タイトル:ケビンの旅立ちマスター:後醍醐

シナリオ形態: ショート
難易度: やや易
参加人数: 8 人
サポート人数: 0 人
リプレイ完成日時:
2011/12/27 22:54

●オープニング本文


 空を見あげれば、灰色が一面を覆いどんよりとした天気に包まれる。
 見下ろせば、重苦しい空気が辺りに立ち込める。
 『希望』という言葉はなく、『絶望』をも通り過ぎ、ただただ『諦め』という言葉が支配していた。
 確かに『希望』は在ったのかもしれない、が、『現実』の前に胡散霧消してしまった。
 過酷な『現実』は『空想』に人を逃げこませるが、『現実』がそれを許さなかった。
 だから―― 観念し、『諦め』たのだった。


 タイ チェンマイ県
 とある寒村。
 この村は――一人の少年と年寄り達から成り立っていた。
 なぜなら、村人であるはずの多くの若者達は戦いに赴き――そして、帰って来なかったからだ。
 少年はその時、赤子だったから今、こうして残っているだけだった。
 それも過去形になろうとしていた。 ――なぜなら、今、村には15歳になった『少年』しか居ないのだから。
 少年は墓穴を埋めている。
 最後の年寄りの墓穴――母親がわりだったお婆さんの分だった。
 少年はかつて金髪だった白銀の髪を振り回しながら、幼さ残る顔は無表情で一心に墓穴を埋めている。
 そう――少年の周りに広がる墓は少年が葬ったものだ。
 そのほとんど死因は老衰や病気によるものだった。
 墓穴を埋め終わり、簡素な木の十字を刺すと踵を返し少年は最後の望みを賭け、村を出ていくことにした。
 このまま朽ちても良かったのだが――お婆さんの遺言が彼を動かしたのだった。
「ケビン、生きて」
 少年――『ケビン=ルーデル』はその言葉を頼りに生きようと思った。
 そして、『生きる』ためにケビンは村を出る決意をした。
 だが――生きるのに難しい世界だった。だから、生きるため手段は限られてくる。
 具体的には『傭兵』になること、そのためにも村を出てエミタの適性試験を受けられる様にならないといけない。
 それと、万が一適性がなかった場合に備えて手に職つけるために技術を学ぶ必要がある。
 兎にも角にも、ここから出て行かないと事には始まらない。
 一人で街まで向うのも手だったが――情報が欲しかった――何より、人恋しかった。
 ケビンは手紙を巡回していた郵便員に託した。


 はじめまして。
 僕はタイに住むケビン=ルーデルといいます。
 住んでいた村は僕一人になったので村を出ようと思います。
 できたら傭兵になりたいなと思います。
 でも、僕は村を出たことがあまり無いのでよくわかっていません。
 だから僕を街まで連れていっていく合間に色々教えて欲しいのです。
 世界のことや傭兵のこと‥‥いろんなことを。
 お礼は僅かかもしれません。
 それでも良かったらお願いします。

 ケビン=ルーデル

●参加者一覧

終夜・無月(ga3084
20歳・♂・AA
UNKNOWN(ga4276
35歳・♂・ER
時雨・奏(ga4779
25歳・♂・PN
ハンナ・ルーベンス(ga5138
23歳・♀・ER
エイミー・H・メイヤー(gb5994
18歳・♀・AA
夢守 ルキア(gb9436
15歳・♀・SF
荊信(gc3542
31歳・♂・GD
坂上 透(gc8191
10歳・♀・FC

