タイトル:【弐番艦】BlitzStormマスター:橘真斗

シナリオ形態: ショート
難易度: 難しい
参加人数: 10 人
サポート人数: 13 人
リプレイ完成日時:
2008/10/26 16:11

●オープニング本文


 ――ラスト・ホープにあるドローム社。
 緑溢れる敷地には、ナイトフォーゲルの整備工場を兼ねた社屋を挟むように、ハの字に滑走路が延びている。
 ハの字の右側の長い滑走路に、武装巨大輸送機ガリーニンとS−01Hが停められていた。
「ブラッド准将のお力添えには感謝の言葉もありませんわ」
 青いビジネススーツに身を包んだミユ・ベルナール(gz0022)は、整備工場からガリーニンへ運ばれるメトロニウム製のコンテナを、感慨深く見つめていた。
「主力であるUPC北中央軍の戦力が大幅に増強されるのであれば、本部も協力は惜しみません」
「ようやく未来研から届いた重力制御エンジン。これをオタワまで運ぶのは、高速移動艇では心許ないですからね」
 メトロニウム製のコンテナの中身は、未来科学研究所より提供された一機の重力制御エンジンだ。これをハインリッヒ・ブラット(gz0100)がチャーターしたガリーニンでUPC北中央軍の本部オタワまで運ぶのだ。
「流石に3機のガリーニンをこちらへ回すのは容易ではありませんでしたが」
 彼の口振りから、UPC北中央軍のヴァレッタ・オリム中将もUPC本部へ何らかの圧力を掛けたと思われた。
「指示通りに、1機のガリーニンはサンフランシスコ・ベイエリアへ回しましたが、重力制御エンジンの他のパーツも、同時にオタワへ運ばれるのですね」
「ええ。サンフランシスコ・ベイエリアで開発した艦首ドリルと、製造プラントで完成させた副砲、これにオタワで復元を終えたSoLCを搭載すれば、『ユニヴァースナイト弐番艦』は完成します」
 これらのパーツは、オタワでバグア側に秘密裏に建造されているユニヴァースナイト弐番艦の主武装だ。
 ユニヴァースナイト壱番艦は各メガコーポレーションの共同開発だが、弐番艦はドローム社とUPC北中央軍とで開発している。その為、大きさは壱番艦の4分の1程度であり、重力制御エンジンも一機のみの搭載だ。
 オリム中将からすれば、UPC北中央軍の戦力を増強する事が最優先であり、だからこそドローム社がユニヴァースナイト弐番艦の建造を打診した時、二つ返事で承諾したのだろう。

 ラスト・ホープより重力制御エンジンがオタワへ運ばれると同時に、サンフランシスコ・ベイエリアより艦首ドリルが、ドローム社の製造プラントより副砲もオタワへ向けて輸送される。
 ドローム社はこれらの輸送隊に能力者の護衛を付ける事とした。

●サンフランシスコ上空
『俺はUPC軍所属、ジェームス・ブレスト。今回はよろしく頼むぜ』
 サンフランシスコ・ベイエリアより飛び立った騎兵隊の一人が通信をしてくる。
 搭乗機はS−01Hであり、機体もさながら空を自由に飛びまわる姿は熟練らしさを感じさせた。
『ユニバース・ナイト弐番艦に搭載する艦首ドリルを運ぶなんて浪漫があるよな? そうは思わないか?』
 ジェームスは聞いてもいないことを話しだす。
 艦首ドリルはガリーニンに搭載されており、それをオタワまで護衛するという任務でありジェームス・ブレストは嬉々として参加していた。
『だんまりかよ、やれやれ‥‥おっと、ボヤボヤしているヒマはないようだぜ、回避しろっ!』
 残念そうにしていたジェームスだが、急に飛んできた光線の雨を怒号と共に避ける。
『奇襲をかけてくるとはやるじゃないか‥‥ひぃふぅ、沢山。情報が漏れてるかと思えるほどマジにいるぜ』
 ジェームスがいうように飛んできた光線の先には空の一部が黒くなるほどのヘルメットワーム群がいた。
 さらに指揮官機と思われる大型ヘルメットワーム1機、キューブワーム5機も確認される。
『作戦通りつぶしにいくぜ、Good Luck!』
 ジェームスはそういって大空を高く翔けていった。

