら俺は猫派かな?」
 悠夜(gc2930)が小さな声で呟き「やった! ポチめ! 聞いたかっ!」とネコタマのテンションがあがる――が「ぶっちゃけ、どっちでもいいんだけどね」という悠夜から付け足された言葉を聞いて一気にテンションが降下したのは言うまでも無い。
(何て言うか、猫も犬も面白い馬鹿だなー‥‥)
 これまでのやり取りを見聞きして諷(gc3235)は心の中で呟く。確かに此処までの馬鹿となるとそうは居ないだろう。むしろ居れば結構周りが迷惑する事間違いない。
「それでは、まずはキメラを見つけて早急に破壊しましょう。それでいいでしょうか?」
 白菊 揚羽(gc4067)が確認するように他の能力者達に問いかける。
「そうだな、そもそもの目的がキメラ退治だからな」
 佐賀が言葉を返し、能力者達はキメラ退治の為に高速艇に乗って現地へと急いだのだった。
 勿論、高速艇に乗る前、乗ってからも小さな事で猫と犬のバトルが勃発していたのは言うまでもない。


―― 班に分かれて‥‥ ――

 今回の能力者達はネコタマ班・ポチ班に分かれてキメラ捜索&退治を行う作戦を立てていた。
 町の北部を捜索するのがポチ班であり、彼女の他にイレイズ、白菊、如月、ファタの4名が同行する事になっている。
 そして町の南部を捜索するのがネコタマ班であり、彼女の他に佐賀、諷、過月、悠夜の4名が同行する事になっていた。
「なーなー、この依頼で決着とか大声で叫んでたけど、どうやったら決着なのさー」
 如月が犬井に問いかけると「そ、それは勿論アレですわ」と少し言葉を濁している。衝動的に言ったようで、実際にはどのように決着をつけるか決めていなかったらしい。
「何なら、どっちが多くキメラを倒したかで勝敗を決めるってのはどうよ?」
 如月の言葉に「そ、そうです! まさにそれを私が言おうとしたんですわ!」と犬井が言葉を返した。
(ふひひ、ちょろいもんです。これで傍観してても勝手に倒してくれる‥‥さすが私!)
 如月は少し外道な事を考えながら、心の中でほくそ笑む。しかしポチはまだ能力者になったばかり。果たして戦闘で役に立つのか――それを知る者は居ない。
 その後、班毎に分かれてキメラ捜索を開始したのだった。

※ネコタマ班※
「うにゃん、さっきは挨拶しそびれたけど悠夜ちゃんと一緒か〜、頑張ろうね〜♪」
 過月が悠夜に向けて言葉を投げかけると「あぁ、お互いに頑張ろう」と悠夜も言葉を返した。
「そういえば、ネコタマちゃんってポチちゃんと喧嘩友達なんだよね? その辺の事を詳しく聞きたいなぁ〜」
 過月がネコタマに問いかけると「家が隣同士で幼稚園から高校までずっと一緒だったんですよ。ネコタマ高校中退しましたけど」と言葉を返した。
「お互いこんな性格ですし、好きになる人も一緒、好きな食べ物も一緒、飲み物服の好みまで一緒、となればもう同属嫌悪ですね」
 ネコタマの言葉に「にゃーん、なるほどー」と過月は言葉を返す。
「おい、ネコタマ――Better to fight for something than live for nothing――これを訳してみろ」
 悠夜がネコタマに問いかけるのだが‥‥。
「ネコタマ、ジャパニーズ、エイゴノー」
「タマっこ、そこはエイゴじゃなくてイングシッリュじゃだよー」
 諷がさりげなく間違いに突っ込むと「ネコタマ的にイングリッシュはエイゴなのですよ」と意味のわからない言葉を返してくる。
「‥‥何の為に能力者になったのか、という意味なんだけどな‥‥」
「あは、日本人なんだから日本語で言ってもらわないと判らないですよっ! ちなみにネコタマが能力者になったのは‥‥」
 ネコタマは少し表情を曇らせながら「内緒です!」と言葉を返した。
「本当に騒がしいな、やはり猫珠は相変わらずか‥‥」
 苦笑しながら佐賀が呟くと「人間そんな簡単には変わらないですよ!」とネコタマは言葉を返し、キメラ捜索を続行するのだった。