●リプレイ本文


 タイ チェンマイ県 某所
 
 ケビンから依頼を受けた傭兵たちがケビンの村に集まっていた。
 その中で何人か古強者な傭兵がいた。
 一人は終夜・無月(ga3084)、もう一人はUNKNOWN(ga4276)。
 傭兵としての経験という意味では心強い二人だ、沢山のことを少年に伝えるだろう。
 依頼帰りに依頼を受けた 時雨・奏(ga4779)。
 その陽気さは少年の心を開かせるだろう。
 少年に――世界と絆を知らせたく参加した ハンナ・ルーベンス(ga5138)。
 その慈愛は彼の心を包み込むだろう。
 生き方を「人として」の生きた方をアドバイスするために参加したエイミー・H・メイヤー(gb5994)。
 そのアドバイスは――彼の糧になるだろ。
 少年の想いを――自分の想いを少年と互いに語り合い、セカイを教える為に参加した夢守 ルキア(gb9436)。
 その語らいは、少年の心に留まるだろう。
 義の人、世間の厳しさを伝える為に参加した荊信(gc3542)。
 その厳しい言葉は少年に「現実」に眼を向けさせ、覚悟を、信義を少年にもたらすだろう。

 最近、傭兵になった坂上 透(gc8191)良き道を歩むことに期待して参加。
 彼と同世代で傭兵になった彼女に彼にとっての指針となるだろう。
 
 傭兵たちの想いが――これからの彼を形成していく事になる。
 
 「よろしくお願いします」
 集まった傭兵達に礼儀正しく挨拶するのは依頼者の少年ケビン=ルーデル。
「別れの‥‥挨拶をさせて下さい」
 そう言うと、ケビンは墓の方へ向かっていき、傭兵たちもその後についていく。
(墓だらけやな‥‥)
 付いていった場所が墓地だったのにびっくりした時雨。
 墓標に祈りを捧げるケビンと傭兵たち。
「まあこのご時世、寿命全うできたのは幸せやろ、気分切り替えてこーや」
 祈り終わったケビンに声をかける時雨。他の地域だとキメラに襲われることが多いとケビンに教える。
「‥‥はい」
 時雨の話を聞いたケビンは自分達が如何に運が良かったかを知る。
「それでは‥‥出発致しましょう」
 ハンナがそう言うと、別れの挨拶も済み村だった所をケビンと傭兵たちは共に出発した。



 二台のジーザリオに分乗し、目的地まで移動する事となった。
 ケビンはハンナの取り計らいで野営地まで二台のジーザリオに交代に乗ることにした。
 
 一台目のジーザリオには夢守・ハンナ・メイヤー・荊信が乗車していた。
 ジーザリオは舗装されていない道を行く。まるで、それは彼の人生のような。
 緊張の面持ちのケビン。
 そんな緊張しているケビンにハンナは緊張を解きほぐす様に意識して話しかける。
「今は戦いが世を覆っていますが、何時かそれも終わる日が来る‥‥傭兵になれずとも、例えば、腕利きの大工さんを目指しても良いと思います。」
 ハンナは彼に傭兵に成れずとも――否、傭兵以外の道を彼に示した。
「戦いが‥‥終わる‥‥」
 彼が成ろうとしている傭兵――能力者はこのバグアとの戦争が終われば必要がなくなる可能性を示したものだった。
「で、坊主。これから一人で生きてこうっていうんだ。その覚悟は出来てるのか?」
 荊信はそれ以前の――根本的な生きていくという覚悟を彼に問いただした。
「‥‥覚悟‥‥」
 その言葉を噛み締めるように呟きながら考えこむケビン。
「僕は‥‥僕は『母』と『生きる』と約束した。 ‥‥ソレだけじゃない、僕はこの『世界』の事を『知り』たい‥‥ だから、僕は生きたい‥‥ それが僕の『覚悟』」
 唯一の男手だった為、親を世話をする為、村を離れなかった。
 そして、村に届けられた手紙から知らされる世界。
 死別が彼の希望を奪った『絶望』であったなら、母の言葉と外への欲求が彼の『希望』だった。
 そんな彼を見て若いころを思い出す荊信。
「で、お前さんは今まで何をやってたんだ?」
 傭兵になるにしろ普通に仕事をするにしろ得手不得手が分かればアドバイスが出来る。
「出来ること‥‥」
 ケビンに出来ることといえば炊事洗濯、家事一般と鳥を捌いたりと一般的なことだった。
「料理人とかもいいかもね」
 やり取りを聞いていたメイヤーが話しかける。
「料理人‥‥」
 確かにそれも魅力的ではあるが‥‥。
「やっぱり‥‥いろんな世界を見てみたいです」
 あくまでも傭兵を志願するケビン。
「傭兵ったって碌なモンでもねぇぞ、要は金で動く何でも屋だ。手前で筋を通さなけりゃそこいらのゴロツキと大して変わらねぇ」
「そのあたり、お前はどう自分を持つ?」
 そう――傭兵という稼業は時として敵味方に別れる可能性だってあるのだ。
「‥‥まだ、よくわからないけど‥‥」
 答えを出せずにいるケビン。
「‥‥まぁ、まだ時間はある、よく考えるんだな」
 そう――まだまだ時間はある。
「自分の目で、心で、確かめて初めて理解出来る事も有るでしょう‥‥今は何となく傭兵に、でも良いのかもしれません‥‥」
 傭兵になってからでも遅くてはないというハンナ。
 