●参加者一覧

霞澄 セラフィエル(ga0495
17歳・♀・JG
平坂 桃香(ga1831
20歳・♀・PN
レールズ(ga5293
22歳・♂・AA
ソード(ga6675
20歳・♂・JG
ヴァシュカ(ga7064
20歳・♀・EL
八神零(ga7992
22歳・♂・FT
風羽・シン(ga8190
28歳・♂・PN
水円・一(gb0495
25歳・♂・EP
烏谷・小町(gb0765
18歳・♀・AA
アリス(gb2430
15歳・♀・DF

●リプレイ本文

●希望の矢
 ジェームス・ブレスト(gz0047)が飛翔したあと、ガリーニンを守っていた傭兵の騎兵隊も動き出した。
「‥‥ったく、自業自得たぁ言え、相当もどかしいもんだぜ」
『とはいえこの危機に寝ているわけにもいかないだろう?』
 別の依頼にて負傷していた風羽・シン(ga8190)のつぶやきに同じく負傷しながらもガリーニンを守護する八神零(ga7992)は言葉を返す。
 ありえないほどの敵の数だが、それだけ中身が重要と見られている証拠だった。
『こちら桜崎。突撃、足止め担当は総攻撃用意。ガリーニン護衛は敵の攻撃に備えろ』
 護衛に回っている桜崎のウーフーからシンたちに通信が届く。
 シンは深呼吸をして意識を目の前の黒い塊に集中させた。
 ブーストをかけ、突撃班・足止め班のKV郡がヘルメットワーム郡へ向かって飛ぶ。
 ガリーニンより200mほど進んだとき、KV郡が一斉にミサイルやロケットランチャーを発射した。
『いっぱい来たからって諦めは早くないんですよね、ボク』
『さーて、御馴染みのカプロイアミサイルです。大量にありますからね、いっぱい食べて下さいよ!』
 突撃班であるヴァシュカ(ga7064)と足止め班のソード(ga6675)の放ったK−01小型ミサイルは空を白で埋め尽くし、黒い塊へと吸い込まれるように飛んでいく。
 大型HWの盾のように並ぶ小型HWらはフェザー砲で迎撃を試みるも1000発を余裕で超えるミサイルを打ち落とすことは不可能だった。
 瞬く間に5機が落とされ、さらに弱った6機が突撃しながら放った平坂 桃香(ga1831)のグレネードランチャーの爆炎に巻き込まれて沈む。
『弾切れが怖いんで一気にいかせてもらいますよー』
『援護はしますからガツンといってきてください』
 平坂の雷電はその爆炎と宗太郎機の支援を受けつつ、カスリ傷で敵陣へ突っ込んでいった。
「まったく、ド派手にやれて羨ましいぜ」
 シンは派手に暴れる味方を見ながらつぶやく。
『ボーっとしているな! いくつか抜けてくるぞ!』
 ミサイルの攻撃を終えた黒川の岩龍が戻りながら護衛をしている能力者たちに声をかけた。
 運命の矢が放たれる‥‥。