※ポチ班※
「私も、学がないからって馬鹿にされた事があってさ‥‥」
 ネコタマ班と分かれ、キメラ捜索をしている時にファタがポチに話しかける。
「私‥‥も? この中にも学がない方がいらっしゃるのかしら‥‥」
 まさか自分の事とは夢にも思っていないポチは首をかくりと傾げる。その後ろではファタ以外の能力者達が(お前だよ)と心の中で呟いている。
「それにしてもむさ苦しいですわ‥‥私はむさ苦しいより寒い方が好きなんですよね」
 恐らく『暑苦しい』といいたいのだろうが、ポチの頭の中では『むさ苦しい』に変換されてしまっている。
「暑苦しい、だろ」
 今回3回目になる拳骨をイレイズがポチの頭にヒットさせる。
(というか、この頭でよく学校に通えたな‥‥教師も苦労しただろうに‥‥)
 顔も知らぬ教師の事を不憫に思いながらイレイズは心の中で呟く。
「お喋りに夢中だと勝負に負けるですよ、ちゃんと探さなくちゃなぁ」
 如月がぼそりと呟くと「そ、そうですわ! 今日こそあの馬鹿猫をウフンと言わせてやらなくちゃ‥‥!」とポチがキメラ捜索をする。
(ウフンって‥‥意味が違う気が‥‥まぁ、張り切ってキメラ退治してくれたらいいんですけどね、ふひひ‥‥)
 如月は心の中で悪魔な笑顔を浮かべ、張り切るポチを見る。
 その様子を見て白菊は苦笑していた。彼女はポチをからかう事はせず、逆にポチのサポート(主に精神面)を行おうと考えていた。
(他の人の戦いを見て私も学ばなくては‥‥)
 白菊は小さく拳を握り締めながら心の中で呟く。その時、ネコタマ班がキメラを発見したと連絡を入れてきて「このままでは馬鹿猫に負けてしまいますわ!」とポチが鬼の形相でキメラを探し始める――すると幸運な事にポチ班もキメラを見つけ、2つの班はそれぞれ戦闘を開始したのだった。


―― それぞれの戦い ――

※ネコタマ班※
「ポチに負けを認めさせる為にネコタマ的に頑張りますよっ」
 ネコタマは意気込みを語りながら武器を構える。
「さぁて、きゃんと鳴かせてやるぜ、きゃんとよ」
 佐賀も貫通弾を装填したガトリング砲を狼のようなキメラに向けながら不敵に笑み、スキルを使用しながら射撃を繰り出した。
「にゃーん! 援護出すよー!」
 過月も長弓・百花繚乱を構えてスキルを使用する。そして2人の射撃が終わった後、悠夜がキメラへ近づき、小銃・ブラッディローズを至近距離で「お座り!」と叫びながら発砲する。その代わり、キメラからの攻撃も受けてしまったけれど、大した傷にはならなかった。
「タマっこ、蛇が相手じゃないんだから逃げるなよー?」
 諷がからかうように言葉を投げかけると「大丈夫! キメラをポチだと思って滅殺!」とネコタマは言葉を返した。
「やる気があれば別にいいけど。もしなかったらワキワキしようかと思ってた」
 片手をわきわきと動かしながら空いた手では十手刀を持ち、キメラへと駆け出す。諷が前衛に来るまで悠夜は射撃を続け、諷が来ると同時に後ろへと下がる。
 そして諷はスキルを使用しながら攻撃を繰り出し、すかさず横へと移動する。すると佐賀、過月、悠夜の射撃が再びキメラを襲い悲痛な叫びをキメラはあげた。
「次の弾はキツいぞ」
 佐賀は呟き、初撃時に使用した貫通弾より威力の高いものを使用し、キメラへと攻撃を仕掛け、ひるんだ隙に諷が全力で斬りかかった。連携攻撃も良かったのだろう(ネコタマは結局何も出来ず仕舞いだったが)ネコタマ班はキメラを見事撃破したのだった。