 
 程なくして、もう一台の車両に移動する時間になって移動するケビン。
 そこには終夜、UNKNOWN、時雨、坂上がいた。
 一両目で傭兵についての話をした事に触れ、意見を聞こうとするケビン。
「――君は、傭兵になりたいのかね?それとも能力者に」
 煙草を燻らせ、鋭い瞳と優しい微笑をしてダンディズムにあふれるUNKNOWNが能力者について優しく教えるとケビンに問う。
「僕は―― 成れるなら、能力者になりたいです」
 能力者になれば少なくとも――バグアとキメラを相手にするだけで済む。と付け加えて答えるケビン。
「Noblesse oblige‥‥譬え力を手にしても其の力には相応の責任が付いて来ます」
 持てる者の責任について語る終夜。
「‥‥手にした力に‥‥比例してね‥‥」
 手を見つめながら語る。
「じゃ、傭兵志望に一つ問題や」
 そんなケビンに質問をかげかける時雨。
「次の二つの依頼、どっち受けるべきか?『A:キメラに襲われた人々の救助。B:敵基地への強襲』」
 質問を吟味して考えこむケビン。
「キメラに襲われた人々の救助?」
 危険性を考えればAだと答えるケビン。
「答、受けんな」
 真剣な表情の時雨が説明する。
「Aは大勢の人が死ぬかもしれん、Bも成功したら報酬期待できそうや」
「けどエミタあっても、別にヒーローになったわけでもないその辺理解できずに勘違いして死ぬ身の程知らずの多い事多い事」
それに――それに依頼完遂できなきゃ誰かが困る。と付け加えて。
「本当に優秀な傭兵は出来ない事はやらない、臆病者と言われようがな」
 実体験なのだろうか、ケビンに諭すように語りかける時雨。
「私はどちらかと言うと、傭兵というのはありだと思う。歴史もあるから、ね。だが、能力者には否定的なのだよ。未来がない」
 そんな、会話を聞いていたUNKNOWNが補足をする。
 そして、かつて傭兵が所属していた民間軍事会社のような組織があったことを教え。
 UNKNOWNが経験してきた世界や文化をケビンに語った。
 
 そんなやり取りをよそに坂上は疲れたのだろうか深い眠りに落ちていた。


 キャンプ
 傭兵たち一行が、宿営地として設定した開けた場所に車両を止めた。
「エミタ移植してから冬場が眠くてしょーがないわ‥‥変温動物に近くなったせいか?」
 車両から降りてきてあくびをする時雨。
「あんときゃ新型クラスと聞いて受けてみれば、まさか鱗と翼が生えるとは‥‥見る?」
 服をちょっとはだけさせて聞いてくる。
「ま、そんな心配も適正試験通ってからか」
 