●空を舞う天使と悪魔
『霞澄ちゃん、突撃開始!』
「了解です。タイミングをずらして波状攻撃でいきましょう」
 まずは小型HW群へ突撃し、霞澄 セラフィエル(ga0495)と烏谷・小町(gb0765)は僚機をつれて抜けていくのを防ぐかのように戦う。
 抜けていったものは追わず、目の前にいる敵をなるべくひきつけ、そして撃ち落とすためにアンジェリカとディアブロが空を舞った。
『くぅ‥‥セフィさん、大丈夫?』
 だが、近づくに連れ、まぎれていたキューブワームの怪電波が霞澄の僚機であるリーゼを苦しめていく。
「こ‥‥このまま‥‥じゃ、攻めることも‥‥ままなりません」
 震える手で操縦しているため、霞澄はプロトン砲の雨を受けざるをえなくなっていた。
『ひきつけてくれて助かったぜ! そーらよっ!』
 そのとき、上空が光ジェームスが急降下してくる。
 ACM‥‥すなわち空中戦闘機動の1つ、ズーム&ダイブでキューブワームをすれ違いざまにダブルリボルバーを撃ちこみ穴だらけにした。
『この程度の頭痛で参るほどヤワだと思うなよ!』
 そのまま頭痛を耐えながら、ジェームス機が反転しつつ残りのキューブワームをダブルリボルバーで潰す。
 一度に2機を狙える攻撃を受けてキューブワームはその数を大きく減らした。
『よし、EXこのままエースにだけいいところ持っていかれるわけにはいかないぜ』
 小町の僚機であるサルファ機がヘビーガドリングを超伝導アクチュエータで狙いをさだめたあと残った1機のキューブワームを倒しきる。
 だが、息つく暇もなく中型ワームからの砲撃が容赦なく能力者たちを襲いだす。
『俺が盾になる! 小町は先に行け!』
『ラージフレア発動! セフィさんも先に行って!』
「ありがとうございます。小町さん、一さん行きましょう」
『了解。駆り出して悪いが、二人ともよろしく頼む』
 水円・一(gb0495)が霞澄に答えつつ、憐機とヴェロニク機をつれて周囲の小型HWを潰しながら中型を目指した。

●全力迎撃
「あれがトップエースの動き‥‥見惚れるのは後にして、こっちも燃えてきましたよ!」
 ジェームスの動きに唖然となっていたレールズ(ga5293)だったが、突撃班が迎撃し切れなかった敵機が左右に分かれ回り込んできた。
 すぐさまスナイパーライフルRを用意し、リン機、アンドレアス機と共に左翼に回った敵機を射撃していく。
 敵の数は5機ずつ、決して少なくはない上に正面からは中型ヘルメットワームからの砲撃が続いた。
『突破エネミー確認。掃討開始』
『おっと、させませんよ。こちらは後ろを任されてるんでね』
 一方、右翼にアリス(gb2430)とソードが回り込みスナイパーライフルを時間差で叩き込み出す。
 時間差で叩き込まれた弾丸はフォースフィードを撃ち貫き、装甲さえも砕いた。
『ひゅぅーあっちもやるな。こっちも決めていこうぜ!』
 中型HWのプロトン砲による砲撃をかわしつつアンドレアスがレールズに声をかける。
「もちろんです、ここから抜けさせるわけにはいきませんよ」
『短期決戦で攻めるわ。エネルギー集積砲‥‥発射』
 アンドレス機の支援を受け、リン機が集積砲をHWへと叩き込んだ。
 そして、レールズが近づいてレーザー砲を浴びせ、HWを一機、また一機と撃墜していく。
「よし、このまま‥‥ぐぅっ!?」
 旋回し中型HWへ向かおうとしたとき、大口径プロトン砲がレールズ達を襲った。
 小型HWが射線上にいたが、それもろともにKVたちを狙ってきている。
 機体が激しくゆれシートに固定されたベルトが体を締め付けた。
『こんなのを何発もくらったら‥‥あっという間に終わりそうね』
『それよりもガリーニンの方が危険です。速度を落とししつつ様子をみてもらいましょう』
 直撃を受けたリンが呟き、アリスが回線を開いて後方の護衛部隊へ連絡を取り出す。
『一難さってまた一難。何時まで続くんでしょうかね‥‥』
 ソードの呟きじみた問いかけは誰からの答えも得られずに消えていった。