※ポチ班※
「貴方は何もしないんですの?」
 キメラを発見し、戦闘をしている最中、ポチが如月に話しかける。
「ふふん、今は敵の隙を窺っているだけですね」
 という割には武器も出していない如月。明らかに戦う気ゼロである。
「行こう! ぬゐちゃん! 明日は私達の手の中だグフォ!」
「きゃあああ! 何事ですの! 攻撃を受けたんですの!?」
 いきなり吐血したファタにポチは混乱し始める。しかし吐血しながらもガトリング砲を右手に担ぎ、おまけにポチすらも担ぐパワフルなもやしっ娘だ。ポチ自身も吐血という衝撃的な出来事に自分が担がれている事に気づく事はない。
「とにかく‥‥戦ってくれ。さすがに如月は戦う気ない。ファタも戦う気ないとなればいくら何でも危険すぎる」
 イレイズがキメラの攻撃を蛍火で受け止めながら他の能力者達に言葉を投げかける。
「あまり人を弄ぶのは良くないと思うのですが? それに油断は死を招きますよ」
 白菊は傭兵刀を振り上げ、キメラへと攻撃を仕掛ける。だが白菊の攻撃では致命的なダメージを与える事が出来ず、白菊は一度退いてから再びキメラへと攻撃を仕掛ける。
「ふふん、そろそろ戦ってやりますかね」
 如月は銃を構え、貫通弾、そしてスキルを惜しげもなく使用する――が錬力&貫通弾の数の都合もあり、彼女の攻撃は二発で終わる事になる。
「す、すごいですわ‥‥」
 ファタに担がれながらも如月の攻撃を見てポチは感心するように呟いた。
「ぜぇぜぇ‥‥ふっふっふ、こ、ここここれが私の本気なのです! (肩いてぇぇぇぇ! 何ぞ、この失敗銃は!)」
 強がりを言いながらも如月は心の中で本音を叫ぶ。今の攻撃だけで如月は反動によって肩をやられてしまったらしく、引きつった少し怖い笑顔でポチに言葉を返していた。
「痛いですわ!」
 キメラの攻撃がポチの頬をかすめ、ポチが少し大げさに痛がる――と同時にファタがポチをおろして、ギロリとキメラを睨みつける。
「調子に乗るな」
 下種、という言葉をつけたし、物凄い低音口調でファタが呟いたかと思えばガトリング砲を構え、スキルを使用しながら攻撃を仕掛けた。
「最初から本気になっていてくれればここまでてこずる事もなかったんだけどな」
 イレイズが苦笑しながら呟き、攻撃を仕掛ける。
「今はお前も勝負云々は忘れて、落ち着いて当たれ」
 イレイズがポチに声をかけると「‥‥腰が抜けて動けませんわ」という予想外の言葉が返ってくる。
「だ、だって私は傭兵になって初めての任務なんですもの! まだ能力者になって1週間も経っていないんですもの!」
「後輩さんだったんですか‥‥」
 白菊が苦笑してキメラへと攻撃を行う。
「傷も積もれば死に至るとはこの事ですね」
 白菊が呟くと「塵も積もれば山となる、じゃなかったか?」とイレイズが言葉を返し、キメラへとトドメを刺したのだった。


―― 対決勝負は引き分け ――

(肩いてええええええええ、早く帰りてえええええ!)
 如月はぷるぷると震えながら痛みを押し殺す。勿論心の中では怒涛の叫びを繰り出しているけれど。
「今回は引き分けですわね。だって私の班もキメラ退治したし、貴方の班も退治したんでしょ?」
 キメラを退治した後、本部に帰還する為に高速艇の所へ集まった時、ポチがネコタマに言葉を投げかける。
「おい、あの猫娘が嫌いなわけではないのだろ? なら大切にしろ、ああも素の自分で、本音でぶつかれる相手はそういない」
 イレイズがポチに話しかけると「嫌ですわ! 私と馬鹿猫が仲良くするなんてキモが落ちますわ!」とポチが大きな声で叫ぶ。
「‥‥気持ち悪い、ですね」
 白菊がぼそりとつっこみを入れる。
「ぬゐちゃん、スキンシップは終わった? なら私とお出かけしようか〜♪」
「そういえば、ぬゐちゃんって何ですの?」
「いぬい、だからぬゐちゃん。捻りがあった方がいいかなって。可愛いでしょ? 新鮮で」
 ファタの言葉に「まぁ、別にいいですけど‥‥お出かけって‥‥」と言葉を返すとファタは「ふふふふ」と妖しげな笑みを浮かべている。
「大丈夫。最初は痛いけど、すぐ気持ちよくなるよぅ〜ふふり」
 ファタはポチを担ぎ、高速艇へと乗る。妖しげな笑み、妖しげな言葉にポチは身の危険を感じて助けを求めたが、誰一人として助けてくれる能力者はいなかった。
「そういえば、ネコタマちゃん‥‥今回、戦った?」
 過月が問いかけると「ネコタマ的に戦おうとしたら戦闘が終わってた!」と自信満々で言葉を返す。つまり、全く戦わなかったという事でもあるけれど。
「タマっこ、喧嘩するほど仲が良いって名言知ってるか?」
 諷の言葉に「ネコタマ、漫画しか読まないからメイゲン知らない」とぷいっと横を向きながら言葉を返す。
「いやあああ!」
 泣き叫ぶポチに「知的クールならどんな時でも冷静だよなー?」
 諷は火に油を注ぐような事ばかりを言って2人を混乱させ、帰り支度を始める。
(互いの存在の重要さに早く気づいてくれるといいんだけどな)
 イレイズは小さくため息を漏らしながらネコタマとポチを見た。
「ふふ、何か賑やかですね」
 戦闘中につけていた仮面を外しつつ白菊が笑いながら高速艇へと乗る。

 その後、ポチが連れて行かれたのは足ツボマッサージ店だったらしい事を知り、安心する能力者と「ちっ」と少し面白くなさそうにした能力者がいたのだとか‥‥。


END