「野菜たっぷりのパスタと野菜たっぷりのカレーと特に野菜たっぷりでもない御節があるけどー?」
「おせちがいいのう」
 サッと腕を上げて即座に答える坂上。
「肉と野菜のスープもありますよ」
 腕によりをかけて作りますねと笑顔のハンナ。
 皆の食料を使い、食事を用意する時雨とハンナを見てワクワクしている坂上。
 夢守、メイヤー、ケビンは皆が持ってきたテントの設営を一緒におこなった。
 ケビンに設営の手ほどきをする二人。その様子は姉たちと弟の様な光景に見えた。
 その後、ケビンは終夜から戦闘の基礎と鍛練法を教えてもらった。
「‥‥日々の鍛錬が重要ですよ」
 御節のお重と肉と野菜のスープという料理がテントセットに付属していた簡易テーブルの前に並ぶ。
「同じ釜の飯を食うのもええもんやろー」
 ハンナがスープをより分けてケビンに差し出した時、時雨が話しかける。
「はい‥‥」
 久しぶりの大人数での食事に少し涙ぐむケビン。
「――そうだな」
 UNKNOWNがバグア襲来前から襲来後の世界を時にはユーモアを交えて語りだす。
 ランタンの火が揺らめき照らす中、ケビンとそれ以外の傭兵達もその話に耳を傾ける。
 そんな、暖かな夕餉の時間が過ぎていく。
 
 夜――
 ケビンはハンナと共に夕食の片付けをしながら‥‥。
「きっと、私達が出会った事にも意味が有る筈です。このテープを差し上げましょう。レコーダーも一緒に」
「この曲の名前は‥‥『貴方が傍に、居てくれさえすれば』‥‥世が変わり、時を経ても変わらぬ大切な物とは何か」
「生きると言う事は何か。‥‥見つかると良いですね。ケビンさんの答えが‥‥」
 ハンナはテントから取り出して祈るようにケビンに託す。
 
 ケビンはメイヤーに誘われ星空を見ていた。
「あたしは父も母も忙しい人でグランマに育てられたようなものなんだ」
「だから‥‥きっとルーデル氏がいますごく辛いんじゃないかと想像はできるよ」
「絶望しない強さを持ってる貴方ならきっと大丈夫‥‥傭兵でも他の職業でも」
 夜空を見上げたメイヤーの言葉はケビンの心と夜空に染みこんでいく。
「傭兵になって友達ができたり、依頼先で素敵な風景に出会ったり、依頼人さんの笑顔が見られたり、悪い事ばかりじゃないよ」
 ケビンに向き合い、笑顔で語る。
「あたしはお裁縫と料理が得意なんだ。傭兵を辞めたらデザイナーになりたいんだよ」
 もし、傭兵になり、辞めたら何をしたいのかケビンは考える。
「‥‥車の中で言ってくれた料理人かな」
 車内での会話を思い出し、傭兵を辞めたら料理人でもいいなと思ったケビン。
「そっか‥‥。料理は人を幸せに出来るからね。いいと思うよ」
 もし――エミタの適性が無かったら料理人でも良いかなとケビンは思い始める。
「んっ‥‥そろそろ行こうか」
 メイヤーは腕を突き上げ、背伸びをすると立ち上がる。
 共に、テントへと戻っていった。
 男性陣の寝るテントにケビンは寝ていたが――用を足しにテントの外へ出た。
 物陰で用を済ませると、そこにはテントの周囲を警戒している夢守がいた。
「私、ルキアだよ。 ――きみ、愛されてきたんだね」
 ここまでの道のりで警戒や運転に徹していた夢守との初めてのきちんとした会話。
「雨が降らなくて良かったね」
 二人が見上げる夜空は満天の星空だった。
「傭兵の才能って、セカイをどれだけ愛せるかだと思うんだ‥‥星で方位を知り、風で天気を知る」
 そう――セカイは色々な事を教え、恵んでくれる。
「殺しの依頼でナーバスになるヒトもいる。でも、何かに執着があれば死ねないでしょ?」
 自分の価値観で幸不幸は決まる、境遇は関係ない――と付け加えて。
「検査結果がネガティブでも、オペレーターもあるし、カンパネラ学園って言う、勉強出来る場所もある」
 色んな選択肢があることを彼に知らせる――そう、セカイは広いのだ。
 空を仰ぎながら共に語っていく。
「きみの家族って、どんなヒト?私、両親知らないんだ。養父は――」
「寝起きの私を凍った川に叩き込むようなヤツだった、殺したケド」
「‥‥家族は――」
 物心ついたときには母親がわりのお婆さんと共に暮らしていたことをつとつと語る。
 それを静かに聞く夢守。
「きみは、誇りを持てる? 自分に、葬った敵に、生んだ世界に」
「‥‥それは――」