●耐え忍ぶとき
「無念だな‥‥この傷が無ければもっと攻めれたんだが‥‥」
 中型HWからの砲撃を避けるようにガリーニンへ指示をだし、八神はスナイパーライフルによる迎撃を行なう。
 体の不調もあり、自分の愛機に振り回され気味になりながらも戦闘を続けた。
『あまり無茶をしなさんな。おぬし一人で戦っているわけではない』
『そうそう、私たちだって戦えるのよ?』
『たかが岩龍、されど岩龍とな』
 ガリーニンを直衛していた岩十郎、天野、黒川ら3機の岩龍が各々に支援砲撃を撃つ。
 それと共に煙幕装置が発動しガリーニンは進路切り替えを行なった。
『それじゃ、精々俺は派手に暴れて注意をひきつけさせてもらうぜ』
 ジェームス機からそんな通信が飛び込んでくる。
 答える前にS−01Hが空を舞い、ダブルリボルバーをパージした。
 機動力が高まり、まるで生き物のように動き出す。
『これが、俺の48の必殺マニューバの1つ‥‥ブリッツ・ストーム!!』
 零距離でガドリングを叩き込み、自らを狙う敵の攻撃を引き寄せながらもかわして同士討ちさえも平然と行う。
 『電撃戦の嵐』という名前の付いたその空戦機動は早々マネの出来ない動きをしているのは明らかだった。
「あれが‥‥エースの動き」
 あまりの光景に八神は言葉を失い生唾を飲み込む。
『よそ見していると中型の攻撃に当たるぞ』
 シンからの言葉を聞きつけ意識を戻した八神は目の前の戦闘に集中するのだった。
 
●突破口を開け
『これだけ多いとよく見てとは、言い難いが‥‥そこかっ!』
 一はヘビーガドリングを叩き込み、さらにそのリロードの隙を数少ない高初速滑空砲で埋めようとする。
『あと、まだ10機近くいるか‥‥ちぃ、弾切れだ。くそっ!?』
 高初速滑空砲を撃ちつくし、舌うちをしている間も中型HWの砲撃を一は受けていた。
『援護するにゃー』
 弱めて倒しきれなかった敵をアグレッシヴフォースをこめた憐機のヘビーガドリングが落とす。
 キューブワームを殲滅して動きやすくなったとはいえ敵の数はまだ多く、能力者たちはいやおうなしに被弾していった。
「中型以上とは戦いたいって思っていたけれど‥‥さすがに耐えるのもきつくなってきたかな」
 ヴァシュカの乗るアンジェリカも美しいデザインがぼろぼろになってはいたが、それでも多くを倒そうと周防機と共に空を飛び続ける。
 だが、敵もそれを許すわけはなく、大型HWからの攻撃が容赦なく襲ってきた。
 砲塔がせり出し、そこから放たれるプロトン砲による光の槍は騎兵隊の装甲を容易く貫く‥‥。
『すみません損害が大きいため撤退します』
『こっちも‥‥退かせて貰うよ』
 霞澄機、桃香機が共に戦線を下がっていった。
「あちゃー、さすがに厳しいかなぁ〜」
『でも、一発くらいかましたくない?』
「‥‥僕が思うに、ガリーニンを無事逃がすには多少でも攻撃しないとだめだと思うんだよ」
『同じ意見だね。サルファさんいくよ』
『EXのサルファ、了解。小町はガードするから、一発当ててくれ』
「周防さん、そういうことだからもう少し付き合ってもらってもいいかな?」
『まいったね。断れるわけないじゃないか』
 小町とサルファ、ヴァシュカと周防がロッテを組んで中型HW群を抜けていく。
『こちらももうすぐで撤退するが、それまでは支援を飛ばそう。盛大にやってこい』
 ありったけのロケットランチャーを一機から飛び、中型HW群を牽制していった。
「敵をだいぶ逃すから、足止め班の人たちはよろしくお願いー」
 軽くいいながらもブーストを開放し、目の前の敵を4機でまとまりながらさばいていく。
 ガリーニンのそばからでも大きく見えた大型HWの影がますます大きく、威圧的になっていった。
 ヘルメットの下に当たる部分からフェザー砲を大型HWは撃ち出す。
 フェザー砲が空を光で埋め尽くし、4機を包み込んでいった。
『目には目を、光には光っ!』
「もちろん、イッケェェェ!」
 コックピット内が赤いアラートサインをだしている中、ヴァシュカがSESエンハンサーをこめたレーザー砲を放ち、小町機がG型放電装置を発射口に向けて叩き込む。
 爆発がおこったが、後方の傭兵達にはそれが何なのか確認できなかった。

●撤退戦
「4機撃墜、だが脱出は十分できているし大型HWの動きも鈍っているようだ‥‥あれだけの攻撃を受けていて落ちないってのは化け物だぜ」
 シンが味方から得られた情報を整理しながら、毒づいた。
 大型HWはプロトン砲を斉射しつつ後退するよう動いているが、変わりに中型HWの攻撃が激しくなる。
 煙幕で多少それてはいるがそれもあと数十秒程度しかもちそうになかった。
 中型HWの数も半分の10機をきってきている。
 だが、能力者達も武器の弾薬などが突き出し、思うように攻勢にでられないのが現状だった。
 足止め班も戦線を下げて多少余裕のある護衛班の支援を頼りに確実に敵機を減らそうと立ち回っている。
「超伝導アクチュエーター発動。全砲門開放」
 アリスの乗っていた雷電が唸りをあげ温存していたロケットランチャーをばら撒きだした。
 スナイパーライフルも織り交ぜて近づいてくる中型HWへ叩き込んでいく。
『この中型ワームだけは振り払いましょう』
『挟み撃ちー!』
 ソード機はリロードの隙を埋めるかのようにスナイパーライフルとロケットランチャーを交互に撃ちだし、下がってきた桃香機がよけている中型HWにとどめをさしていった。
「ラスト一機がガリーニンのほうへ突撃してくる!」
 余裕かと思っていた状況だが、シンが相手の行動に叫びをあげる。
 一部では見られているがHWは自爆する手段を持ち合わせていた。
 慣性制御による不可思議な軌道を描きながら、HWが突撃してくる。
「させるかっ、このおぉ!」
 シンは大きく叫び、アグレッシヴフォースをかけて、ありったけの長距離バルカンの弾丸をばら撒いた。
 湾曲装甲にいくつか跳弾されるが、ついにはフォースフィールドを撃ち破りガリーニンの手前で撃墜に成功する。
『大型HWは撤退していくな‥‥このまま進路をとれば大丈夫だろう』
 ルナフィリアのウーフーより周囲の状況報告が各自になされた。
『あと、勝手に落とさないで。一応‥‥飛んでるよ‥‥』
 ゆっくりと小町機ら、大型HWに一矢報いた4機が上昇してくる。
 飛んでいるのが不思議なほどにボロボロだったが、4機そろってガリーニンに追いついてきた。
『やれやれ、馬鹿ばかりだが嫌いじゃないな。こういうのも』
 ジェームスが上がってきたメンバーを確認し笑いながら合流してくる。
 彼のS−01Hも被害がないとはいえないが、被弾状況は軽かった。
『あなたも十分無茶をしているように見えましたけれど‥‥基地についたら武勇伝のひとつでも聞かせてください。主にドッグファイトについて』
『それは是非聞きたいな。できれば48の必殺マニューバも』
『よしてくれよ、人に教えられるようなタマじゃない』
 レールズの一言に八神も乗り出す。
 だが、ジェームスは声を上ずらせて、先に飛んでいくのだった。