 テントを撤収して目的地に進む傭兵たち。
 ルキア達の運転する車両に乗るケビン。
「僕は‥‥僕の信じたもので筋を通したいです」
 荊信から問われた『ケジメ』に一日中考えた答えついて答えるケビン。
「そうか‥‥安全を考えなけりゃ兵士になるのも手っ取り早くはあるな」
「軍人も伝手とまではいかねぇが知り合い程度ならいなくもねぇ」
「役に立つかはわからんが、軍への入隊希望の紹介状くらいは書いてやっても構わんぞ」
「軍人‥‥ですか」
 考えこむケビン。
「‥‥やっぱり、傭兵になりたいです」
 荊信へ決心した目で答えるケビン。
「そうか‥‥お前の人生だ、お前が決めろ。自分で選んで、自分で背負え」
「俺か? ま、少なからず生きてきて、己の決断に嘆いた事もあったさ‥‥」
「だが、俺が選んで辿り着いた結末だソイツに対する悔いだけは無ぇ」
 ほどなくして坂上達の車両へケビンは移動した。
 車両には――昨日は寝ていた坂上が起きていた。
「ケビンといったか、お主はまだまだ若い、やりたいことをこれから探してゆくのも良いじゃろ」
 坂上は、ハンナと同じようにマイペースやって行けばいいとアドバイスする。
「傭兵になりたいならそれもまた良し、なに食っちゃ寝するだけでも何とかなるなる。我が身をもって保障する。安心せい」
 経験談なのだろうか、すごく具体的な話だ。
「一日一回、支給品もあるしなー」
 補足するように説明する時雨。
「まぁ、お主は真面目そうじゃからなぁ。人の役に立つような仕事をすれば、傭兵に限らずそこそこやっていけると思うぞ?」
「そう難しく考えることなかろうて」
と、難しそうに考えていたケビンの背中を叩く坂上。
 『ぐー』と腹の虫がなる音がした。
「‥‥いる?」
 リュックから大きめの良い匂いがするジャーキーを坂上に渡す。
「おお!ありがたい!」
 満面の笑みを浮かべる坂上。
 
 そんなこんなとワイワイしながら車は進む。
 そして――別れの時がやって来た。
 謝礼を渡そうとするが――。
「お礼はいらないので、その金額で少年が高速艇に乗れないか少し交渉しよう」
 とUNKNOWN。
「ソイツはお前が持っておけ。手前の現状を認めるのも必要だ」
「どうしてもっていうなら、坊主が一人前になった時に酒でも持ってこい」
 と荊信も断った。
 

 それから――
 街でエミタの適性試験をケビンが受けると――適性が認められた。
 外で待っていた傭兵たちに伝え、互いに喜びあった。
 こうして――帰還する傭兵達に混じってケビンも高速艇に乗ってLHへ目指すこととなった。


 少年は――小さな世界を飛び出し、傭兵となった。
 彼の前に苦難が立ちはだかるだろう。
 仲間と共に乗り越える事がきっと出来るだろう。